2024年03月12日更新
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【文豪ストレイドッグス】各キャラの性格・能力名の元ネタとなった文豪・文学作品のまとめ!

アニメ『文豪ストレイドッグス』には太宰治、宮沢賢治など実在した文豪と同一の名前を持つキャラが登場します。太宰治が生きる意志の弱いキャラで、人間失格という異能力を使うなど、文豪のエピソードや文学作品を元ネタにしているのが特徴です。そこで元ネタまとめを作ってみました。現在24話までの内容を収録

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基礎知識

・キャラの名前は文豪の名前と全く同じ
・キャラの性格は文豪の性格と似ていることが多い
・キャラの能力名は文豪の作品名と一致することが多い
・キャラの能力の内容は文豪の作品の内容と関係している

武装探偵社

太宰 治(だざい おさむ)

出典:bungo-stray-dogs.jp
川に飛び込みたがったり、食堂で首を吊ろうとしたり、生きようとする意志が弱いのが特徴。文豪の太宰が自殺した(未遂も4回ある)ことが元ネタ。

外見は細身で、顔立ちや話し方はどことなく女性的。文豪の太宰が女性一人称の作品を多く執筆するなど、女性的な感性を持っていたことが元ネタか?
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能力名:人間失格(にんげんしっかく)
元ネタ:太宰治の小説『人間失格』

触れただけでどんな異能も無効化できる。元ネタの小説は破滅的な人生を送った主人公が「自分は人間を失格した」と感じるというストーリー。原作者によると人間失格という言葉から異能無効化がパッと思い浮かんだとのこと。また、文豪の太宰が周囲の人間をダメにする傾向があったことも考慮したとのこと。

中島 敦(なかじま あつし)

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出典:bungo-stray-dogs.jp
原作者によると主人公はあえて無個性な人間にしようと思ったとのこと。知名度の低い中島敦という文豪を選んだのもそういった理由からと思われる。
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能力名:月下獣(げっかじゅう)
元ネタ:中島敦の小説『山月記』

虎に変身することができる。元ネタの小説は人生に挫折した李徴という人物が虎に変身してしまうというストーリー。虎になった李徴が月明かりの下で詩を詠む場面があり、それが能力名の由来と思われる。

国木田 独歩(くにきだ どっぽ)

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非常に真面目な性格。理想と書かれた手帳を持ち歩いており、中にはスケジュールが細かく書き込まれている。文豪の国木田が理想主義者だったとされていることが元ネタか。

武装探偵社に入る前は数学教師だった。文豪の国木田が学校教師として数学と英語を教えていたことが元ネタ。
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能力名:独歩吟客(どっぽぎんかく)
元ネタ:国木田独歩のペンネーム『独歩吟客』

手帳に書いた文字列を実体化させられる。文豪の国木田は事実を美化せずにそのまま書く自然主義文学の先駆者として知られている。そういった、書いたものと実物との対応性から、この能力を連想したのだと思われる。

谷崎 潤一郎(たにざき じゅんいちろう)

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実の妹のナオミに愛されているのが特徴。元ネタは谷崎純一郎の小説『痴人の愛』で、そのストーリーは主人公がナオミという魅力的な女性の虜になってしまい破滅するというもの。谷崎の実体験にもとづく小説であるとされ、ナオミのモデルは谷崎の義理の妹とされている。
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能力名:細雪(ささめゆき)
元ネタ:谷崎純一郎の小説『細雪』

周囲の空間に雪を降らせ、その空間内をスクリーンのようにして、自分の姿を隠したり、相手に幻影を見せたりすることができる。元ネタ小説のタイトルになっている『細雪』という言葉は「一粒一粒が小さい雪、あるいは、まばらに降る雪」という意味。細雪が降っていると周囲の様子が見えるか見えないか微妙な状況となることから、この能力を連想したのではと思われる。

ちなみに元ネタの小説は雪子という30歳の女性が、純粋で遠慮がちな性格が災いして、なかなか結婚できないというストーリー。『細雪』というタイトルはそんな雪子の性格や境遇を表したものと思われる。

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谷崎 ナオミ(たにざき なおみ)

