生稲晃子氏が靖国神社を参拝したという共同通信のデマ報道が日韓の外交問題に発展している。参拝者を監視する行為も愚かしいが、「大物キタ」という他社の記者の言葉を真に受けて、事実確認もせず報道した共同通信の無責任さには驚き呆れる。SNSをフェイクの巣窟と批判する前に己の「不適切報道」を反省してはいかがか。
目次
世界文化遺産に登録された新潟県の「佐渡島の金山」の労働者を追悼する式典が、新潟・佐渡市で初めて開かれました。
開催を求めていた韓国側は出席を見送っています。
佐渡市で24日に行われたのは、「佐渡島の金山」で働いていた朝鮮半島出身者を含む、全ての労働者を追悼する式典です。
世界文化遺産登録に当たり、韓国側が毎年開くよう求めたことに応じ、初めて開かれたものです。
しかし、韓国側は出席を見送りました。
引用元:www.fnn.jp(引用元へはこちらから)
生稲氏の靖国参拝は2022年当時に一部の日本メディアが報道。今回の追悼行事への参加が発表された後、韓国メディアが相次いで報じ、韓国内で生稲氏の出席を問題視する声が出ていた。
(中略)
韓国側は「日本メディアも生稲氏の参拝を報じている。その可能性がある以上、このまま参加するわけにはいかない」(政府関係者)として参加を取りやめた。
(中略)
韓国側は今回、追悼行事への不参加を決めたものの、韓国政府関係者は「この件が韓日関係全体に影響を及ぼさないようにしたい」と話す。日本政府側も、中谷元・防衛相の年内訪韓が予定されており、悪影響が日韓関係全体に波及しないよう、韓国側と調整をはかる考えだ。
引用元:digital.asahi.com(引用元へはこちらから)
「佐渡島(さど)の金山」の朝鮮半島出身者を含む全労働者のための追悼行事が24日、新潟県佐渡市で開かれた。
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生稲外務政務官
「(Q.韓国政府が不参加の理由として政務官の靖国参拝を挙げているが事実か?)靖国参拝ですか?私は参議院(議員)就任後は靖国には参拝していません」
「(Q.一度も?)はい」
「(Q.事実ではないということ?)はい」
「(Q.韓国側が挙げている理由に関しては?)韓国側の理由について、私の立場から説明することはないと思っています」
引用元:news.tv-asahi.co.jp(引用元へはこちらから)
誤報となった2022年8月15日の配信は、当時の閣僚らが靖国神社を参拝したことを伝える記事。配信を受けた加盟紙は翌16日の朝刊や電子版で、それぞれ「2閣僚が靖国参拝 首相は私費で玉串料奉納 終戦の日」(東奥日報=青森県)、「高市氏と秋葉氏、靖国参拝 首相は私費で玉串料 中韓反発」(信濃毎日新聞=長野県)といった見出しをつけ、一斉に報道した。
生稲氏に関わる部分は記事の末尾にあり、次のように記されている。
〈(略)自民党では萩生田氏のほか、小泉進次郎元環境相、生稲晃子参院議員ら20人超が参拝。内閣府の和田義明副大臣、鈴木英敬政務官らも個別に訪れた。超党派の「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」は新型コロナウイルス感染状況を踏まえ、代表者が参拝する予定だったが、代表者自身が感染したため取りやめた。〉
共同通信のこの配信を掲載したのは30社前後だったとみられる。
引用元:jbpress.ismedia.jp(引用元へはこちらから)
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共同通信誤報が外交問題に発展した件政府が想像以上にキレてる日本政府「共同通信に説明を要求する」 https://t.co/oWFizHVzU5 pic.twitter.com/RPJe5MWalg
— Chum(ちゃむ) 𓍄𓃕︎𖢔☃︎ (@ca970008f4) Nov 26, 2024
林官房長官は午前の記者会見で「政府としては主催者である地元と連携し韓国政府との間でも丁寧な意思疎通を行ってきた。韓国側の欠席の理由について説明する立場にはないが、韓国側が参加しなかったことは残念だ」と述べました。
