福井県の小浜市・若狭町日本遺産活用推進協議会が企画し、4月から配布を始めたオリジナルのキャラクターカード2種福井県小浜市と若狭町の日本遺産活用推進協議会が企画し、4月から配布を開始したオリジナルキャラクターカード2種類が、人気ゲーム「ポケットモンスター」のキャラクターに酷似しているとして、著作権侵害の恐れがあるため配布を停止することが発表されました。問題となったキャラクターは、へしこをモチーフにした「ヘシコム」と若狭うなぎをモチーフにした「ウナージャ」で、それぞれポケモンの「レシラム」と「ツタージャ」にデザインや名称が似ていると指摘されています。

市民やネット上の反応
このニュースに対し、SNSや掲示板では多くの意見が寄せられています。

「市内の業者（同人屋）」との声が上がる中、「名前からしてもうアウトだろ」との指摘も見られ、カードのデザインだけでなく、その名前自体が問題視されています。「さすがオバマ大統領当選でフラダンスを見せに行こうと言い出したキチガイ集団」と、過去の事例を引き合いに出して批判する声もありました。

「名前も似せてるな。ホントに市内の業者か？」と、市内業者によるデザインという点に疑問を呈する意見も多く、「糞田舎土人に著作権眼中無し」と厳しい批判も見られました。

著作権侵害の指摘
カードのデザインが著作権侵害と指摘される中、「なんだったらこれトレパクってやつじゃね？w」という意見もあり、模倣や盗作の疑いが強まっています。特に、「めっちゃデザイン似てるｗ」や「あーこれはアウトだな」とのコメントからも、その類似性が明確に認識されています。

また、「別に任天堂が訴えたわけではないのか」という指摘もあり、任天堂側からの法的措置は取られていないものの、「パルワールドが許されたんだから営利目的の物でもないし大丈夫なんじゃねえのｗ」と、問題がないとする意見も見られます。

歴史的背景と文化的視点
一方で、「そもそも日本には古くから何でも妖怪にする文化があったよね」という指摘もあり、日本の文化的背景からキャラクター創作が影響を受けることは自然だとする声もあります。「妖怪絵巻のような文化」と比較しつつ、「ヒントは至るところに転がっているのに近場にある物を拾ったらそりゃ言われるよ」と、今回のケースを文化的な文脈で捉える意見もあります。

業者と市の対応
市内の業者に委託されたデザイン案について、「日本のクリエイティブ()業界はパクリが蔓延してるからしっかりチェックしないと」との意見もあり、デザインチェック体制の甘さが問題視されています。実際、市担当者は「確認が不足していた」と弁明しており、今後の対策が求められています。

「デザイナー若そうだな。役所の人はポケモンなんか知らないと」とのコメントもあり、デザイナーの年齢や経験不足、役所のチェック体制の欠如が今回の問題の一因とされています。「いや、普通参考にする？」と驚く声もあり、参考にしたこと自体が問題視されています。

結論
今回の騒動を受けて、小浜市と若狭町の協議会は、株式会社ポケモンに経緯を報告し、未配布のカードを全て回収する方針を明らかにしました。既に配布したカードについては回収しないものの、今後のデザインチェック体制の強化が急務となっています。