お笑いコンビ・霜降り明星の粗品（31）が、8日深夜放送のABCラジオ「霜降り明星のだましうち！」に出演し、JR新大阪駅で一般人とケンカしたことを明かしました。このエピソードには相方のせいやも驚きを隠せず、「おまえいったい何人とケンカすんねん！」とツッコんでいました。

粗品によると、新幹線で大阪から東京へ移動する前に駅のコンビニに寄った際、狭い通路で中年男性と接触したことが発端でした。「狭いやん、列。商品棚の隙間見ていたら、俺の後ろを（中年の男性が）通って。普通はお互い体引いて『すみません』でええやん。俺はそうしたんやけど、体持っていかれるくらい、ゴン！ゴンゴンゴン！と当たって。当てながら押す、みたいな。譲らん感じ。それで舌打ちされて」と、粗品はケンカの経緯を説明しました。

粗品はその後、早歩きで逃げる男性を追いかけ、「肩をたたいて、『ちょっとすいませーん、どうされました？』って。そしたら『なんだよ？』って。俺より背高くて、痩せてるおじさん。それでお互い手も出さないし、言い合うだけ、っていう。『いや、ぶつかったんで』『ぶつかってねーよ。急いでるんだよ。新幹線の時間なんだよ』『どこ行くんすか？』『東京だよ』『僕もっすよ。隣乗りましょうよ』って」と語り、最終的には「すみません」と和解したことを明かしました。

これにはせいやも爆笑し、「おまえの方がややこしいやんけ！もうスマッシュブラザーズ大乱闘やん！」と冗談交じりに苦言を呈しました。

このエピソードはSNS上でも多くの反響を呼びました。「顧客に不条理に怒鳴られることなんてないんだろうな、だからこんな小さなことで怒るんだよ」といった批判的な意見や、「狭いコンビニで周りのこと全く考えてなさそうな奴はよくいるわ。カップルでずっと商品の前に立ってたり。そういう奴には、俺も当たりに行く」という同調の声もありました。

さらに、「粗品ってどう見ても喧嘩弱いよな？やばいやつだったらどうすんだ？」といった心配の声もありました。一方で、「新幹線に乗るぐらいのことで、妙にテンパってるサラリーマンは結構見る。今回のケースはこれだろね」と、ケンカの原因を分析する意見も寄せられました。

粗品のエピソードは、日常の些細なトラブルが大きな騒動に発展することの教訓として、多くの人々に考えさせる機会となりました。