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異能力者ではなく、武装探偵社では事務員をしている。実の兄の谷崎潤一郎のことが大好きで、すごい勢いでまとわりついている。元ネタは谷崎潤一郎の小説『痴人の愛』のナオミ。元ネタのナオミは頭も行儀も悪い自由奔放な女性で、最初はカフェで女給をしていた。

福沢 諭吉(ふくざわ ゆきち)

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武装探偵社の社長。文豪の福沢が慶應義塾の創設者であることが元ネタか。着物を着ているのは、1万円札の福沢の服装が元ネタか。

ポートマフィアの刺客をあっさり撃退するほどの武道の達人。これは文豪の福沢が居合道の達人だったことが元ネタ。

能力名:人上人不造(ひとのうえにひとをつくらず)
元ネタ:福沢諭吉の著書『学問のすゝめ』の一節

社員の能力の出力を調整する能力。元ネタの文章は「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」で、人はみな生まれながらに平等だという意味。能力の出力を抑えるということは、異能力者を一般人に近づけることでもあるわけで、平等というイメージに近いものがある。

与謝野 晶子(よさの あきこ)

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梶井から「最近の女性はタフだね」と言われて、「男女同権の世だからね」と返したことがある。文豪の与謝野が女性の自立論を唱えたことが元ネタだろう。

衣装や振る舞いはいかにも大人の女性という感じ。文豪の与謝野が恋愛をテーマにした作品を数多く発表したり、12人もの子供を産んだりしたことが元ネタか。
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能力名:君死給勿(きみしにたもうことなかれ)
元ネタ:与謝野晶子の詩『君死にたまふことなかれ』

外傷を治す能力。しかし、致命傷しか治せないので、軽傷を治したい場合は致命傷になるまで痛めつける必要がある。この能力を活かし、武装探偵社では医務を担当している。元ネタの詩のタイトルは「どうか死なないでください」という意味で、戦争に行った弟の無事を祈る気持ちや戦争に反対する気持ちが込められた詩になっている。致命傷しか治せない設定については、元ネタの詩を「生きて帰ってきてくれることが最重要。軽傷を負っていても気にしない。」と解釈したのだろうか?

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江戸川 乱歩(えどがわ らんぽ)

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ハンチング帽に茶色のスーツという探偵っぽい服装。文豪の乱歩が主に探偵小説を書いていたことが元ネタか。

警察をバカ呼ばわりするなど警察を嫌っているのが特徴。文豪の乱歩が書いた小説は内容が過激だったため、内務省によって検閲され、削除・訂正・発禁といった処分を受けたことがあった。国家権力と相性が悪いというところは共通している。
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能力名:超推理(ちょうすいり)
元ネタ:---

事件の真相が分かってしまう能力。メガネをかけると能力が発動する。本人は異能力だと説明しているが、実は異能力ではなく、ただ推理力が高いだけ。文豪の乱歩が書いた探偵小説に、優れた推理能力を持つ探偵が登場することが元ネタと思われる。超推理というワードが乱歩の作品に登場するわけではない。

宮沢 賢治(みやざわ けんじ)

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2ヶ月前までイーハトーヴォ村に住んでいた。イーハトーヴォとは文豪の賢治が考えだした理想郷の名前。賢治の作品にしばしば、その名が登場する。

農民のような格好をしており、農業に関する詳しい知識を持っている。これは文豪の賢治が農学校の教師をしていたことが元ネタだろう。

愛想がよく、街の人からの評判は良いようだ。しかし、文豪の賢治の場合、地元の人から理解されず、変人扱いされていたらしい。文豪の賢治がもしも現代に生まれていたらという想像をした結果、文ストの賢治が生まれたのかもしれない。
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能力名:雨ニモマケズ(あめにもまけず)
元ネタ:宮沢賢治の詩『雨ニモマケズ』

怪力の異能。鉄パイプで殴られても無傷。また、車を軽々と持ち上げることができる。元ネタの詩の冒頭の「雨ニモマケズ 風ニモマケズ 雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ 丈夫ナカラダヲモチ」をそのまま能力化したのだろう。この詩は病弱だった賢治が自らの願望を書いたものとされている。

ポートマフィア

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芥川 龍之介(あくたがわ りゅうのすけ)

