2024年03月18日更新
ウマ娘 umamusume 競馬

【ウマ娘 プリティーダービー】3話の元ネタまとめ

アニメ『ウマ娘 プリティーダービー』3話に登場した、史実由来のネタをまとめました。「サイレンススズカが11馬身差つけて勝ったレースは1998年の金鯱賞」「スペシャルウィークのファスナーが閉まらないのは馬体重10kg増が元ネタ」「史実の皐月賞でもセイウンスカイはゲート入りを嫌がっていた」などなど。

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サイレンススズカが11馬身差つけたレース

出典:3話
サイレンススズカがゴールを過ぎた後、3秒ぐらい誰も画面に映らず、まるでサイレンススズカが一人で走っていたかのようになっていました。トレーナーいわく、「2着と11馬身、あいつの速さは本物だな」。

元ネタは1998年の金鯱賞です。
出典:www.youtube.com
あまりにも大差がついていたため、まだサイレンススズカがゴールしていないのに実況が「サイレンススズカ4連勝!」と叫んだりしてました。

中京競馬場のゴールのデザインもしっかり再現されていたのが分かるはず。
ほかのウマ娘のレースも、順位やゼッケンから元ネタを特定できました。

スペシャルウィーク → 1998年のきさらぎ賞(G3)
ウオッカ      → 2006年の新馬戦
ダイワスカーレット → 2006年の新馬戦
ゴールドシップ   → 2012年の神戸新聞杯(G2)

ゴールドシップの逆立ち

出典:3話
ウィニングライブでゴールドシップは片手逆立ちをしてしまい、トレーナーから「ライブもしっかりしろ!」と怒られてました。

そういった描写はゴールドシップが非常にヤンチャな性格だったことを元ネタにしていると思われます。
出典:millefanti.exblog.jp
騎手が乗っているのに、こんな感じで大暴れすることがたびたびありました。

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テイオーステップ

出典:3話
トウカイテイオーが歌とダンスの先生をすることに。ちなみに彼女が歌っていた曲は、彼女のキャラソン『恋はダービー☆』です。

まあそれはいいのですが、重要なのは彼女が見せた軽やかなステップです。ウオッカはテイオーステップと呼んでいました。この動きにはちゃんと元ネタがあります。
《トウカイテイオー》
パドックでの歩様は 「テイオーステップ」 と呼ばれて親しまれていました。足首が柔らかいのか、普通に歩いていてもクッションみたいな動きをして、ちょっと前足をチャカつかせるような動きをするときには本当に空に浮き上がっていくかのようなふわふわとしたステップになりました
引用元:ckworks.jp(引用元へはこちらから)

グラスワンダーの怪我

出典:3話
グラスワンダーは右足に包帯をしていて、「足を怪我しているんです。レースに出られるだけラッキーぐらいの気持ちでいけば気楽ですよ」とスペシャルウィークを励ましていました。

この怪我は史実にもとづく描写です。実はグラスワンダーはスペシャルウィークと同じく1995年生まれの馬で、ライバル的な存在です。しかし、スペシャルウィークが活躍し始めた1998年の春の時点で右後脚の骨折が発覚し、レースには出られない状態だったのです。1998年の秋からレースに復帰したので、アニメでもそのうち怪我は治るはず。

セイウンスカイの不調

出典:3話
弥生賞の直前、セイウンスカイは「なんか調子が悪いんだよね、次もなんとかなるといいけどなあ」と弱気なコメントをしていました。

これはセイウンスカイが弥生賞の前にソエ(管骨骨膜炎)を発症していたことが元ネタです。弥生賞までにソエがやや回復したので、弥生賞への出場を決めたのですが、万全の状態とは言えませんでした。
《ソエ》
その発症の正確な原因については今でも明らかになっていないようです。一般的には、成長し切っていない若馬に強めの調‌教などを課した場合、化骨不足の管骨背側面に過剰な力が掛かり、それが原因で管骨が炎症を起こしたものと考えられています。ソエを発症した馬はとても脚を痛がるので発見は容易です。
引用元:blog.goo.ne.jp(引用元へはこちらから)

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弥生賞

出典:3話
弥生賞ではスペシャルウィークが坂でキングヘイローを抜き、坂を登りきった後、一気に加速してセイウンスカイも抜いて勝利。そういったレース内容は1998年の弥生賞と一致していました。

また、レース後、トレーナーが「あの末脚は天性のものだな」と褒めていましたが、史実でもスペシャルウィークは同様の傾向を持っていました。Wikipediaによれば、「3歳時には瞬発力と、前をとらえる勝負根性を生かして差しの戦法を用いることが多かった」だそうです。
出典:db.netkeiba.com
こちらは実際の弥生賞のデータ。スペシャルウィークは2番人気で、馬番は13番。そういう細かいところも、しっかりアニメで再現されていました。

ゼッケンの色

出典:上が3話、下が2話
弥生賞ではどのウマ娘も赤いゼッケンでしたが、スペシャルウィークのデビュー戦ではどのウマ娘も白いゼッケンをつけていました。実は現実のレースでも、レースの種類によってゼッケンの色は変化します。

GI級競走…深青
GII級競走…深赤
GIII級競走…深緑
特別競走…黒
一般競走…白

弥生賞はGIIなので赤。デビュー戦は新馬戦という一般競争だったため白だったのです。

瓶の中身は?

