各線はそれぞれ次の機関の予想を表しています。
赤:香港気象台
紫:米軍合同台風警報センター
橙:気象庁
青:中国気象局
緑:台湾交通部中央気象局
黄:大韓民国気象庁
水:フィリピン大気地球物理天文局
気象庁と米軍が伊豆半島上陸を予想できているのに対して、アジア各国はかなり西寄り、静岡県の中部から西部に上陸する進路を予想してしまっています。
さらにさかのぼって、8日21時時点では…。
各線の色でどの国のコンピューターなのか区別できるようになっています。
赤:ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF-IFS)
紫:アメリカ海洋大気庁(NCEP-GFS)
橙:イギリス気象庁(UKMO-UM)
青:カナダ気象庁(CMC-GEM)
緑:アメリカ海軍(FNMOC-NAVGEM)
黄:気象庁(JMA-GSM)
ではさかのぼって、8日9時の時点ではどうだったかというと…。
・米軍と気象庁は伊豆半島上陸を予想できている時期が多く、精度が高かったと言える
・アジア各国の気象機関の予想は米軍と気象庁ほど精度が高くなかった
・世界のコンピューターの予想は精度が高まるまでに時間がかかり、初期の時点では精度が低かった
台風が来たときは気象庁と米軍のどちらか一方をチェックしておけば問題なさそうです。
台風19号は12日19時前に静岡県の伊豆半島に上陸。その後、関東を縦断し、太平洋の東に抜けて、13日の12時に温帯低気圧に変わりました。