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よくゲホゲホと咳をしている。文豪の芥川が生まれつき病弱で、晩年には胃潰瘍・神経衰弱などを患っていたのが元ネタか。

以前は太宰の部下だった。今でも太宰の力量を認めている。文豪の場合は太宰が芥川を敬愛していたので、文ストでは関係が反転している。

3話での武装探偵社との戦闘では谷崎に重傷を負わせた。文豪の谷崎と文豪の芥川が文学的な論争を繰り広げたことが元ネタか。
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能力名:羅生門(らしょうもん)
元ネタ:芥川龍之介の小説『羅生門』

黒い獣を呼び出し、物体や空間を食いちぎらせることができる。元ネタの小説は「羅生門(平安京の正門)で男が、死体から髪を抜く老婆と出会い、盗人として覚醒する」というストーリー。「強奪」と「門」という、元ネタを象徴する2つのイメージを組み合わせた結果、こういう能力になったのではと思われる。

樋口 一葉(ひぐち いちよう)

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テキパキ仕事をこなす感じの女性。文豪の一葉が、武士の娘であるという誇りを持ち、毅然とした態度をとる女性だったことが元ネタか。

異能は持っていないらしく、銃を使って戦う。文豪の一葉が作家として生活した期間が14ヶ月と短いせいだろうか?

髪は後ろで束ねている。5000円札の一葉の髪型と同じとは言えないが、似たような雰囲気はある。

広津 柳浪(ひろつ りゅうろう)

出典:twitter.com
ポートマフィアの武闘派組織「黒蜥蜴」の百人長。文豪の柳浪が深刻小説や悲惨小説などと呼ばれる社会や人間の暗部を描いた作品を多く残したことをモチーフにしていると思われる。また、柳浪は『黒蜥蜴』という小説を書いており、代表作のひとつとされている。
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能力名:落椿(おちつばき)
元ネタ:広津柳浪の小説『落椿』

指で触れた物体を弾き飛ばすことができる。その威力は鉄パイプをぐにゃぐにゃに折り曲げてしまうほど。元ネタとの関連は不明。

梶井 基次郎(かじい もとじろう)

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「死とは無数の状態変化の複合音楽だ」など、詩的で狂気に満ちたセリフが多い。文豪の梶井が感覚的かつ独創的な詩人だったことが元ネタだろう。

ただ、文豪の梶井は決して反社会的な人間だったわけではなく、性格的には相違点がある。

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阿部昭は、梶井の「底抜けに子供らしい探究心や、苦もまた楽なりと言いたげな行文の克己の表情」などから、「理科系の青年の資質」がやはり感じられ、「それは言葉の最も純粋な意味で健康ということかもしれない」とし、その「健康」が、サナトリウム臭い風景や、病弱な詩人趣味と梶井が無縁であった理由だと考察している。淀野隆三も、梶井の作風を「頽廃を描いて清澄、衰弱を描いて健康、焦燥を描いて自若、まことに闊達にして重厚」と評している。
引用元:ja.wikipedia.org(引用元へはこちらから)
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能力名:檸檬爆弾
元ネタ:梶井基次郎の小説『檸檬』

檸檬爆弾を使う能力ではなく、檸檬爆弾のダメージを受けない能力。ダメージを受けないという設定がどこから来たのかは不明だが、レモンを爆弾にするという発想は元ネタ小説のストーリーそのまま。
<檸檬 (小説)>
三高時代の梶井が京都に下宿していた時の鬱屈した心理を背景に、一個のレモンと出会ったときの感動や、それを洋書店の書棚の前に置き、鮮やかなレモンの爆弾を仕掛けたつもりで逃走するという空想が描かれている。
引用元:ja.wikipedia.org(引用元へはこちらから)

中原 中也(なかはら ちゅうや)

出典:Uploaded by FrenchToast
ポートマフィア幹部。ポートマフィア随一の体術使いという設定だが、文豪の中也は体術に優れていたわけではない。というか、むしろ弱かったようだ。

