2024年03月21日更新

おそ松さん 考察 osomatusan

【おそ松さん1期】あなたは気づけた？数話ぶりに活用された設定・伏線のまとめ！【考察】

『おそ松さん』は1話ごとにストーリーが完結するアニメですが、こっそりと張られていた伏線が数話ぶりに回収されたり、以前登場した人物や設定が数話ぶりに再利用されたりすることがあります。そんな設定・伏線のうち、普通にアニメを見ていても気付きづらいものだけを63個まとめてみました。1期1話～25話まで対応。

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出典：matomame.jp

伏線になっていたのは7話。チョロ松が3個の今川焼きは半分に割って6人で食べると解説していました。おそらく、24話の一松は1個全部食べていいと理屈では分かっていても、昔の習慣が抜けきらず、半分しか食べてはいけないような気分になったのでしょう。また、今川焼きを用意したのは母だと思われますが、二人しかいないのに3個用意してしまっている母も昔の習慣に囚われていると言えます。

【54】一松を助けたカップルが良い人すぎる！

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24話で倒れそうになった一松を助けたカップルは…

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11話、ブラックサンタとなった一松に公園で絡まれていたカップルでした。人体自然発火を見せられ怖い思いをしたはずなのに、助けてあげるなんて優しい人達ですね。一松が絡んできたおかげで自然に終電を逃す流れになったので一松に感謝しているという可能性もあるんでしょうか。

【55】一人暮らしを始められるかどうかは私服と深く関係していた！

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24話では、六つ子たちが次々と自立していき、おそ松ただ一人が家に残ることになります。赤い六つ子パーカーを着たおそ松が背中を向ける姿がたびたび描かれていたのが印象的でした。

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そんなおそ松の姿を見た上であらためて過去の回を振り返ると、おそ松が専用の私服を着ているシーンが無いことに気づきます。4話でトト子ちゃんの家に行ったときも、10話でレンタル彼女を利用したときもおそ松は六つ子共通の服を着ていました。そういうところから、おそ松は六つ子であることに強いこだわりを持っていると推測できます。そして、そういうこだわりがあるからこそ、24話で一人暮らしを始められなかったのだと考えられます。

【56】ケバブのときと比較すると分かる十四松の野球愛の強さ

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25話、野球マンになった十四松に対し一松は「よーしよしよし」と言いながら顎をさすって落ち着かせようとしていましたが、効果は無くまた十四松は暴走してしまいました。

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一方、20話ではハタ坊のケバブを食べてぴょんぴょん飛び跳ね始めた十四松に対し一松は「よーしよしよし」と言いながら首を絞めて落ち着かせることに成功していました。20話でうまくいったから25話でも同じやり方を試したということなのでしょうが、十四松の野球への愛がケバブへの愛よりずっと大きかったということが、一松にとって誤算だったのではないでしょうか。あるいは、一松は十四松の野球愛を理解していたから本気で抑えつけられなかったとも考えられます。

【57】様々な世界で奇行を繰り返すチョロ松一族

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25話ではトト子とにゃーちゃんから応援されたチョロ松が興奮してブリッジするシーンがありました。このときの姿勢や表情は、

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実は14話のチョロ松教頭とほぼ同じでした。教頭の場合、トド松先生が文化祭の屋台でチョコバナナを売ると言ったことが興奮の原因でした。

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また、25話で一松に踏んづけられたときのチョロ松の表情は、

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19話でトト子の竹筒を持ち去ろうとして、トト子に叱られていた忍者の表情と同じでした。欲望を隠そうとしてるけど全然隠せていないところがチョロ松一族の特徴と言えます。

【58】なんでもありの最終回、花の精や神松が復活している！

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25話、コーチ松の墓前に懐かしいキャラが集合していました。

1：トト子と別れた石油王
2：チョロ松と結婚しようとした娘ダヨーン
3：神松
4：十四松の彼女
5：チビ太とデートした花の精
6：橋本にゃー
7：スタバァ店員のアイダ
8：スタバァ店員のサチコ
9：エスパーニャンコ

【59】センバツ野球でのハタ坊の行動には会社の事情が関係していた！？

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25話、松野家チームのメンバーとしてセンバツに参加したハタ坊はトゲ付きのハタを敵チームに刺していました。ハタ坊にしては凶悪な行動ですが、敵チーム名が「元フラッグコーポレーション実業」だったことに注目です。

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フラッグコーポレーションはハタ坊の会社の名前ですが、20話ではその会社の社員とハタ坊が喧嘩別れするシーンがありました。おそらく元フラッグコーポレーション実業はそのときの社員が作ったチームなのでしょう。20話のハタ坊は「別に友達じゃないからいいじょ」と気にしてないふうでしたが、やはり25話の様子を見ると、裏切り者を憎む気持ちがずっとあったのではないかと思われます。

【60】執念深い男イヤミ、センバツでイヤミカートの復讐を果たす！

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25話、センバツの試合で打席に入ったイヤミが押したスイッチは、

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18話のイヤミカートでイヤミが使ったスイッチと全く同じデザインでした。さらに人を粉にするという効果も同じでした。

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さて、25話で粉にされたのは聖澤庄之助だったわけですが、

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聖澤庄之助は18話のイヤミカートの優勝者でした。最後の最後で優勝を横取りされた恨みがあったから、イヤミは25話で聖澤庄之助を粉にしたのではないでしょうか。

【61】因果応報？魚で止めを刺されるトト子ちゃん！

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25話のセンバツ決勝戦ではトト子が第四銀河大附属高校から魚を投げつけられてKOされていました。

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振り返れば、18話のイヤミカートでチョロ松に魚を刺したのがトト子でした。魚の種類、刺さった場所、刺さる角度など全てが一致していますし、今までやりたい放題だったトト子にお灸をすえようというスタッフの意図があったのではないでしょうか。

【62】センバツとイヤミカートはリンクする部分が多い！

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25話で開催されたセンバツ○○大会。元ネタは選抜高等学校野球大会と思われますが、選抜高等学校野球大会の場合は甲子園に出場する高校を選抜するのが目的です。

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結局、○○に何が入るのかは分からずじまいでしたが、最終戦が終わったときに「優勝は第四銀河大附属高校、ファイナルステージ進出の権利を得ました」とナレーションが入っていたので、ファイナルステージ進出チームの選抜をしていたということでいいのでしょう。そして、優勝校である第四銀河大附属高校はエンドカードイラストに載るという栄誉を得ていました。

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一方、18話のイヤミカートはレースをして競い合い、主役にふさわしいキャラを決めるという内容でした。そして主役には聖澤庄之助が選ばれ、ラストの予告でその名が表示されていました。「レース⇔野球」「エンドカード⇔予告」と微妙に違いはありますが、話の流れがセンバツと似ています。また、この記事の項目【60】や【61】で説明したようにセンバツではイヤミカートを思い出させるような演出がいくつかありました。おそらく25話そのものが18話をリスペクトして作られた回だったのではないでしょうか。