2024年03月24日更新
川勝平太 リニア開業 自治体

静岡県・川勝平太知事についに自治体が牙を剥く!!リニア開業を散々妨害してきた代償は大きい

静岡県・川勝平太知事がリニアの開業を巡って「2037年までに問題解決すればよい」「できたところから部分開業」などと身勝手な発言を繰り返していましたが、JR東海や静岡県の自治体トップ、そしてメディアまでもが川勝知事を批判し始めました。国益を損ね続けた代償は、川勝知事本人が思うより大きくなりそうです。

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■「2037年までに問題解決」「部分開業」など身勝手な発言を繰り返す川勝知事

工事の遅延によりリニア開業を「2027年”以降”」に修正したJR東海

静岡県内での着工が遅れているリニア中央新幹線について、国土交通省は、これまで「2027年」としてきた開業時期を「2027年以降」に変更するJR東海の計画を(2023年12月)28日付けで認可しました。

東京の品川と名古屋を結ぶリニア中央新幹線について、JR東海は今月(2023年12月)14日、これまで「2027年」としてきた開業時期を「2027年以降」に変更することを決め、国に申請しました。
引用元:www3.nhk.or.jp(引用元へはこちらから)
出展:Youtube

リニア開業「2027年以降」へ JR東海が初めて国への申請書に明記 静岡工区の未着工が理由 (23/12/14 21:55)

2027年の開業を目指していたリニア中央新幹線について、JR東海は工事完了時期を「2027年以降」に変更する工事実施計画を ...

それもこれも、川勝知事が静岡県における着工を認めないことが最大の要因

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出典:www.nhk.or.jp
この静岡県のわずかな区間で工事が認められないため、
とうとうリニア開業が「2027年”以降”」となってしまった。

▼自分のせいなのに「2037年までに問題解決すればいい」と、どの口が言う…

1月4日、静岡県の川勝平太知事が2024年最初の会見をおこない、リニア問題について「2037年までに解決すればよい」との私見を述べた。

この1年、リニアの問題にどう向き合っていくのかを問われた川勝知事は、2023年12月にJR東海がリニアの東京―名古屋間の工事完了期間を「2027年」から「2027年以降」に変更したことについて「これは大きな変化であると思っている」と評価。その上で「2027年という数字がここで消えたため、2037年までに東京から大阪まで全線開通というのが、残された期限になると思う。その時までに、難航している南アルプスの自然、生態系を保全することと、リニアの両立という件についても、2037年までに解決すれば良いと、私は受け止めている」と述べた。
引用元:news.tv-asahi.co.jp(引用元へはこちらから)

▼おまけに勝手な解釈で「部分開業」案を提示…いい加減にしろ

川勝知事はさらに独自論を展開。「自由な発想で、大阪―名古屋を先にやったらどうかとか、甲府と品川を先に結べばよいのではないかとか、自由な意見が出ている。いずれにしても、前提にしているのは2037年までに完成させようということではないかと思う」と、“2037年開業”を強調した。
引用元:smart-flash.jp(引用元へはこちらから)

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そもそも、「部分開業」は他県知事から猛批判を受けて撤回されたはずの川勝知事のデタラメ発言

川勝知事は県議会・本会議で、このリニア問題に関連して「現行ルートを前提にした上で、できるところから、つまり開通できる状況になった部分から開通させることが営業実績となり、解決策となると考えている」「できるところからやるということから、実験線の延伸・完成が1つの例示になる。(計画を)変えることは社長にしかできない」と述べた。
引用元:www.fnn.jp(引用元へはこちらから)
しかし、川勝知事の唱える“部分開業案”はJR東海の丹羽俊介社長が完全否定しているほか、県の元副知事で現在は静岡市のトップを務める難波喬司市長も「国家的事業だがJR東海という民間企業が実施している事業。どのように開業していくのかは事業者が決める話であって、企業の経営に関係ない者が『部分開業がいい』とか言う話ではない。静岡県には関係ない。何で言うのかわからない」と一刀両断。
引用元:www.fnn.jp(引用元へはこちらから)

■あまりに身勝手な川勝知事の言動に、JR東海も静岡県の自治体もガチギレ

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▼これまで静観していたJR東海だが、川勝知事のデタラメ発言に「誤情報の拡散をやめろ」と異例の反論

リニア中央新幹線静岡工区問題を巡り、JR東海は24日、着工を認めない川勝平太静岡県知事による「誤った情報」を基にした報道が多くみられるとして、メディア向けの説明会を開いた。川勝氏が主張する部分開業案について、品川-名古屋間の早期開業には「部分開業ではなく、静岡工区に一日でも早く着工することが重要」と反論した。

「中央新幹線計画は大変大きなプロジェクトで、誤った情報が広がると多数の関係者に影響がある」

JR東海幹部は説明会の冒頭、直近でリニアに関する「さまざまな発言」があり、それを基にした誤った情報が報道を通じて広がっていることを懸念した。
引用元:www.sankei.com(引用元へはこちらから)

もはや事実誤認どころか、意味を曲解している川勝知事

リニアを巡っては、川勝氏が昨年12月に提案した県内工区を後回しとする部分開業案により、再び混乱が巻き起こっている。「部分開業」は主に山梨-神奈川間のことを指し、各方面から「非現実的」「ありえない」など批判が噴出した。

