2024年03月21日更新

おそ松さん 考察 osomatusan

【おそ松さん1期】あなたは気づけた？数話ぶりに活用された設定・伏線のまとめ！【考察】

『おそ松さん』は1話ごとにストーリーが完結するアニメですが、こっそりと張られていた伏線が数話ぶりに回収されたり、以前登場した人物や設定が数話ぶりに再利用されたりすることがあります。そんな設定・伏線のうち、普通にアニメを見ていても気付きづらいものだけを63個まとめてみました。1期1話～25話まで対応。

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【34】チョロ松のスーツ姿は自意識過剰モード専用？

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出典：matomame.jp

19話、自意識ビッグバンを起こし、スタバァでドヤ顔しながらダンボールパソコンを操作するチョロ松。このときのチョロ松のスーツ姿は…

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4話、トト子のアイドルデビュー発表会にマネージャーとして出席したときの服装と同じです。当時はトト子が好きでアイドルオタクだからマネージャーになったのかと思いましたが、今振り返ると、このときからすでに自意識をコントロールできなくなっていたという感じがします。

【35】友達だじょー発言がこんなに重要な意味を持っていたとは…

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20話は、ハタ坊の部下がハタ坊を裏切ると同時にハタ坊が謎の肉の販売を始めるというちょっと怖い流れでした。この流れを見た後に、6話で一度はハタ坊の部下になっておいて現在はハタ坊の部下として働いていない六つ子たちは大丈夫なのかと気になった人もいるはずです。しかし、そこでポイントになるのは20話のハタ坊が部下に言った「別に友達じゃないからいいじょ」というセリフです。

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一方、6話のハタ坊は六つ子たちに対して何度も「友達だじょー」と呼びかけていました。つまり、六つ子は友達だからこそ特別扱いしてもらえて、肉にされずに済んだというわけです。しかし、ハタ坊が友達かどうかによって対応を大きく変える理由は謎のままです。

【36】おしゃれ番長になってもカラ松の自意識に変化なし！

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20話、クズ番長おそ松と自称おしゃれ番長カラ松は喧嘩し終わった後、互いを認め合いしっかりと抱き合っていました。この流れを見て思い出すのは…

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19話でカラ松がフリーハグを求めていたシーンです。このカラ松と同様におしゃれ番長にもフリーハグを求める気持ちがあったからこそ、ああいう流れになったのではないでしょうか。実際、おしゃれ番長は最初は揉め事を避けようとしていて、本当は穏健派の人間という感じでした。

【37】恐るべき十四松の観察力！一松の好みは見抜かれていた！

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21話、神松を消し去るために六つ子が武器を用意するシーン。一松は全身にダイナマイトを巻きつけていましたが、ここで思い出したいのは11話のクリスマスプレゼント交換会です。

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交換会では、十四松が一松からのプレゼントを受け取ることになり、中身について「爆弾かな？」と予想していました。この予想は外れてしまったわけですが、21話の内容を見た後だと、十四松が一松の好みをきちんと理解していたことが分かります。

【38】トド松とトド子の壁紙が完全に一致！

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22話、トド松がスマホでLINEをチェックするシーン。このときの壁紙は…

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15話のトド子のLINE壁紙と同じです。色だけでなく松マーク模様も一致しています。本物の女性であるトド子と全く同じ壁紙を使っているなんて、トド松の女子力の高さは相当ですね。

【39】カラ松、同じ雑誌を熟読しすぎでしょ！

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22話、居間でカラ松が読んでいた雑誌は…

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16話、一松事変のときに一松が六つ子部屋で見つけた雑誌と全く同じです。このときすでに大量の付箋がついていたのに、まだ読み続けていたということはよほど気に入ったんでしょうね。

【40】おそ松は女性に積極的すぎ！ナンパに失敗するのも当然！

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22話のオーディションではおそ松が女の子に凄い勢いで襲いかかっていましたが、ここで思い出したいのは19話のナンパシーン。

おそ松は連絡先ゲットに成功していましたが、なぜかボコボコにされてしまっていました。おそらく22話のようにいきなり積極的な態度をとった結果、女の子に思いっきり反撃されてしまったのでしょう。

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さらに遡って1話では、カラ松がおそ松に「おいおい校内でナンパかよ、おそ松兄さん。相変わらず手が早えな」と声をかけていました。おそ松は「そんなんじゃないよ」と否定していましたが、初期の頃からおそ松には女性に積極的という設定があったのではないでしょうか。

【41】落下からの炎上、カラ松の扱いは全く改善されていない

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22話、カラ松を落とし穴に落とすためにトド松が押したスイッチに見覚えのあった人も多いはずです。

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そう、11話のだよーん相談室のスイッチと全く同じでした。また、カラ松が落下した後、炎が上がるという流れも同じでした。カラ松の相談内容は「2クール目に入ったら、カラ松の扱いをもう少しだけでいいからよくしてもらいたい」だったわけですが、22話では炎の後にコンクリまで流し込まれていたので、むしろ扱いは悪くなったと言えます。

【42】虎を操るスキルは六つ子共通？

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22話、おそ松が師範代を襲ったときに使った虎は…

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10話、イヤ代とチビ美に制裁を加えるために一松が使った虎と同じに見えます。六つ子が飼育している虎なのでしょうか？