そのほか、喧嘩っ早い性格で、太宰と仲が悪く、帽子をかぶっていて、背が低い、といった特徴もある。これらは全て文豪の中也の特徴と一致する。
<太宰治にからむ中也 by檀一雄>
大声に喚いて、中原は太宰の消燈した枕許をおびやかしたが、太宰はうんともすんとも、云わなかった。
あまりに中原の狂態が激しくなってきたから、私は中原の腕を捉えた。
「何だおめえもか」と、中原はその手を振りもごうとするようだったが、私は、そのまま雪の道に引き摺りおろした。
「この野郎」と、中原は私に喰ってかかった。他愛のない、腕力である。雪の上に放り投げた。
引用元:nakahara.air-nifty.com(引用元へはこちらから)
出典:ja.wikipedia.org
中也の写真。中原中也記念館館報第3号の「トピックス 中也の帽子 再現」によれば、この写真では山高帽子をつぶしてかぶっているのだそう。当時はそういうかぶり方がおしゃれな人の間で流行していたのだとか。
出典:travel.rakuten.co.jp
中也の結婚式の写真。もちろん右が中也。かなり小柄に見える。

画像出典元サイトからの引用文

中也の弟・思郎がこの写真を撮ったときの様子を次のように回想している。
「二人の写真をとるのに手間取った。2センチも背が高い新婦を、どうして低い新郎より小さく見せるかという難事業にとりくまなければなかったからである。中也を立たせ、孝子を椅子に座らせるという方法がとられたが、それでも真実はかくせなかった。
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能力名:汚れつちまつた悲しみに
元ネタ:中原中也の詩『汚れつちまつた悲しみに…』

重力を操る能力。天井に張り付いたりできる。詩『汚れつちまつた悲しみに…』との関連は特になさそう。むしろ、中也の詩『サーカス』が元ネタではと思われる。この詩ではブランコをこぐ音を「ゆあーんゆよーんゆやゆよん」と表現している。ブランコを重力に逆らう装置と捉えて、この能力を連想したのでは?
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力を完全に開放すると、汚濁状態になる。元ネタは中原中也の詩集『山羊の歌』に収録された詩『羊の歌』の一節「汝陰鬱なる汚濁の許容よ」と思われる。

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泉 鏡花(いずみ きょうか)

出典:bungo-stray-dogs.jp
14歳の少女。文豪の泉鏡花は女性のようなペンネームだが、本名は鏡太郎であり、男性なので注意。

爆弾事件の際に敦に救われてから、敦と仲良くなる。文豪の中島敦がエッセイ『泉鏡花氏の文章』の中で、泉鏡花を次のように賞賛していたことが元ネタか。
私がここで大威張りで言いたいのは、日本人に生れながら、あるいは日本語を解しながら、鏡花の作品を読まないのは、折角の日本人たる特権を抛棄しているようなものだ。ということである。
引用元:ja.wikipedia.org(引用元へはこちらから)
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能力名:夜叉白雪(やしゃしらゆき)
元ネタ:泉鏡花の戯曲『夜叉ヶ池』

剣技に優れた女侍を召喚し、使役する能力。能力名の白雪については、元ネタ作品に登場する女性の龍神、白雪に由来。元ネタ作品の白雪は剣豪だったわけではないが、白雪の行動が原因で大洪水が起きてしまうなど、すごい力を持った存在ではあった。

森鴎外

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ポートマフィアの首領。敦には元医者だと名乗っていた。武器はメス。そのあたりは文豪の鴎外が陸軍軍医として働いていたことが元ネタ。

エリスからは「りんたろう」と呼ばれている。これは文豪の鴎外の本名が「森 林太郎」であるため。

ゲーム理論にもとづく発言が多いのは、文豪の鴎外が東京大学医学部卒であり、文豪にしては珍しい理系であるためか?

能力名:ヰタ・セクスアリス
元ネタ:森鴎外の小説『ヰタ・セクスアリス』

エリス

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鴎外に溺愛されている金髪少女。文豪の鴎外の小説「舞姫」に登場するエリスが元ネタ。「舞姫」は、主人公がドイツでエリスという少女を妊娠させるが、仕事を優先し、エリスを置き去りにして日本に帰るというストーリー。主人公のモデルは鴎外だとされている。元ネタでは鴎外に捨てられてしまったエリスが、文ストでは鴎外を振り回しているところが面白い。

織田 作之助(おだ さくのすけ)

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