「世襲議員」を嫌味ったらしく批判をする蓮舫氏。しかし立憲民主党にも世襲議員は多くおり、その議員たちにブーメランが刺さることになっているのですが、蓮舫氏は相変わらず考えなしに批判していることが伺えます。結局野党が体たらくなのも
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「日本の政界における世襲」は、各国と比べても飛びぬけて多く、国政選挙のたびに問題とされますが、岸田総理が長男を秘書官としたことで、改めて注目されています。
非世襲議員として政治の世界に身を置き、今はメディアで、国民の側からのいろいろなご意見をうかがう立場のわたくしには、両者の言い分が、どちらもしみじみとよく分かります。今の時代、世襲の問題に限らず、「政界の常識」は「世の中の非常識」になってしまっていて、そして、何をやっても裏目に出てしまい、両者の溝はますます拡大し、国民の政治不信は高まる一方、という悪循環にあるように感じます。
引用元:www.kobe-np.co.jp(引用元へはこちらから)
元自民党国会議員の金子恵美氏が13日、TOKYO MX「ばらいろダンディ」に出演。世襲議員について「即戦力ですぐ仕事ができる面もある」として、「すべてを否定するべきではない」と理解を示した。 岸信夫前防衛相が引退を表明し、長男を擁立する意向...
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岸信夫前防衛相が引退を表明し、長男を擁立する意向であることに対して、コメントを求められた金子氏。「世襲議員に対しては厳しい目があると思うんですけど、私は自分が地盤もないところから出たので、地盤・看板・カバンのある世襲議員が選挙にばかり力を注がなくていいというのは、羨ましく思ったんですね」と自らの体験をふまえて、正直に語った。
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その上で「本来やるべきことは政策立案だったり、国会で腰を据えて自分のやるべきことに集中できるのは、選挙がない方だったり、安心して選挙に強い、地盤がしっかりしている方はそれができていて、そうじゃない議員からすると、とにかく地元まわって選挙活動ばかりやっていて、これはちゃんと政策ができているのかと思うこともあったので、そういう意味でいうと、世襲議員っていうと、親のただただ既定路線という感じがするけど、政策にしっかりと腰据えてできるという即戦力でもあるし、秘書もされてるので、人脈とか地元の方とゼロから積み上げていく時間がなくてもすぐに仕事ができるという面もあるので、すべてを否定するべきではない」と理解を示した。
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自民党に多く見られる世襲候補の当選率が高いことから、野党の新人候補が選挙中に散々と世襲批判をするのが定番となっているが、これは完全に勘違いで悪手でもある。最終的に選挙で判断するのは有権者であって、その判断を批判している野党に票が入るわけがない。世襲が有利であることは否定しないが、そもそも期待できない野党のだらしなさが世襲による「安定」を選択させているのだ。
引用元:ksl-live.com(引用元へはこちらから)
世襲が有利と言われる最大の理由は「金」である。世襲で引き継ぐジバン(地盤)・カンバン(看板)・カバン(鞄)のうち、地盤と看板は世襲でなくとも前任支部長からある程度は引き継ぐことができるが、鞄だけはそうもいかない。政党支部以外の後援会や団体からの資金となると、やはり世襲でなければ引き継がせてもらえない。非世襲の野党新人候補でも参議院の野党第一党クラスなら、支部立ち上げ時に数千万の資金が党から投入されることがあるが、選挙に向けて長期の地盤培養活動となると世襲の圧倒的な資金力に太刀打ちはできない。
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ただし、世襲と言えども楽をして当選することはできない。そもそも後継指名を受けても、それは後援会内での後継指名であって県連が認めて党が公認するかどうかは別の話だ。今回の岸氏の後継指名も後援会の集まりで後継希望を述べたに過ぎず、県議などが国政チャレンジへの機会を伺っている場合は県連内で選考が行われる。この場合に世襲が優先されているようにも見えるが、世襲への批判もあって後継指名を受けた人物が適格かどうかも厳しく審査される。さらに世襲の後援会には重鎮と呼ばれるような地元の名士が名を連ね、親父を支えてきたという自負から、その息子への接し方は容赦がない。当人のもとに集まったわけではない後援会の指導には、並大抵の胆力では耐えられない。
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世襲には批判も多く、それ自体がリスクとも言えるだろう。世論を見れば憎まれ役のような世襲よりも庶民的な新人候補に票が集まりそうなものだが、世襲批判をする野党の新人はことごとく落選し、自民党の一強体制が崩れるような気配すらない。
この原因は野党候補の言動や振る舞いにあり、これを改善しない限り自民党の世襲候補が次の衆院選でも軒並み当選するだろう。
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