立憲民主党は次期衆院選の公約に「消費税減税」を入れるかどうかで迷走しているようだ。迷走のあまり、”実質増税”になるような減税法案まで飛び出す始末。そもそも「消費税減税」を選挙公約に掲げること自体が非現実的なのだが、そんな公約にこだわっている限り、常識ある有権者からの票は獲得できないだろう。
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立憲民主党の枝野幸男前代表は2022年11月12日、さいたま市内で講演し、昨年10月の衆院選で当時代表として消費税率の引き下げを訴えたことについて「政治的に間違いだったと反省している」と述べた。立憲は今夏の参院選でも消費減税をかかげていたが、次期衆院選の選挙公約では「見直すべきだと思っている」との見解を示した。
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枝野氏は、衆院選を振り返り、「敗軍の将として、あれ(消費減税を訴えたこと)が敗因の大きな一つだ」と述べた。立憲が医療・介護や子育てなど社会保障の充実を主張していたことに触れ、「そこにお金をかけると言いながら、時限的とはいえ減税と言ったら、聞いている方はどっちを目指すのか分からなくなる。有権者を混乱させてしまった」と述べた。”
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また、枝野氏は「消費税減税で(選挙に)勝てるんだったら、とっくの昔に社民党政権ができている」と述べ、消費減税の訴えだけでは選挙での支持拡大にはつながらないとの見方を示した。”
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昨年10月の衆院選で立憲は、枝野氏を代表として消費減税策を共産党などと共通政策として合意。5%の時限的な消費減税を掲げて戦った。だが、議席を公示前の109から13減らし、枝野氏は責任をとって代表を辞任した。
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「枝野さんは、10月に自身のYouTubeチャンネルでも、消費税減税について『政治的に間違いだった』と発言し、議論になりました。その後、現代表の泉健太氏は『党内において、それぞれの議員が自分の考え方というのは当然、持っている』として、枝野さんの発言は立憲民主党としての見解ではないとしました。
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しかし、公約を掲げて当選して議員を務めている人間が、公約を反故にするような発言をしたという意見は根強いです。消費税に代わる財源が提案できていない点に、立憲民主党の限界を指摘する声も出ています」
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少なくとも、公約を信じて枝野氏に投票した人たちには、裏切りにしか聞こえない発言だろう。
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この政党、バラバラ過ぎません???