映画「難波金融伝　ミナミの帝王」の主演そのままの強面で、お堅い職業とは無縁の印象が強いが「普通の銀行員は七三分けか、刈り上げで。でも、自分は１６（歳）のときからずっとパンチパーマとかリーゼントだったので、リーゼントで窓口で働いていました」と衝撃的すぎるエピソードを披露。
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「当時はスポーツができれば推薦で大企業にも入れた。いい時代でした」と懐かしそうに振り返った。
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高校時代の担任教師が推薦してくれたことに感謝。「金八先生みたいな先生だった。突っ張っていても単車に乗ってても、道徳心があれば教師に好かれる」と持論を語った。
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勤務していたのは旧・三和銀行（現・三菱東京ＵＦＪ銀行）で、大阪の支店の窓口にいたという。
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入社当時、「リーゼントについて（周囲に）いろいろ言われたが、そのうちだんだん言わなくなった」と話し、窓口で働いていたころの写真を初公開した。
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父親が大工だったという竹内は、仕事をよく手伝ったことがあると言い、「手先が器用だった」。この日、用意された札束を器用に数える手さばきを披露し「『ミナミの帝王』ではこれが役に立った」と胸を張った。
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「ただ、高卒ですから、勉学は出来ません。利息と言われても分からないので、先輩にやってもらっていた。仕事は面白くなかった」。結局、銀行は２年で退社。俳優の道を目指すことになった。
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竹内は８６年の俳優デビュー当時、元銀行員であることをあるトーク番組で話したら、地元の大分県教育委員会や銀行側から苦情が。そのため、その後は「いろいろと問題があって、しゃべることができなくなった」と振り返った。
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