2023年09月12日更新

SHIROBAKOの限界集落過疎娘はサクラクエストのことだった！？まさかの2年経ってからの伏線回収！

2015年に放送されたSHIROBAKO最終回で、武蔵野アニメーションの次回作が「限界集落過疎娘」だと判明。語感的に「侵略！イカ娘」のパロディっぽいと言われつつも、元ネタが不明のまま時が過ぎ、2017年。P.A.WORKSのお仕事シリーズ第三弾「サクラクエスト」こそが限界集落過疎娘だと話題に！

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2015年3月にアニメ『SHIROBAKO』の最終回が放送

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出典：id.wikipedia.org

SHIROBAKOはP.A.WORKSが制作した「働く女の子シリーズ」の第2弾。アニメ制作会社で制作進行として働く主人公を中心に、アニメーション業界の日常を描いた群像劇です。

最終回で「限界集落過疎娘」という作品名が登場！

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出典：animeoyaji.doorblog.jp

最終回では主人公が所属する会社で制作していたアニメが無事に完成し、打ち上げが行われます。そのとき、ラインプロデューサーの渡辺（通称ナベP)と、メーカープロデューサーの葛城がした会話から、会社が次に制作する作品はツーピースと限界集落過疎娘であると判明しました。

元ネタはなんだろうと話題に！

SHIROBAKOに登場するキャラや作品は実在する人物や作品をモデルにしていることが多いと分かっています。そして、次回作の片方、ツーピースについては大人気海賊漫画ワンピースが元ネタであることは明らかです。

とすれば、限界集落過疎娘についても何か元ネタがあるはずです。フレーズ的には次のような作品が元ネタではないかと言われています。

侵略！イカ娘

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出典：goddy-layout.com

発音的に近いですし、また、イカ娘もSHIROBAKOも監督が水島努というつながりがあります。

また、水島努監督がツイッターで次のように「！」で作品名を区切っていることからも、イカ娘説が有力視されています。

@ayatsujiyukito ありがとうございます！「限界集落！過疎娘」、どうやって作ったらいいか、皆目わかりません(汗）
— 水島努 (@tsuki_akari) Mar 30, 2015

万能文化猫娘

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出典：www.suruga-ya.jp

漢字の羅列感から万能文化猫娘が元ネタでは？という意見もあります。ただ、この作品は1998年にアニメ化された古い作品です。もう片方の作品がワンピースという現在進行形の作品を元ネタにしていることを考えると、この作品が元ネタである可能性は低そう。

限界集落株式会社

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出典：top.tsite.jp

限界集落つながりで、2015年にドラマ化された小説の限界集落株式会社が元ネタという説もあります。しかし、アニメ化されてないのが気になるところ。

限界集落要素は一体どこから？2016年4月に『迷家』元ネタ説が出るが…

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出典：mayoiga.tv

限界集落過疎娘はフレーズ的にはイカ娘もしくは万能文化猫娘のパロディっぽいと判明しました。しかし、どちらの作品にも限界集落要素はありません。

限界集落要素がどこから来たのか、しばらく謎とされてきましたが、2016年4月に水島努氏が監督したアニメ『迷家-マヨイガ-』の放送が始まり、この作品こそが限界集落過疎娘だったのでは？と言われるようになりました。

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出典：news4wide.livedoor.biz

迷家のストーリーは、「人生をやり直したいと考える若者たちが納鳴村という伝説の村を訪れるが、怪奇現象に巻き込まれてしまう」というもの。

納鳴村には誰も住んでおらず、建物もボロボロで、確かに限界集落や過疎といったイメージと重なる部分がありました。しかし…。

迷家の主人公は少年であり、娘ではない

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出典：tama-yura.jp

主人公は光宗という16歳の少年。彼を限界集落過疎娘と呼ぶのは無理があります。

それに、迷家は若者たちが自分の心の弱さと向き合うことをテーマにした作品であって、過疎化をテーマにした作品ではありません。迷家は限界集落過疎娘の元ネタではないのではと思います。

2017年4月、サクラクエストこそ限界集落過疎娘だったのではと話題に！

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出典：www.asahi.co.jp

サクラクエストのストーリーは、「主人公である短大生の木春由乃が間野山という田舎町で1年間、町おこしに取り組む」というもの。

作品内で主人公がとあるキャラから「にしてもまあ、よくこんな限界集落一歩手前のダメ感満載の田舎に来たよねえ」と言われるシーンもあり、限界集落過疎娘というイメージにぴったりです。

さらにこの作品はP.A.WORKSが「働く女の子シリーズ」第3弾として制作したものであり、SHIROBAKOの続編的な位置づけになっています。SHIROBAKO最終回の伏線を回収するにはうってつけの作品と言えます。

ただし、クール数は異なっている

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出典：blog.livedoor.jp

2015年6月に発売された「SHIROBAKO設定資料集」にはツーピースと限界集落過疎娘の進行表が掲載されていました。この進行表によると、限界集落過疎娘は1クール全13話。一方、サクラクエストは2クール全25話と判明しています。企画段階だから設定は固まっていなかったということでしょうか。

以下、ネットの反応いろいろ

SHIROBAKO24話でタイトルだけ出てた「限界集落過疎娘」ってサクラクエストの伏線だったのか…1人で「えー！うわー、マジかー！！」って叫んじゃったよ。<RT
— せきねる@ふぁなみりー (@Ayaneru_fhana63) Dec 13, 2016

SHIROBAKOの「限界集落過疎娘」って監督の次回作「迷家」かと思ってたけど、ド直球にサクラクエストも掛けてたのか。こういう遊び心は楽しいな。
— 葵依幸 (@uok_ioA) Apr 6, 2017

SHIROBAKOで、架空のアニメとして「限界集落過疎娘」というの出てたけど、変なタイトルとして使い捨てにするのもったいないし、実際やったら面白そうじゃねって思ってたら、サクラクエストで似た設定使ってた
— ひきこうもりの影武者 (@Hikikomori_1) Apr 24, 2017

サクラクエストは限界集落過疎娘説…！なるほど…！つまりあのアニメはみゃーもりが作ったアニメになるのか…！
— 沢村一 (@ninomae_fran) Apr 11, 2017

ていうかSHIROBAKOでムサニは初の二作品同クールに挑戦するっていって原作もののツーピースとオリアニの限界集落過疎娘だったけど
今回はPAは有頂天家族2とサクラクエストだしSHIROBAKO考えてる時点でもう2つを作る話はあったのかもな
— 『32』 (@hamachi_32) Apr 6, 2017