2024年03月13日更新

yurionice ユーリオンアイス フィギュアスケート

『ユーリ!!! on ICE』の気づきにくい伏線まとめ！勇利が本当にカツ丼禁止されてる、など

「2話のカツ丼禁止令を3話でも勇利が守っている」「2話で箸を使えなかったユリオが3話で使えるようになってる」など、普通にアニメを見ていても気づきづらい伏線描写をまとめてみました。キャラの関係性の変化や、季節の変化など、気づくと面白いネタがいろいろ。1話から最終回12話まで完全対応。

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出典：Uploaded by FrenchToast

勇利「リンクメイトが事故にあって、僕とても不安で。病院の待合室でその娘と待ってたとき、慰めるように抱きしめてくれたその娘を無意識に突き飛ばしちゃったんです。動揺してるって思われたくなくて。」

そう、自信が持てず女性を突き飛ばしていた勇利が、9話では自ら女性を抱きしめに行く男に変わっていたのです！4話でヴィクトルが上手に勇利の心をケアできていたことが分かりますね。

ハグ無しでは生きられない体になってる？ヴィクトルと勇利のハグ記録！

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8話、ロシア大会SPではキスクラで肩を抱かれ、

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7話、中国大会FSでは氷上で抱きつかれ、

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6話、中国大会SPでもキスクラで抱きつかれ、

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5話、中四国九州選手権大会ではFS終了後にがっちりホールドされ、

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3話、温泉onICE終了時もがっちり抱きしめられていました。

というように、演技をした後はヴィクトルにハグされるのが、勇利にとっての日常になっていたのです。9話でハグ魔になったのは、普段通りハグしたいのにヴィクトルがいないせいでできなったからだと考えられます。

根に持つタイプだった？勇利がユリオの暴言にこっそり反論している！

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9話、ロシア大会FSでの勇利のモノローグ。

「ユリオより僕のほうが体力あるんだよ、ヴァーカ！」

ヴァーカといえば、思い出されるのは…。

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そう、1話でユリオが勇利に言った「才能ないやつはさっさと引退しろ、ヴァーカ！」というセリフ。勇利は普段「ヴァーカ」なんて言わないですし、ユリオの発言を真似ていたことは明らかです。

1話では全く反論できていなかった勇利が、9話では余裕を持って具体的に反論できるようになったわけで、成長したなという感じです。

同格の存在と認めた？ユリオが勇利を初めて名前で呼んだ！

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9話、ロシア大会のFSの演技直前、ユリオはジャンプを後半に6つ入れると宣言し、「じゃなきゃ、JJや勇利に勝てねえだろ」と発言していました。

これは実は初めての名前呼びです。8話以前は「カツ丼」「子ブタ」「豚野郎」などと、決して名前を呼ぼうとはしませんでした。

SPで勇利の強さを目の当たりにし、ライバルとして認めたことで、抵抗なく名前を呼べるようになったという感じでしょうか。

ユリオは「勝ったらカツ丼食べていい」ルールを知っててカツ丼ピロシキをあげたのかも

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9話、勇利は誕生日プレゼントとしてカツ丼ピロシキをユリオからもらっていました。

今までカツ丼を我慢していたのに食べちゃっていいの？と気になりますが…。

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ヴィクトル「勇利は最近このカツ丼を食べたのかい？」
勇利「よく食べています」
ヴィクトル「なぜ？試合に勝ってもいないのに！」

という2話の会話がカツ丼禁止のきっかけになっていたのでした。だから、勝てば食べてもいいわけで、「グランプリファイナル出場を決めた＝勝った」と考えれば、特に勇利の行動に問題はありません。

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また、2話では勇利がヴィクトルに「ヴィクトルとカツ丼食べたい、これからもいっぱい勝っていっぱいカツ丼食べたい！」と言うシーンがありました。ユリオはこの発言を覚えていたからこそ、勇利にカツ丼ピロシキを食わせてやろうと考えたのかもしれませんね。

長谷津はヴィクトルにとって第二の故郷となっていた！

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10話では、カモメの舞うバルセロナの海を見て、ユリオが「長谷津の海を思い出すな、ここ」と言い、ヴィクトルが「俺もそう思った」と答えるシーンがありました。

4話を振り返ってみると、このシーンが重大な意味を持っていることに気づけます。

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ヴィクトル「あ、カモメだ！この街に来て、朝早くカモメの声を聞くとサンクトペテルブルクを思い出すんだ。あの街を離れるなんて思っても見なかったからさ」

サンクトペテルブルクはロシアでヴィクトルが住んでいた街の名前です。つまり、4話から10話までの間に、カモメを見て連想するものが生まれ故郷から長谷津へと変化したのです！長谷津という街がヴィクトルの心の中でかなり大きな存在となっていることが分かります。

