パソナフォスター コロナウイルスの休校要請を受けて保育士等を200名募集しました
パソナグループで総合保育サービスを展開する株式会社パソナフォスターは、全国の小中学校、高校が臨時休校とする要請が政府から出たことを受けて、共働き世帯支援のため、自社が運営する保育園や学童クラブ等で働く保育士、学童指導員、調理員やその補助としてサポート頂ける方々を約200名募集しました。
パソナフォスターとは
株式会社パソナフォスター(本社:東京都千代田区、設立:1991年、資本金:3,000百万円、代表取締役社長:長畑 久美子)は、東証1部上場のパソナグループの総合保育サービスを営んでいます。
企業内保育施設、学童クラブ・児童センターの委託運営、イベント時の託児・臨時託児施設の運営等、多様なニーズを合わせた保育サービスを展開しています。
女性の社会進出が注目された時期を超えて、今、女性はより自分らしい働き方を選択できるようになりました。また、多くの男性も子育てに積極的に関わるようになっています。そんな世の中の変化に合わせて、保育にも多様な形があっていいのではないか。その想いと共に、私たちは日々子育て支援事業を推進しています。
地域に根ざした保育園や、お父さんやお母さんが働く企業内に設ける保育園。小学生が充実した放課後を過ごせる学童クラブ・児童センター。さらに必要な時に適切な人材を提供するベビーシッターや保育士の派遣事業。このように0歳から18歳までの子ども達の健やかな成長を後押しする多様な子育て支援事業を積極的に開拓してきました。
いつしか私たちの周囲には、たくさんの笑顔の輪が広がっていました。しかし人々の声に耳を傾ければ、まだまだ多種多様な子育てニーズがあります。それらを民間企業ならではの柔軟な発想とフットワークで実現していくことは私たちの使命であり、誇りでもあります。子育て支援をすることで、より良い社会や未来を作りたい。そんな大きな視野と志でこれからも保育の可能性を創造していきたいと思います。
引用元:www.pasonafoster.co.jp(引用元へはこちらから)
パソナフォスターでは、子どもたちの健やかな成長を支えるとともに保育に関わる人たちが様々なキャリアを築く事ができるような就業環境を整え、多様な働き方を目指しています。
パソナフォスター長畑社長が語る2020春の使命
子育て支援の事業のリーダーである今のポジションを務めて13年になる。主な事業は保育や学童の施設運営、そして教育事業を展開している。この子育て支援事業は、「社会の問題点を解決する」というグループの企業理念のもと、子育てと仕事の両立支援として先駆的に行っていたアメリカの企業からノウハウをうけ、事業所内保育施設の運営からスタートした。1990年プロジェクト開始、翌91年7月に会社組織となり、来年で30周年を迎える。
着任して以来、経営者として施設数増によりお預かりできる数を増やしてきた。福祉系の大学にて非常勤講師を務めることで、子育て支援分野での活躍を目指す18~22歳の学生と直接触れ合い、現場ニーズの理解や新たな学びを得た。同時にこれからの未来ある子どもたちの環境の向上はもとより、職員たちの働き方支援やスキルアップについても取り組んできた。
研修組織である「保育Academy」を開講し、保育力向上に加え、異業種や幅広い世代からの参加を促す交流を含めた活動を行っている。私は子育ての支援はその世代だけではなく、社会全体で未来ある子どもたちを共に支えることが大切だと考えている。核家族化が進む中、子育て支援を通して親以外の多くの人々と関わることで、多様性を受け入れ、社会性が身につき、生きる力が育まれる。
ところで毎年、桜の花が咲き始めるこの時期の各保育施設でのビックイベントは「卒園式」である。よちよちと歩いていた子どもたちが大きな夢を抱き巣立っていく。ただし、今年は新型コロナウイルス感染予防のため、出席者は卒園児とそのご家族、担当する保育士たちといった最少人数かつ精選した内容で、在園児たちは動画による登場となるなど例年とは違う形で執り行った。
一方、学童保育については、新入生受け入れや春休みのイベント企画の準備をしている時期だが、全国の小学校の一斉休校の影響で、午前8時から午後7時まで時間を延長して開設し、子どもたちをお預かりしている。またイベントでの託児などが中止や延期となる一方、オフィスの別室に広い特別ルームを設け、親子出社した小学生が過ごす環境を急きょ設定してほしい、という企業リクエストなどにもお応えしている。
