ユニクロは2024年にフランスで開催予定の世界的スポーツ大会において、スウェーデン代表選手団が着用する公式ウェアを提供します。本大会では“The High-Performance Simplicity of LifeWear(研ぎ澄まされた機能美)”をコンセプトに、パリの華やかな街並みに溶け込む、シンプルで美しく、洗練されたデザインのLifeWearを開発しました。アスリートの声を基に、過去大会よりもさらに心地よいウェアを提供するために素材やフィッティングを改善。新たなリサイクル素材の採用にもチャレンジし、ユニクロで初めて、店舗で回収したユニクロ商品(ポリエステル高混率素材)の一部を化学的にリサイクルし、公式ウェアの16アイテムに採用しました。
5年目を迎えるユニクロとスウェーデンオリンピック・パラリンピック委員会とのパートナーシップの中核である「クオリティ」、「イノベーション」、「サステナビリティ」を追求した新たなLifeWearは、競技を行う大舞台では力強く選手を鼓舞することはもちろん、競技以外のあらゆるシーンで選手団が快適に過ごせるよう開発されました。シンプルでミニマルなデザインを、スウェーデン国旗をモチーフとした青色や黄色のトーナルカラーを織り交ぜた、ネイビーを基調としたカラーリングでまとめ、大会会場からパリの街中に出ても溶け込む、落ち着いた都会的な印象に仕上げています。
大会競技ウェアとして、ゴルフ、バドミントン、卓球、テニス、カヌー、ボート、セーリング、アーチェリー、射撃、スケートボード、ブレイクダンス、水泳、ビーチバレーボールの13競技、パラ大会用ウェアとしてバドミントン、卓球、車いすテニス、カヌー、ボート、水泳という6競技があります。ユニクロは、選手たちが大会期間中のあらゆるシーンで快適に過ごせるよう、ドライEX素材やウルトラストレッチ、エアリズム、UVカットなどの高機能素材を活用したウェアを提供します。
クオリティの面では、運動時や夏のカジュアルなシーンでも快適に過ごせる機能を備えた素材を使用し、ドライEX Tシャツには抗菌防臭機能をプラス。イノベーションの面では、外部機関やパートナー企業と協力して運動中の発汗量や発汗部位のデータを用いたモニターテストを行い、ウェアの快適性をさらに高めました。特に、ホールガーメント技術による3Dニットジャケットや通気性、クッション性、安定性に優れたスニーカーが注目されています。
サステナビリティの取り組みにおいては、リサイクル素材の使用割合を約50%に拡大し、ユニクロ初のケミカルリサイクル素材を公式ウェアの一部アイテムに採用しました。さらに、温室効果ガス排出量を削減するため、提供アイテムの数量を絞り込み、リサイクル素材の使用によって全体で約50%の削減を達成しました。
ユニクロの代表取締役会長兼社長の柳井正氏は「ユニクロのウェアを着たスウェーデン選手たちの活躍に感銘を受けています。2024年の大会でもサポートできることを大変うれしく思います。」とコメント。スウェーデンオリンピック委員会の事務局長、オーサ・エードルンド・ヨンソン氏やパラリンピック委員会の事務局長、ボー・ショルド氏も感謝の意を示しています。