2024年03月23日更新
コンレボ conrevo アニメ

『コンクリート・レボルティオ』に登場する超人の元ネタと思われる特撮番組・アニメのまとめ!

アニメ「コンクリート・レボルティオ」に登場する超人たちの元ネタを敵味方問わずまとめました!設定や外見がぴたりと一致しているケースが多くて驚きます!また、一人の超人につき、複数の元ネタがあるケースが多いので、読んでいるだけでどんどん昭和の特撮番組やアニメに詳しくなれます!1期が対象、2期は別記事で。

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出典:page6.auctions.yahoo.co.jp
「おきあがりポロンちゃん」によく似ています。ポロンちゃんは赤ちゃん用のおもちゃです。起き上がりこぼしになっていて、揺らすと音が鳴ります。発売は昭和45年前後のはずです。

【9】エクウス = マジンガーZ初期案 or 鋼鉄ジーグ

出典:concreterevolutio.com
エクウスは車から4本の足が生えたようなデザインが特徴的です。ちなみにエクウスは英語で馬の意味です。エクウスのデザインはおそらく、マジンガーZの初期案が元ネタです。マジンガーZの漫画およびアニメがスタートしたのが昭和47年からなので時期もあっています。

マジンガーZの原作者の永井豪の説明が参考になります。
ロボット物の新しいコンセプトが見つかったのは、喫茶店で仕事をした帰り道だった。青信号になったのに、横断歩道が車の渋滞でふさがり、渡れないでいた時だ。車で一杯になった道路をボンヤリと眺めていたその時だ。「車の底から足が出て、いきなり立ち上がり、前の車を跨いで行ったら面白いのになあ~」。この思い付きが、キッカケとなった。
引用元:neutral-neutral.com(引用元へはこちらから)
出典:d.hatena.ne.jp
実際に放送された4本足ロボとしては「鋼鉄ジーグ」があります。ジーグはサポートメカ・パーンサロイドと合体して4本足形態になります。「鋼鉄ジーグ」のアニメ放送期間は昭和50年から51年です。やや時期がずれているので、マジンガーZ初期案のほうが有力でしょうか。

【10】グロスオーゲン = ベムラー + ウルトラマン

出典:jeg-a.xsrv.jp
グロスオーゲンは鳥のようなデザインをした巨大な超人です。

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出典:ameblo.jp
「ウルトラマン」の初期デザインであるベムラーも鳥っぽいデザインです。残念ながら、敵怪獣と見分けづらいとして却下されてしまいました。「ウルトラマン」の放送期間は昭和41年から42年です。
出典:jeg-a.xsrv.jp
グロスオーゲンは過去、瀕死の状態に陥ったとき、生き延びるために地球人の白田晃と融合しました。融合後、普段は人間の姿で行動し、敵が現れると巨大化して戦うというスタイルになりました。
<初代ウルトラマン>

第1話で赤い球に姿を変えて凶悪怪獣を追っていたがその際に誤って衝突し死なせてしまった科学特捜隊のハヤタ・シンの命を救うために彼と命を共有(=合体)しており、普段は彼の姿で人間として暮らしていた。
引用元:dic.pixiv.net(引用元へはこちらから)
出典:matomame.jp
神化46年に爾朗と一緒に去っていったときのポーズは…
出典:napoleon.tokyo
ウルトラマンが空を飛ぶときのポーズに似ています。また、「帰ってきたウルトラマン」の放送開始が昭和46年からなので時期も一致します。
出典:matomame.jp
14話で超人課に捕まったときの磔は…
出典:www.mbok.jp
「帰ってきたウルトラマン」でウルトラマンがナックル星人に敗北し、逆さ磔にされたシーンが元ネタと思われます。コンレボでは爾朗が助けに来ましたが、元ネタでは過去作のウルトラマンが助けに来ました。

【11】メガッシン = ウルトラマンA + メタルダー

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出典:yusaani.com
メガッシンは男ロボと女ロボの合体によって誕生するロボットです。
出典:ultramanace.fan.coocan.jp
「ウルトラマンA」でも男女が合体変身していました。「ウルトラマンA」の放送期間は昭和47年から48年です。
出典:anicobin.ldblog.jp
メガッシンは戦争中に開発されました。善悪を自分で判断できるのが特徴です。合体直後、ロボット刑事来人に一方的に攻撃されていたシーンが印象的でした。
出典:ameblo.jp
「超人機メタルダー」も似たような特徴を持っています(詳細後述)。「超人機メタルダー」の放送期間は昭和62年から63年です。昭和47年から48年に放送された「人造人間キカイダー」を意識して作られた作品で、キカイダーとメタルダーのデザインはよく似ています。
主人公であるメタルダーは、内蔵された「自省回路」により人の心を持ち、自分の存在理由も知らないまま戦場へ赴くうえ、武器を一切使わずに素手で戦い、しかも第1話で敵に敗北するなど、従来の作品とは全く異なるヒーロー像として描かれている。