こんな状況の中で、われわれは医療や介護現場と同様、保護者の方が社会経済を前向きに進めるために必要不可欠な事業を担っていることを改めて感じた。未曾有のこの事態、いつまでという期間が見えないが、自身も子どもを抱えながら社会の子どもたちのために、邁進してくれている1500人の仲間たちへは本当に感謝している。皆で一致団結して乗り越えていきたい。そして、この見えない敵に倒れることのないよう、彼らが健康にくれぐれも留意して、安全な運営の継続ができることを願うばかりだ。
今、この危機ともいうべき環境においては私は改めて強い使命を持ち、自らを鼓舞しリーダーシップを発揮するために、足の裏を光らせて自らを行動し、仲間と共に笑顔で来年の30周年を迎えたいと考えている。
パソナグループとは
株式会社パソナグループ(代表取締役グループ代表:南部 靖之、資本金:50億円)は、東京都千代田区に本社をかまえている東証一部上場企業。株式会社パソナフォスター他、連結子会社67社を有しており、人材派遣を中心とした人材紹介、再就職支援の総合人材サービスを展開している。
南部 靖之(パソナグループ代表)のプロフィール
南部 靖之(なんぶ やすゆき)は、パソナの創業者で、株式会社パソナグループ代表取締役グループ代表兼社長並びに株式会社パソナ代表取締役会長CEOを務めている。その他、大阪大学大学院国際公共政策研究科客員教授も歴任。
ベンチャー企業の起業家が一般的ではなかった時代には、ソフトバンクの孫正義、エイチ・アイ・エスの澤田秀雄とともにベンチャー三銃士と称されたこともあった。
【経歴】
1952年1月5日生まれ
兵庫県神戸市出身
1976年3に関西大学工学部を卒業
1976年2月に「家庭の主婦の再就職を応援したい」という思いから、大学卒業の1ヶ月前に起業。人材派遣システムをスタート。
それ以来“雇用創造”をミッションとし、新たな就労や雇用のあり方を社会に提案、 そのための雇用インフラを構築し続けている。
【著書】
『これから「働き方」はどうなるのか』(PHP研究所)
『創業は創職である。』 改訂版(東洋経済新報社)
『人財開国』(財界研究所)など
共働き世帯のために新たな人員を募集
今回、コロナウイルスの感染拡大および予防のための臨時休校を受け、平日の放課後から開所している学童保育を午前中から開所しています。また、同時に保育園に勤務する保育士の中には自分自身の子どもを預けられない者もいるとのことで保育園への更なる応援体制が必要になっています。
この度、パソナフォスターでは、子育て世帯の方々がより安心してお子さんを預けて頂けるよう、保育士や学童指導員・調理員とそのサポートをして下さる方々を募集しています。有資格者の方だけでなく、子育て経験のある方々や保育・教育関係を学ぶ学生の方々なども募り、共に助け合い安心して子育てができる環境づくりに取り組んでいます。
その他のパソナフォスターのサービス
保育園や幼稚園で働く保育者が、子どもの成長状況を把握できるように「『CRAYON BOOK』(クレヨンブック)」という冊子を作製しました。琉球大学教育学部の韓 昌完(ハンチャンワン)教授が開発し、共同研究企業としてパソナフォスターが商品化したものです。
冊子には、0歳児から5歳児までの子どもへの接し方や、成長の様子について解説されています。使い方は、まずは評価マニュアルを見ながら「環境と日常生活」「理解」「概念形成」「納得」「才能発掘」について評価シートに書き込んでいきます。
評価シートに回答することで、子どもの成長状況や個性才能を伸ばすための大人の関わり方、必要な保育環境の可視化ができるようになります。
さらに、保育者に対する教育研修や、保育者同士の情報共有としてこれを活用することで、今後の保育の方向性が共有でき、保育の質の向上につながります。
その評価シートを韓教授の研究チームが分析し、項目ごとに子どもの成長状況やそれぞれの個性・才能を伸ばす関わり方、必要な保育環境、今後の保育や子育ての方向性へのアドバイスを記載したシートを返送してもらうことも可能です。
保育者個人の保育経験や価値観に左右されずに、子どもの成長状況を客観的に把握することは重要です。
また、保育に携わる保育者の目線を合わせ、情報共有を積極的に進め、保育者への教育研修や、保育者同士の情報共有ツールとして活用することで、保育の質の向上につながるのではないでしょうか。
子育て支援に関心の高い自治体や保育事業者向けに役に立つのではないかと考えています。
パソナフォスターは、すべての保育従事者の保育の質を向上させるため、日々研鑚しています。
クレヨンブック(3000円税別)
評価マニュアル(1500円税別)
評価シート 0歳児用、1-2歳児用(300円税別)。3-5歳児用(400円税別)
評価シートの分析(1回5000円税別)