【43】なるほど納得！ファイナルシェーの発動条件！

22話では、だよーんが持ってきた巨大なピンクの物体を見て、イヤミがファイナルシェーを繰り出していましたが、伏線になっていたのは4話冒頭のシーン。

このとき、イヤミはだよーんと一緒にシェーの練習をしていたのですが、だよーんが見せる物体が大きければ大きいほどに派手なシェーをしていました。つまり、22話のイヤミは今まで見てきた物体より遥かに大きい物体を見たからこそ、ファイナルシェーを出すことができたというわけです。

【44】ダヨーンがミスコンに出た理由！叶えたい夢があった！

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10話、居間で父がミスコンのテレビ番組を見るシーン。ミスビューティー日本に選ばれた女性が実はデカパンの薬で女性化したダヨーンだったと判明し、父が飲み物を吹き出します。一体なぜ、ダヨーンはミスコンに出ようと思ったのか、そのヒントが実はすでに提示されていました。

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6話、金持ちになったイヤミに対して、ダヨーンは「友達としてテレビに出して欲しいよーん」と頼んでいました。しかし、イヤミに断られてしまい実現しませんでした。つまり、テレビに出るという夢を叶えるために、ダヨーンはミスコンに出たというわけです。

【45】六つ子の武器が三国志っぽい！カラ松の仕業か？

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22話、カンフーおじさんに襲いかかったときに六つ子が使っていた武器はどれも中国で昔から使われてきた武器でした。ここで思い出したいのは17話ラストのカラ松による予告です。

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「明日の俺の行動を予告しとこう。ブックオフで三国志を全巻読破。男の生き様を学んでくるぜ」という内容でした。三国志は古代中国の歴史書であり、三国志に登場する武将たちも22話で六つ子が持っていたような武器を使用していました。直前に三国志を読んでいたカラ松が武器選びを担当してしまったために、六つ子の武器に三国志の影響が出てしまったのではないかと考えられます。ちなみにカラ松の武器は蛇矛で、三国志では勇猛な性格で知られる張飛が使用していました。

【46】トド松は先祖代々、コレクションをなくす運命にある？

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22話ではイヤミを驚かすための材料として、一松がトド松のコレクションを取り出すシーンがありました。

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振り返って19話ではトド菊がコレクションの枚数を数えて、1枚足りないことに気づくシーンがありました。19話と22話は別世界だとは思いますが、もしかしたら、トド菊のコレクションを持ちだしたのも一松だったのかもしれませんね。

【47】トト子は鈍感？にゃーちゃんの結婚は予想できたはず！

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24話では、にゃーちゃんがネット事業で儲かっている人と結婚することが明らかになりました。結婚すると聞いてトト子はかなり驚いた様子でしたが…

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実は21話ですでに、にゃーちゃんの熱愛がスポーツ新聞で報道されていました。トト子は他人に興味が無いような雰囲気がありますし、にゃーちゃん関連の情報は全く収集していなかったんでしょうね。

【48】これは屈辱的！想定とは真逆の立場になったトト子！

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24話でトト子はブス美からスマホでSNSを見せられ、同級生たちが結婚したり出産したりして幸せに暮らしていることを教えられます。その後、トト子はストレスで荒れてしまうのですが、ここで思い出したいのは8話です。

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トト子は「SNSに自信のある画像を上げてさ、可愛いって騒がれたいの。あとそれを同級生とかに見つかって、あなたより上の人生歩んでるアピールしたいの」と語っていました。つまり、トト子は自分が同級生に対してやりたかったことを逆に同級生からやられてしまったわけです。

【49】おそ松がトド松に醤油取ってと頼む、その時点ですでにおかしかった

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24話ではおそ松がトド松に醤油を取ってくれと何度も頼むのですが、無視され続けてしまい最終的にキレてしまいました。

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伏線になっていたのは13話。このとき、おそ松はチョロ松に「醤油とって」と頼み、チョロ松がすぐに応じていました。24話でも醤油はどちらかと言えばチョロ松の近くにあったわけですから、普段のようにチョロ松に取ってと言うほうが自然だったはずです。にも関わらずあえてトド松に頼んだのは、チョロ松を避けたい気持ちがあったからだと考えられます。

【50】おそ松の心を的確にえぐる！トド松の武器選びセンスが凄い！

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24話、チョロ松の就職が決まって以降、ふてくされた態度を取り続けるおそ松をトド松は丸めたチラシでひっぱたいていました。実はこのチラシは…

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10話、おそ松がチョロ松に見せた熱海旅行のチラシと全く同じでした。おそらく、トド松は「お前なんかとは一緒に旅行に行きたくない」という気持ちを込めるために、このチラシを武器に選んだのではないでしょうか。

【51】トド松の成長が著しい！もうトイレなんて怖くない！

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24話で一人暮らしを始めたトド松は、夜中に一人でアパートの共同トイレに行こうとしていました。

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3話では寝ていたチョロ松を起こして一緒にトイレに行ってもらっていたわけですから、かなり成長していると言えます。

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また、2話のブラック工場では見知らぬおっさんと同じトイレを使うなんて嫌だと言って泣いていたわけですから、アパートの共同トイレに耐えられるようになったのも成長と言えます。

【52】十四松が普通に電話に出れるようになった！偉い！

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24話、バイトに応募した工場からの電話に出たとき、十四松は「はい、松野です」ときちんと苗字を名乗っていました。

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一方、5話でカラ松を誘拐したチビ太からの電話に出たときは「はい、十四松です」と名前を名乗ってしまっていました。5話の時点でも苗字を名乗らないといけないことは分かっていてわざとやった疑惑はありますが、まあそうだとしても、必要に応じてテンションを抑えて真面目に振る舞えるようになったのは成長と言えるでしょう。