ヴィクトルが日本語勉強してる？スマホの表示言語に注目！

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10話、プールでヴィクトルがクリスの写真を撮ろうとしたとき、スマホ画面はこんな感じで日本語になっていました。

ロシア人のヴィクトルが日本語スマホを使っているなんて変だなと思うわけですが…。

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2話、勇利がヴィクトルのスマホを使ってヴィクトルを撮影してあげたときは、画面はロシア語になっていました。

そう、ヴィクトルは日本で過ごすようになってから、表示を日本語に切り替えたのです！日本語を覚えるために影で努力していたんですね。

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ただ、10話の去年のバンケットではヴィクトルのスマホが英語表示になっていたのがちょっと謎です。今までロシアから出るときは世界共通の言語である英語に設定していたということでしょうか。

オタベックの『ユリオと友達になる作戦』はホテルで会ったときから始まっていた？

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10話、オタベックはJJから「オタベックどこ行くんだ！」と聞かれ、サングラスを外して振り向いていました。

なにげない登場シーンに見えますが、直前のユリオのセリフを聞くと印象が変わります。

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ユリオ「サングラスを頭にかける男は総じてクズだぞ！」

JJをクズだと言っているわけですが、ひっくり返せば「まともな人間はサングラスを頭にかけたりしない」という意味になります。

もしかすると、オタベックは「俺はJJとは違うまともな人間だぞ！」とアピールしたくて、サングラスを正しく使っている姿をユリオに見せたのかも。

勇利が指輪を買ったきっかけはJJのインスタ？

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10話、勇利は同じ指輪を2つ買って、教会でヴィクトルと互いに指輪をはめあっていました。

やや唐突にも見える行動でしたが、買い物に出かける前のシーンに伏線が張られていました。

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そう、スマホで見ていたインスタの中に、JJと恋人がおそろいの指輪を見せつけているインスタがあったのです！

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その後、勇利の手がアップで映るシーンがあって、勇利が「ヴィクトル助けてよ」と呟いていました。つまり、以下のような思考過程だったと予想されます。

1. 試合で勝てる自信がなくて不安だ
2. ヴィクトルに助けてもらいたい
3. 試合中もヴィクトルが離れずそばにいてくれればいいのに
4. JJみたいに恋人とおそろいの指輪をすれば、いつでも気持ちは一緒だ！

滑ってみた動画はダンスバトルの延長戦だった？

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10話で勇利は「このダンスバトルで、おいが勝ったらコーチになってくれるとやろ？」と発言していました。陸上でのダンス勝負にヴィクトルが意味を見出すとは思えませんし、そんな約束をヴィクトルがしていたとは考えづらいです。酔った勇利の妄言だったと思われます。

しかし、ヴィクトルの表情から考えて、この発言はヴィクトルの心に強く残ったはずです。

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そのため、1話の勇利の滑ってみた動画をヴィクトルはダンスバトルの延長戦のように受け取ったのではないでしょうか。

そして、ジャンプなど技術的な部分ではヴィクトルの圧勝でも、音楽性など演技力的な部分で勇利が勝っている部分があったのでしょう。

陸上ではなく氷上での勝負ですから、ヴィクトルも重く受け止めたはずです。だからこそヴィクトルは勇利の勝利を認め、約束（？）通り、コーチとして日本に来たというわけです。

勇利がバンケットで暴走したのはチェレスティーノのせい？

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10話、勇利をバンケットに連れてきたのはチェレスティーノでした。勇利が暴れていたときも会場にいたはずですが、なぜ勇利の暴走を止めてあげなかったのでしょう？コーチ契約を解消するから「勇利がどうなろうと知ったことではない」と考えたのでしょうか？

答えは6話にありました。

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そう、チェレスティーノは全く飲めないタイプなのです。たぶん、バンケットでもこんな状態になっていたのではないでしょうか。あるいは、飲めないから早々に退出したのかもしれませんね。

バンケットの大惨事を見た後だと、みんなの対応が違った意味に思えてくる！

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10話、去年のバンケットで勇利が飲みすぎて大暴れしてしまったことが判明。

勇利は記憶を喪失していたようですが、去年のグランプリファイナル参加者はこの事件を知っていたと考えていいはずです。

ではあらためて参加者の皆さんの発言・行動を振り返ってみましょう。

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まずはサーラ。ロシア大会前にホテルで勇利と遭遇し、ハッとした表情をしていたのが意味深でした。

当初は「勇利と知り合いなのでは？」「好意を抱いているのでは？」などと言われていましたが、今見ると「あ、この人、去年、踊り狂ってた人だ！声かけないほうがいいかな」という表情だったと分かります。

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次はミケーレ。サーラと喧嘩した後に「明るいだけのチェコ男がいいんか。それともムッツリスケベそうな日本男がいいんか」とぼやいていました。