出典:3話
上は会長の部屋。下はスピカ部室。どちらにも同じデザインの瓶が置かれていました。

会長がエアグルーヴに「いっぱい付き合わないか?」と誘いをかけていたので、中身は酒なのかと思いましたが、ラベルには『carotte』と書かれていました。『carotte』はフランス語でニンジンという意味。ただのニンジンジュースだったみたいです。

よく見ると料理もニンジンばかりですね。

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ゴールドシップの奇行

出典:3話
今週のゴールドシップは歌の練習でも、応援でも、レースの練習でも、常に変なことをやってました。

これはゴールドシップの性格にもとづく描写と思われます。ゴルシ伝説という2chのコピペがあるのですが、それによれば、練習は『基本的にやる気なし』で、『毎日遊んであげないと暴れる』、『遊ぶとシャツを破られる』、『気に入らない人or馬の存在を察知すると暴れ出す』、『プライベートの時間がとても大事 』だったのだそう。
出典:matome.naver.jp
なお、指でツンツン突いてスイカを割るのは、映画『GAME KING 高橋名人VS毛利名人 激突!大決戦』で高橋名人がやっていた特訓のパロディです。連射力が鍛えられるらしいです。
出典:ifs.nog.cc
トランプタワーを作っていたのは、さきほどの映画で毛利名人がやっていた特訓のパロディです。集中力が鍛えられるらしいです。
出典:blogs.yahoo.co.jp
丸太をハンマーで打っていたのは、ゲーム『はじめの一歩DS』に出てくるトレーニングのパロディと思われます。

皐月賞に出なかった「あいつ」

出典:3話
皐月賞開催前、トレーナーはハナさんに対して、「ねえ、皐月賞、なんであいつ出さないの?」と尋ねていました。「あいつ」とは1話の入部テストで1位をとってリギルに入部したエルコンドルパサーのことだと思われます。
出典:1話
史実においてもエルコンドルパサーは皐月賞には出ていません。当時、外国産馬には皐月賞への出場資格が与えられなかったためです。今は外国産馬でも出場できるようになっているのですが、史実を再現するためにトレーナーの判断で出場させなかったことにしたのだと思われます。

勝負服

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出典:ameblo.jp
ウマ娘の世界ではG1レースに参加する際は普段のレースとは違って勝負服という特別な衣装を着ることになっています。

この勝負服のデザインは、スペシャルウィークに限らずどのウマ娘についても、その馬に乗っていた騎手の衣装に似せたものになっています。そして、ちょっとややこしいですが、現実には、その騎手の衣装のことを勝負服と呼びます。
《勝負服》
中央競馬では馬主ごとに服色が定められている。騎手一人が一日に騎乗するレースは最大12レースだが、そのために騎乗馬によって勝負服が毎回異なることがある。同一レースに同じ馬主の所有馬が出走する場合、同じ勝負服の騎手が複数騎乗することもある。
引用元:ja.wikipedia.org(引用元へはこちらから)

セイウンスカイのゲート入り

出典:3話
皐月賞ではセイウンスカイが係員に肩を押さえつけられながら、ゲートに入っていました。

これは実際の皐月賞で、セイウンスカイがゲート入りを激しく拒んだことが元ネタです。
出典:www.youtube.com
全然ゲートに向かって進んでくれないため、こんな感じで横山典弘騎手がセイウンスカイの尻尾を引っ張ったり、係員が押したりして、なんとかゲート入りさせました。

スズカ先輩が良い指導をしていた

出典:3話
皐月賞が始まるまで、スペシャルウィークは手をグーにして走っていました。本当はトウカイテイオーのように手を広げてパーの形にしたほうがいいです。リアルでもほとんどの陸上選手はグーよりもパーに近い形で走っています。そのほうが無駄な力が入らないので、腕を大きく振れて、速く走れるのだそうです。
出典:3話
そのため、サイレンススズカが手の形を指導して修正してあげていました。
出典:3話
その指導のおかげで皐月賞では正しいフォームで走ることができていました。

皐月賞レース内容

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出典:3話
弥生賞ではゴール前で猛追することができていたスペシャルウィークですが、皐月賞では差を詰めることができず、勝ったのはセイウンスカイでした。途中からスパートをかける作戦が功を奏したようで、実況が「ラストの足もしっかりと残っていましたね、まさに作戦勝ち」と褒めていました。

そういったレース内容は1998年の皐月賞と一致しています。
出典:www.youtube.com
こんな感じで、3頭が抜け出し、アニメ同様の結果でした。

1着:セイウンスカイ
2着:キングヘイロー
3着:スペシャルウィーク

太ってしまったスペシャルウィーク

出典:3話
弥生賞のパーティーで食べすぎたせいなのか、スペシャルウィークはスカートのファスナーを閉められなくなっていました。

なんとこの描写も史実の再現になっています。スペシャルウィークは弥生賞では466kgだったのですが、皐月賞では10kg増えて、476kgになってしまっていたのです。

皐月賞でスペシャルウィークが負けた理由

アニメでも描かれていた敗因は、

・セイウンスカイは弥生賞では不調、皐月賞では本調子だった
(史実ではソエが完治)

・皐月賞ではセイウンスカイが作戦を変えてきた
(史実では騎手も変わった)

・スペシャルウィークが太った
(史実では10kg増)

アニメでは描かれませんでしたが、史実では馬場の状態も敗因と見られていました。
98年の皐月賞は、仮柵が内に移動され、内の馬場が絶好の状態になり、 そこを通ったセイウンスカイが見事に逃げ切り優勝しました。その年は馬場の荒れがひどく、仮柵を外した内と今まで使用していた外とでは、馬場の差は非常に大きい状態でした。1番人気のスペシャルウィークは鋭く追い込むも3着で、 騎乗した武豊騎手が馬場差の不利を主張し当時話題になりました。
引用元:www.keiba-dojo.com(引用元へはこちらから)

以上、3話元ネタまとめでした!他の回の元ネタまとめもあります!

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