また、韓国メディアが生稲政務官が過去に靖国神社に参拝したと伝え、これが韓国側が欠席する理由だという見方を示していることについて「生稲政務官は参議院議員就任後に靖国神社を参拝した事実はないと承知をしている。報道を受けて日本側から韓国側に対し事実関係を説明した」と述べました。
引用元:www3.nhk.or.jp(引用元へはこちらから)
共同通信が令和4年8月に外務政務官の生稲晃子参院議員が靖国神社を参拝したと報じた記事を訂正したことを巡り、外務省の岡野正敬事務次官は26日、同社の水谷亨社長と面会した。
岡野氏は、24日に新潟県佐渡市で開かれた世界文化遺産「佐渡島の金山」の追悼式を巡る誤報が「混乱を生じせしめた」として、「極めて遺憾だ」と伝えた。
外務省の発表によると、水谷氏は岡野氏に対し「報道をきっかけに追悼式に関係した多くの方々が混乱し、日韓関係にも影響を与えたことを遺憾に思うと同時に、外務省に対して説明したいと考えて来訪しました」と説明。
生稲氏に「共同通信社として謝罪する」とした上で、「誤報によって混乱した地元の方々や日韓の多くの関係者に謝罪します」と述べた。原因を検証して再発防止策を内外に説明する考えも示した。
引用元:www.sankei.com(引用元へはこちらから)
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共同通信の社長は「ネットではフェイクニュースが飛び交っています。だからこそ共同はファクトにこだわり抜きます。フェイクの時代に立ち向かう仕事を通じて信頼の通信社であり続けます」と言っている。外交問題に発展した生稲晃子氏の靖国参拝報道を「おわび」で済ませたら、信頼は地に落ちると思う。
— 楽蛙 (@Timeline_Frog) Nov 25, 2024
マスコミは不正をしても、大した責任も取らずにちょっと謝罪するだけで済むから気楽でいいですね。#共同通信
— 照月 (@teruduki1113) Nov 26, 2024
2022年8月15日の取材はどう行われたのか。
共同通信社が記者1人を靖国神社に配置し、そのうえで普段から「首相動静」取材などで協力関係にある時事通信社、NHKとタッグを組んだ。生稲議員が参拝したとされる午前10時~同10時半の時間帯は「到着殿」を時事通信社、「参集殿」を共同通信社、「拝殿」前をNHKという配置になっていた。それぞれの記者は1人ずつ。合計3人ですべての入り口を観察し、重要人物が参拝したり、突発的な出来事が起きたりしたら速報する体制を整えていた。
共同通信社の文書によると、現場にいた記者はLINEグループを作り、国会議員の出入りを確認するたび、LINEに入力する形だったという。問題となった入力は時事通信社の記者によるものとされ、「1007 稲田朋美 生稲議員入りました」だった。
午前10時7分に稲田氏、生稲氏が到着殿から靖国神社に入ったという意味で、時事通信社の記者は目視だったとみられる。
引用元:jbpress.ismedia.jp(引用元へはこちらから)
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このLINEの文字をもとにして、共同通信社の記者は「15日午前、靖国参拝を確認できたメンバー」として生稲氏ら参列者の名を列挙するメモを作成し、政治部内で共有。
そのメモをもとに18時48分に「自民・生稲氏ら20人超が靖国神社参拝」と題する「番外」を配信した。番外とは、当初の出稿予定にはなかった飛び込みの重要ニュース。大きな事件事故の発生やスクープなどを速報する場合に短い行数で配信する。
そして共同通信社は番外を出した後の20時15分、より詳しい記事を配信し、そのなかで「靖国神社に参拝した国会議員は、自民党の生稲晃子参議院議員ら20人超だった。共同通信社が取材で確認した」と明記したのである。