第二次世界大戦末期に極秘に進められ失敗が続いたが苦労の末メタルダーは完成した。しかし、その時すでに戦争は終わり日本は敗北した。
引用元:ja.wikipedia.org(引用元へはこちらから)

【12】柴来人 = ロボット刑事K + エイトマン + アーネスト・ライト

出典:anicobin.ldblog.jp
柴来人はロボットで刑事という設定です。このシーンでは、顔に涙の跡のような黒い線が浮き出ています。

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出典:dagashiyacard.blog57.fc2.com
「ロボット刑事」のKも似たような設定、外見をしています。「ロボット刑事」は昭和48年に放送されました。
出典:yusaani.com
柴来人が完全に正体を表した姿です。メガッシンに猛スピードで連続パンチしていました。
出典:www.kcat.zaq.ne.jp
「エイトマン」も似たようなデザインになっています。また、加速装置を搭載しており、最高で時速3000kmで走れます。「エイトマン」のアニメ放送は昭和38年から39年です。
出典:zakuzaku911.com
柴来人は真面目な刑事でしたが、合体ロボ女との出会いを経て、鋼鉄探偵ライトとなり、最終的には指名手配されてしまいます。
出典:www.amazon.co.jp
小説「サイボーグ・ブルース」のアーネスト・ライトも似たような経歴を持っています(詳細後述)。「サイボーグ・ブルース」の連載は昭和43年から44年です。「エイトマン」の小説版として企画されたのですが、相違点が多いです。
黒人警官アーネスト・ライトは、同僚に狙撃され殉職したが、サイボーグ特捜官として再生させられた。クライム・シンジケートばかりではなく、腐敗した警察機構をも憎むアーネストは、サイボーグ特捜官(警察機構の一員)である事を嫌悪し、辞職する。

「魂」を持ったアンドロイドとの出会い、不可思議な「ダーク・パワー」との接触を経て、アーネストは、シンジケートと対立する。
引用元:ja.wikipedia.org(引用元へはこちらから)

【13】アースちゃん = 鉄腕アトム + スプートニク + マグマ大使

出典:s1.gazo.cc
アースちゃんの持つ次のような特徴は

・子ども型のロボット
・街の平和を守っている
・角のようにピンと立った前髪
・善悪を見分けられる電子頭脳を搭載
出典:www.kcat.zaq.ne.jp
「鉄腕アトム」と一致しています。「鉄腕アトム」のアニメ放送期間は昭和38年から41年です。

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出典:s1.gazo.cc
アースちゃんは戦闘時は人型に変身するのですが、移動時は丸い体に4本の棒がついたような形をしています。
出典:photozou.jp
人工衛星スプートニク1号も丸い本体に4本のアンテナという形状をしていました。スプートニク1号はソ連が昭和32年に打ち上げた世界初の人工衛星です。
出典:60net.region-net.jp
アースちゃんの飛行形態への変形能力は「マグマ大使」と似ています。マグマ大使は人間形態からロケット形態に変形します。また、マグマ大使を生み出した、地球の創造主の名前がアースであるという繋がりもあります。「マグマ大使」の特撮番組は昭和41年から42年に放送されました。
出典:s1.gazo.cc
神化47年にアースちゃんが研究所でケースに入れられ安置されていたシーンは…
出典:world-fusigi.net
漫画「アトムの最後」によく似ています。「アトムの最後」ではアトムは博物館に保管されており、とある青年によって復活させられます。「鉄腕アトム」の最終回としてよく知られているのは、アトムが太陽に突っ込むというアニメ版の内容ですが、「アトムの最後」はそれとは全く異なる内容になっています。「アトムの最後」は昭和45年に掲載されました。
出典:matomame.jp
2期の19話では兵馬の時計をアースちゃんに組み込み、アースちゃんにタイムマシン機能をつけるという話になっていました。これはアニメ版アトム最終回の続編として作られた漫画『アトム還る』が元ネタでしょう。『アトム還る』では、アトムは宇宙人に修復改造されタイムマシン機能を手に入れます。『アトム還る』の掲載が昭和47年で、アースちゃん改造の話が出たのは神化48年なので時期も合います。

