2019年9月の内閣改造で外務大臣に就任した茂木敏充氏。経済産業大臣時代から対米交渉で力を発揮し、凄腕交渉人として知られる米通商代表部代表のライトハイザー氏をも唸らせる活躍を見せてきた。今後は外交面でも類まれなる交渉力で数々の難題を乗り越えていくことが期待される。
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「合意」であれば、貿易交渉の内容について、お互いの意見が一致したというだけのこと。協定文書については、おいおい事務方で中身を詰め、その上で正式にサインをすればいい。
一方、いきなり「署名」となると、事情は違う。協定文書は、一文字の誤りもなく完成させなければならない。その後、国会に提出、審議されるからだ。
法技術的なチェックも必要で、こうした事務作業に少なくとも数か月はかかり、残り1か月ではとても間に合わないというのが日本側の見解だった。
引用元:www.nhk.or.jp(引用元へはこちらから)
だが、トランプにそんなことを言ってもしょうがない、そう考えた茂木は即座に言った。
「総理、“署名を目指す”ならいいんじゃないですか」
安倍もその線で了解した。
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「茂木氏はタフ・ネゴシエーター」
新任外相の茂木敏充氏を指してドナルド・トランプ大統領が付けたニックネームだ。手にあまる相手という意味だ。
このニックネームは彼が率いた日米貿易交渉の過程で米国側が付けたことが分かった。日本製自動車の関税猶予を導き出した茂木外相は相手側である米国にとって厳しい交渉パートナーだったわけだ。
引用元:japanese.joins.com(引用元へはこちらから)
安倍晋三首相も11日、新しい閣僚任命直後に行われた記者会見で日米貿易交渉に言及して「茂木外相の外交手腕は海外でも高く評価されている」とほめた。
引用元:japanese.joins.com(引用元へはこちらから)
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合意→即署名というわけにはいかない。
しかしアメリカは早い決着を求めている。