イタリアが「一帯一路」を離脱した。「債務の罠」などあらゆる落とし穴が露見しつつあり国際社会は一様に警戒を強めているが、この構想の危険性を早くから察知して警鐘を鳴らしていたのが安倍元総理。その意志を継ぐ岸田総理もまた同様に厳しい姿勢でこの危険な構想に臨んでいる。今後も外交力に期待していきたい。
目次
安倍晋三首相は(2019年3月)25日の参院予算委員会で、中国の広域経済圏構想「一帯一路」に基づく第3国でのインフラ開発への協力に関し、対象国への適正融資など4つの条件を満たす必要があるとの認識を示した。「(4条件を)取り入れているのであれば、協力していこうということだ。全面的に賛成ではない」と述べた。
4条件として、適正融資による対象国の財政健全性のほか、プロジェクトの開放性、透明性、経済性を列挙した。6月の20カ国・地域(G20)首脳会合に合わせた習近平国家主席の来日を控え、中国が威信をかけて推進する一帯一路への立場を明確にした形だ。
引用元:www.nikkei.com(引用元へはこちらから)
安倍晋三首相は25日の参院予算委員会で、中国の広域経済圏構想「一帯一路」に基づく第3国でのインフラ開発への協力に関し、対象国への適正融資など4つの条件を満たす必要があるとの認識を示した。「(4条件を)取り入れているのであれば、協力していこうということだ。
安倍総理大臣は一帯一路構想を掲げる中国をけん制しました。6月(2019)年に大阪で開かれるG20=20の国と地域の首脳会合を前に、各国を歴訪中の安倍総理は、2ヵ国目となるイタリアを訪問しました。
首脳会談でイタリアのコンテ首相は、25日から中国で開かれる巨大インフラ整備がテーマの「一帯一路フォーラム」に出席すると説明しました。これに対し安倍総理は、第3国のインフラ整備では、その国の財政健全性や、プロジェクトの透明性を重視するとした日本の方針を伝えました。
中国については、インフラ投資で相手の国を借金漬けにしているとの批判があり、苦しい財政状況から中国への接近が目立つコンテ首相に対し、中国との向き合い方に注文を付けた形です。
引用元:txbiz.tv-tokyo.co.jp(引用元へはこちらから)
スポンサーリンク
スポンサーリンク
4年振りに開かれた一帯一路フォーラムに参加してきた。二階先生がご体調を崩され参加されなかったので、日本からは私一人の参加となった。日中間には処理水の放出問題など課題が多いが、だからこそ対話が求められる。今からでも150カ国、三千プロジェクトの一帯一路に日本も参加すべきと思う。 pic.twitter.com/yAb9tgKxTg
— 鳩山友紀夫(由紀夫)Yukio Hatoyama (@hatoyamayukio) Oct 20, 2023
勘違いされた方がおられましたが、私が申し上げたのは今回の一帯一路フォーラムの参加国でなく、一帯一路の参加国は150カ国あまりです。安倍総理時代に第三国への日中の協力という形で日本も一帯一路に関わる予定だったと伺っています。今からでも一帯一路に参加すべきではないでしょうか。
— 鳩山友紀夫(由紀夫)Yukio Hatoyama (@hatoyamayukio) Oct 22, 2023
日本の岸田文雄内閣総理大臣は、4月29日から5月6日までの日程で、インドネシア共和国、ベトナム社会主義共和国、タイ王国、イタリア共和国及び英国を訪問する予定になっている。
5月3日火曜日には、岸田首相はイタリア・ローマに到着する。
そしてイタリアのマリオ・ドラギ首相との首脳会談を行うことになっている。
イタリア側の報道では、この岸田首相の各国への訪問は、各段階に深い意味があると言っている。
引用元:www.newsweekjapan.jp(引用元へはこちらから)
イタリアは最近、親欧・大西洋主義の精神が強まっており、特に日本政府の対ロシア制裁などは必然的にポジティブなイメージを与える要素となり大変高く評価されている。訪問中、岸田首相は「自由で開かれたインド太平洋」の創設を視野に入れ、各国との協力をさらに強化するために努力するつもりであると述べている。
イタリアも「インド太平洋地域における協力に関するEU戦略」でのイタリアの貢献に関する文書でも繰り返し述べているが、イタリアは自由で開かれたインド太平洋のアイデアを支持しており、産業協力と安全保障について日本と話し合うことができることは大変意義のあることであると見ている。
引用元:www.newsweekjapan.jp(引用元へはこちらから)
岸田首相がヨーロッパにおける外交の舞台として訪問先にイタリアを選んだ理由として、イタリア側メディアの考察によると、ドイツ・ショルツ首相によってされた宣言に要約されているというが、それは何かというと、ショルツ首相は就任してすぐ、東京からの脱グローバル化を宣言し、また、保護貿易主義についても語ったからだという。
引用元:www.newsweekjapan.jp(引用元へはこちらから)
スポンサーリンク
スポンサーリンク
| 日本の弾丸外交ツアーのテーマ「自由で開かれたインド太平洋」 日本の岸田文雄内...
フィリピン政府は、国内の主要な3件の鉄道建設プロジェクトについて、中国からの資金援助を白紙に戻す意向を公式に示した。領有権問題などで両国の関係がぎくしゃくしていることが背景にあるが、フィリピン政府はアメリカや日本が主導する機関など、中国以外からの支援が確保できると自信を持っている。
引用元:news.yahoo.co.jp(引用元へはこちらから)
日本の岸田文雄首相は11月3日、2日間にわたるフィリピンを訪問。その主な目的は、両国間の防衛連携強化にあった。フィリピンは、日本が「同志国」向けに新たに立ち上げた、政府安全保障能力強化支援(OSA)プログラムから恩恵を受ける最初の国となった。岸田は、フィリピン海軍向けに6億円相当の沿岸監視レーダーシステムを供与するとの書簡に署名し、さらにその後、フィリピン沿岸警備隊向けに巡視船5隻の追加供与も決定した。
引用元:news.yahoo.co.jp(引用元へはこちらから)
フィリピン政府は、国内の主要な3件の鉄道建設プロジェクトについて、中国からの資金援助を白紙に戻す意向を公式に示した。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
イタリアに続きフィリピンも、中国「一帯一路構想」を離脱する意向(ニューズウィーク日本版)#Yahooニュースhttps://t.co/nWYCHafry0 物凄く岸田総理が外交力を発揮しとる……!流石、外務大臣を経験しているだけあってここ一番という時は外していないですね……。
— スカーレッドG (@kemono_fm192hz) Nov 7, 2023
スポンサーリンク
スポンサーリンク
この記事に問題があると考えた場合、こちらから作者様にご連絡をお願いします。