【14】ジェリーゴン = シルバーブルーメ + バリケーン

出典:s1.gazo.cc
アースちゃんに退治されていたクラゲ型怪獣のジェリーゴンは、キノコっぽい本体に、クラゲっぽい足がついていました。こういった外見的特徴は…
出典:blogs.yahoo.co.jp
「ウルトラマンレオ」のシルバーブルーメによく似ています。シルバーブルーメは多数の触手を持った円盤生物です。「ウルトラマンレオ」は昭和49年から50年に放送されました。
出典:kaijyuuroom.blog68.fc2.com
また、ジェリーゴンの頭部のカラーリングは、「帰ってきたウルトラマン」のバリケーンに似ています。「帰ってきたウルトラマン」は昭和46年から47年に放送されました。

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【15】洞窟にいた魚人のマリア = 深きものども + 水棲人

出典:matomame.jp
神化14年に孫竹がガゴンを見つけたとき、孫竹の隣にいたマリアは、人間の姿から魚のような姿に変化していました。この変身能力は…
出典:ja.wikipedia.org
クトゥルフ神話に登場する、深きものどもが元ネタでしょう。深きものどもは海底で生活する種族で、ダゴンと呼ばれる支配者を崇拝しています。ガゴンという命名はこのダゴンから来ているのかもしれません。クトゥルフ神話は様々な作品で用いられている共通の世界観ですが、その代表作とされているのは『クトゥルフの呼び声』で、昭和3年にアメリカの雑誌に掲載されました。
<深きものども>
宇宙から飛来した旧支配者の眷属。レッサー・オールド・ワン。人と交配して種族を増やす。 この深きものどもの血を引いている人間は生まれてから一定の期間の間は人間のような姿をしているが、同族との接触あるいは過度のストレスなどによって「インスマス面」と呼ばれる、深きものども特有のカエルのような顔になってしまう。
引用元:ja.wikipedia.org(引用元へはこちらから)
出典:www.amazon.co.jp
また、孫竹の元ネタが『人外魔境』の折竹であることを考慮すると、マリアの元ネタには『人外魔境』の第5作『水棲人』も入っていると思われます。『水棲人』は昭和15年に掲載されました。ストーリーは次のような感じです。

沼地から浮かび上がったり、沼地に潜りこんだりする女性の姿が目撃される。また、沼地から能面のような顔をした男が浮かび上がるのを見たという人も現れる。水棲人ではないかと話題になり、折竹は沼地の探索に出かける。沼地の地下には迷路があり、そこで折竹は水棲人の正体がただの人間だと突き止める。

【16】初代ガゴン = キングコング

出典:s1.gazo.cc
神化14年に孫竹がインド洋の島で見つけたガゴンは…
出典:gudachan.hatenablog.com
「キングコング」が元ネタでしょうか?キングコングは南洋のドクロ島から連れだされました。映画「キングコング」は昭和9年にアメリカで公開され、同じ年に日本でも公開されました。

【17】ギガントゴン = マンモスコング

出典:s1.gazo.cc
ギガントゴンの、神化34年に天弓ナイトに退治される、という流れは…

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出典:www.hmv.co.jp
特撮番組「月光仮面」のマンモスコングに似ています。マンモスコングは月光仮面に倒されるのですが、その月光仮面が外見的に天弓ナイトによく似ています。「月光仮面」は昭和33年から34年に放送で、時期も一致しています。

【18】ベビーガゴン = ブースカ + ガヴァドン

出典:s1.gazo.cc
ベビーガゴンはひろゆきに弟のような存在として扱われています。また4話予告で「大好きな餃子ライスを食べたら元気いっぱい。ガゴンは君たちの弟だ」という電波社の松本のセリフがあります。
出典:blogs.yahoo.co.jp
「怪獣ブースカ」も似たような設定です。子どもたちから弟っぽい存在として扱われていて、ラーメンが好物です。「怪獣ブースカ」は昭和41年から42年に放送されました。
出典:s1.gazo.cc
ベビーガゴンは子どもたちによって土管に隠されていました。
出典:blogs.yahoo.co.jp
「ウルトラマン」のガヴァドンも土管と縁のある怪獣です。子どもたちが土管に描いた絵が宇宙線によって実体化してガヴァドンになりました。

【19】ビッグガゴン = アゴン + 鉄人28号

出典:s1.gazo.cc
ビッグガゴンは日本怪獣電波という会社の地下で養殖されていました。そして、養殖には右京という人物が関わっていました。この日本怪獣電波および右京という名称は…
出典:blogs.yahoo.co.jp
「アゴン」が元ネタと考えられます。「アゴン」は昭和43年に放送された特撮番組で、日本電波映画が制作しました。そして、この作品には右京博士という人物が登場します。ちなみに、「アゴン」は「ゴジラ」と似ているとして、「ゴジラ」制作側からクレームをつけられたことがあります。「ゴジラ」が元ネタの爾朗と「アゴン」が元ネタのビッグガゴンの戦闘には、そのあたりの事情が反映されているのかもしれません。

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