株式会社食文化は、2024年7月18日に、運営するEC通販サイト「うまいもんドットコム」「豊洲市場ドットコム」などで販売した石川県産のブランド黒毛和牛「能登牛」の売上の一部を、能登半島地震の被災地支援として寄付したことを発表しました。
同社は、2024年2月24日から6月30日までの期間、能登牛関連商品の売上の一部を災害義援金として寄付するキャンペーンを実施していました。キャンペーンでは、能登牛関連商品1パックの売上のうち500円が寄付され、消費者の温かいご協力により、429パック分、合計214,500円の災害義援金が集まりました。
集まった義援金は、公益社団法人石川県畜産協会を通じて、被災された生産者に届けられました。食文化株式会社は、今後も産地の生産者の皆様への長期的な復興支援に取り組んでいくとしています。
同社は、2001年にインターネットやパソコンが使えない生産者を支援するため、産直グルメEC「うまいもんドットコム」を開業しました。2004年には、東京中央卸売市場(築地青果市場)と提携し、全国の特選フルーツや野菜を宅配する市場直結EC「築地市場ドットコム(旧豊洲市場ドットコム)」を開始しました。
食文化株式会社は、今後も地域社会への貢献活動に積極的に取り組んでいくとのことです。
食文化株式会社による「能登牛」売上の一部を災害義援金に寄付する取り組みは、企業の社会貢献活動の一つの好例と言えるでしょう。今回の寄付は、単に経済的な支援にとどまらず、被災地の生産者への励ましや、地域社会への貢献というメッセージが込められていると感じます。
「能登牛」というブランドを通じて、消費者に被災地の現状を伝えるとともに、復興支援への参加を促す効果も期待できます。
食文化株式会社は、今後も地域社会との連携を強化し、持続可能な社会の実現に貢献していくことが期待されます。