やけになって適当なことを言ってるのだと思った人が多いはず。しかし、今見ると普通に事実を指摘していたのだと分かります。

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そしてヴィクトル。グランプリファイナル前日にクリスマス市を眺めながら、

ヴィクトル「ホットワイン飲む？」
勇利「試合前は飲まないようにしてるから」
ヴィクトル「そう…だったね…」

断られてヴィクトルが落ちこんでると思った人が多いはず。しかし、今見ると「そうだったね、飲むと暴れちゃうもんね。っていうか、自覚はあるんだね」という意味だったと分かります。

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また、3話では「君は今まで何回本番で失敗してきた？勝てるスキルがあるのになぜ発揮できない？」という発言もありました。勇利の過去の試合を調べて勝てるスキルを持っていることを確かめたのだと思った人が多いはず。しかし、今見ると「バンケットで見せたダンススキルがあれば勝てないはずはない」という意味に聞こえます。

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さらに2話ではヴィクトルが勇利に迫って、勇利が慌てて逃げるシーンがありました。そこでヴィクトルは「なんで逃げる？」と本当に不思議そうな顔をしていました。

日本人のシャイな気質を理解できないのだと思われていましたが、今見ると「バンケットではそっちから迫ってきたくせになんで逃げる？」という意味だったと分かります。

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最後におまけで南くん。5話で「勇利くんに黒歴史なんか一個もなかです！」と言い放った彼ですが、バンケットの事件はさすがに黒歴史扱いするのでしょうか？

でも意外と変わらない気もしますね。「踊り狂ったからヴィクトルに認めてもらえたとです！黒歴史なんかじゃなかです！」などと言うのかも。

ヴィクトルが勇利の家を特定できた理由！温泉という情報が重要だった！

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以前から「ヴィクトルはどうやって勇利の家の場所を知ったのか？」と疑問に思われていました。

しかし、10話で勇利が「ヴィクトル～！シーズン終わったら、うち温泉やってるんで来てください！」と発言していたことが判明。

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1話で説明があったように、勇利は日本の特別強化指定選手という有名人ですから、長谷津出身であることぐらいはネットで調べられるはずです。

問題は長谷津と温泉という2つの情報だけで勇利の家を絞りこめるかですが…。

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なんと1話で勇利が「僕の生まれ育った町、九州長谷津。唯一の観光資源だった温泉旅館もどんどん潰れ、残ったのはユートピアかつきだけ」と説明していました！そういう状況ならば、特定できても全然おかしくありませんね。電車で長谷津まで行って、タクシーに「温泉に連れてって」と言えばいいだけなのですから。

ヴィクトルはコーチを頼まれたことをほのめかしていた

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10話で「Be my coach！ヴィクトール！」と勇利のほうからヴィクトルにコーチを頼んでいたことが判明。

ここで、あらためて4話を振り返ってみましょう。

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ヴィクトルは「勇利はなんで俺がコーチを引き受けたか分かってる？」と発言していました。完全に「頼まれた」という前提で喋っているのが分かるはず。

自分から押し掛けてきておいて「引き受けた」なんて変な言い方だなと思うシーンでしたが、今見ると全然普通ですね。っていうか、勇利も赤くなっていないで、ヴィクトルの発言に違和感を持つべきだったのでは。

ユリオはバンケットの恨みを飛び蹴りに込めていた？

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10話でユリオもダンスバトルに参加させられていたことが判明。ユリオいわく「マジであれは胸くそ悪かった」とのこと。

確かに、振り返ってみるとユリオの勇利に対する態度がバンケット前後で変化していることが分かります。

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まず1話の時点では、ユリオはドアを蹴っただけで、勇利に直接的な攻撃をしかけたりはしていませんでした。

バンケットの開催はこの出来事の後です。

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そして、バンケットが終わって、2話で再会。1話よりはるかにユリオの攻撃性がアップしていました。ヴィクトルを横取りされた恨みもあるのでしょうが、バンケットで恥をかかされた恨みも間違いなく入ってるはずです。

約束を忘れる勇利と、約束を忘れられるユリオ

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10話、ヴィクトルと勇利の場合は、コーチになる約束をヴィクトルは覚えていて、勇利は綺麗さっぱり忘れているという関係でした。

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一方、ヴィクトルとユリオの場合は、2話で次のようなやりとりが。

ヴィクトル「忘れてた、すっかり。でも俺、忘れっぽい性格って、知ってたでしょ？」
ユリオ「ああ痛いほどな。でも約束は約束だ。新しい振付け作ってもらうぞ！」

勇利とユリオでは、ヴィクトルからの好感度に差がありすぎる感じです。温泉onICEをする前から勝敗は決まっていたのかも。