おわかりの通り、生稲氏参拝の根拠とされたのは時事通信社記者によるLINEのメッセージ。現場から情報を受け取った政治部の上席らも含め、誰も生稲氏本人や事務所に確認していなかったようだ。しかも、当時は生稲氏からの照会や抗議がなかったため、今年11月にこの問題が浮上するまで、共同通信社内では誰もこの誤報に気づいていなかったという。
引用元:jbpress.ismedia.jp(引用元へはこちらから)
共同通信社が日韓外交に多大な影響を及ぼす誤報を配信し、大問題になっている。
共同通信「靖国に生稲氏っぽい人が入っていったぞ!!!」ってだけで記事にしたらしく、もう「マスコミのおもちゃで叩いていい存在となった『生稲氏』がくることをワクワクで待っていて、ちょっとでも似てる人が見えたら『キター!!!!』と大喜びして記事にした」みたいですな。これもう「偏見」「差…
— もへもへ (@gerogeroR) Nov 25, 2024
取材の仕方が実にみっともない。「靖国参拝誤報 共同通信検証」によれば、靖国神社の3カ所の入り口で「開門の午前6時から夕方以降の閉門までの(国会議員の)出入りをカバーするため、別の報道機関数社と分担して取材している」要するにつるんで監視しているのだ…https://t.co/IT66wD39sU
— 宗教の自由を守る人 (@vAr4YTK7N1qOUUO) Dec 4, 2024
共同通信の英語版記事ここでは「韓国メディアが生稲氏が靖国神社を参拝したと報じた」として、生稲氏が2022年に参議院議員に当選して以来靖国神社を参拝していないと語ったことを書いている。韓国メディアが誤報したことだけ書いてるhttps://t.co/XUnID78DWZ
— Nathan(ねーさん) (@Nathankirinoha) Nov 26, 2024
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共同通信英語版、生稲氏の靖国参拝誤報の訂正をせず韓国メディアに責任転嫁:「靖国が外交摩擦の原因」とも この部分は現在は"Kyodo News mistakenly reported that"に修正されました。https://t.co/bExvBdsQ5o
— Nathan(ねーさん) (@Nathankirinoha) Nov 27, 2024
共同通信英語版がまたしてもFukushima waterと表記、Fukushima treated waterにサイレント修正 https://t.co/KITGQysVLH
— NZM@FKD (@NZMFKD1) Aug 27, 2024
【誤認煽動】共同通信さん、英語版でもやりたい放題…恣意的翻訳、サイレント修正、マッチポンプ 上川外相発言報道 https://t.co/tADAUP4gW0
— .霧澤雪無@甲甲甲乙乙.六四天安門 (@kirisawasetuna) May 20, 2024
今年のふてほど(不適切報道)ランキング1位は共同通信やろな。処理水とか「うむ」とか靖国参拝の大誤報とか。他にもあるんちゃう?
— ぬ(偽物) (@kikiki_zou) Dec 4, 2024
そりゃそうなりますわな(#共同通信 による生稲晃子・靖国参拝デマを見ながら)「流行語「ふてほど」は「不適切報道」の略?ネット上で“流行” ミームの上書きが発生」https://t.co/pwkDngSdjS をお気に入りにしました。#Togetter
— neologcutter (@neologcuter) Dec 4, 2024
「ネットでデマ」とか言ってるマスコミこそ、デマを平気で流しすぎ。生稲氏の手腕は未知数だが、少なくとも記者が本人確認取材をしないまま書くとか最悪だ。今回だけでなく各社常態化してる中で、取材先の本人等からきちんと取材しろとSNSで指摘される時代。〉共同通信「生稲氏の靖国参拝報道は誤り」 https://t.co/2nSZhNqGaL
— 丸山 穂高 (@maruyamahodaka) Nov 25, 2024
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