出典:116手目の局面
図は高野四段が△8六歩と歩を垂らして、着実な攻めを目指してきたところ。解説の田中寅彦九段は「こういう局面で受けるのは筋が悪い。放置して飛車をとらせる間に攻め込むのが良い。しかし、▲6四銀と打って銀と飛車角を交換してもあまり効果が無い。また、▲3五歩では攻めが続くか分からない」という見解でした。
しかし…。
観戦者に衝撃を与えた、藤井聡太の妙手・名手 10選(中学生編)
2018年3月に中学校を卒業した藤井聡太六段ですが、プロデビューしてからわずか1年半の間にいくつもの妙手(名手)を見せてくれました。この記事では、その中から『中田戦の5五歩』や『広瀬戦の4四桂』など、特に衝撃的だったものを10手選び抜き、1手1手、なぜ衝撃的だったのかを解説していきます。
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