だが、川勝氏は「(JR東海の)計画に書かれていることだ」と正当化。平成22年公表の同社資料「超電導リニアによる中央新幹線の実現について」の中にある「工事は完成までに10年を超える期間を要し、早期実現のために早期着工が必要。さらに最新技術維持のため、実験線の延伸完成から間断なく着手することが重要」との記載を持ち出したのだ。
引用元:www.sankei.com(引用元へはこちらから)
「実験線」は山梨県内にある全線42・8キロ区間の山梨リニア実験線のことだ。川勝氏は「実験線が完成するというのは、実験線が実験線でなくなること。つまり実用線になること」と主張。実験線をはさむ山梨県駅と神奈川県駅を結ぶことこそが「実験線が完成すること」といい、それにより(部分)営業が可能になるという論法だ。同氏は「JR東海が公式の場で言っていることを私が言っているに過ぎない」と話すが、意味が分かりづらく、もはや事実誤認の域を越えて曲解しているとすら思える。
引用元:www.sankei.com(引用元へはこちらから)

▼静岡市長や他自治体トップも川勝知事を「分を弁えろ」と猛批判

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川勝知事の「部分開業」に静岡市・難波喬司市長も「常識的にありえない」とバッサリ

静岡市の難波喬司市長は(2023年12月)22日の定例記者会見で、リニア中央新幹線の建設を巡り、川勝知事が県議会で部分開業が解決策になるとの考えを示したことについて、「リニアは民間事業。常識的に考えて部分開業で採算が取れるわけがなく、あり得ない案だ」と指摘した。
引用元:www.yomiuri.co.jp(引用元へはこちらから)
出展:Youtube

【リニア新幹線】川勝知事の「部分開業」発言について静岡市の難波市長は「理解できない」

静岡朝日テレビ ニュース&ブログサイト「LOOK」 URL:https://look.satv.co.jp 静岡朝日テレビニュースTwitter ...

そもそも民間企業の経営に、本来関係ない立場の川勝知事が口出しすること自体おこがましい

川勝知事は、12月13日の定例会見で、去年独自に提案したあと撤回したリニア中央新幹線の山梨ー神奈川間の先行的な部分開業について、JR東海の社長交代を理由に再び主張しました。
これについて静岡市の難波市長は22日の定例会見で、「リニア中央新幹線は民間企業であるJR東海が進めている事業で、経営に関係のない立場で開業の形態について言うべきではない」と批判しました。
さらに、県議会で、県の担当者が、知事のこの発言を「県の公式見解だ」と発言したことにも触れ、「知事が政治家として発言するのは理解できるが、公式見解とするのは理解できない」と述べました。
その上で、部分開業が解決策になるか問われたのに対し、「常識で考えて採算が取れるわけがない。ものすごい金額の赤字が出るわけだからありえないと思う」と答えました。
引用元:www3.nhk.or.jp(引用元へはこちらから)

島田市・染谷絹代市長も川勝知事に対し「分を弁えろ」と痛烈批判

一方、同日(2024年2月2日)行われた島田市の定例記者会見では染谷絹代 市長が川勝知事を批判。

一連の持論や独自の解釈について「知事は政治家として発言している部分があると思うので、そこについて私がとやかく言うことではない」と前置きしながらも、「自分たちは自治体(の首長)として言える権限があるが、個人的な感想ならいざ知らず、そこは分をわきまえて話すことが、JR東海に対しても国に対しても、関係のあらゆる機関に対しても誠実に物事を前進させるためには大事なこと」と口にした。
引用元:www.fnn.jp(引用元へはこちらから)

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▼崖っぷちか?NHKをはじめとしたメディアも川勝知事を批判し始める

2月6日、NHK静岡局が県内向けのニュース番組内で、静岡県・川勝平太知事のリニア中央新幹線への対応について解説し、批判する場面があった。
番組では「リニアJR東海の反論会見・“47項目” 整理」とのタイトルで、VTRを交えながら約10分にわたって、現況を説明。

まず取り上げたのが、1月24日にJR東海が川勝知事へ異例の反論会見をおこなったこと。川勝知事は1月29日の会見で部分開業などについて「公表されているデータに基づいて申し上げている」と “反論の反論” をおこなったが、番組のキャスターは、「知事はこのように発言していますけど、見解の違いならまだしも、JR東海の計画とは明らかに違いますよね」とバッサリ。
引用元:smart-flash.jp(引用元へはこちらから)
「リニアの問題で、地元のNHKがここまで川勝知事を批判するのは、初めてではないかと思います。言葉遣いには十分配慮しながらも、報道機関としての強い意志を感じました。
川勝知事の主張は、以前から矛盾や間違いが多くありましたが、ここへきてその傾向がさらに強くなっており、かつては知事寄りの報道をしていたテレビや新聞からも、批判的な意見が多くなっています。明らかに潮目は変わりました」(週刊誌記者)
引用元:smart-flash.jp(引用元へはこちらから)
川勝知事の周りにはいよいよ味方がいなくなったようだが、国益を散々損ねてきた代償はあまりにも大きいのではないだろうか。
リニア開業のためにも川勝知事には一刻も早くその座を退いてもらわなければ、国民は到底納得しないだろう。

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