KADOKAWAから発売予定だった『あの子もトランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブームの悲劇』(アビゲイル・シュライアー著、岩波明監訳)が発売停止となったことが明らかになりました。
目次
千田氏は、本書は「多くの当事者、とくに親にインタビューをおこなったもの」と紹介してるけど、まずそこが間違い。本書のテーマは「(執筆当時の数年間に急増した)トランスジェンダーの若者」なので、本書の当事者というならそこ。そしてシュライアーはそこへの取材はできるだけ徹底回避してる。→ pic.twitter.com/5td2HuXAg6
— 長谷川珈/訳書『10ステップでかんたん!魔王の倒しかた』アンドリュー・ロウ著(Audible) (@252coffee) Jan 20, 2024
千田有紀氏の論評、もうちょっと当該書をちゃんと読もうよとさすがにつっこみたくなったのでコメントしとく。kadokawaで出版中止になった、シュライアー『あの子もトランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブームの悲劇』の件ねhttps://t.co/oViVh27gKDhttps://t.co/hK1csren8N
— 長谷川珈/訳書『10ステップでかんたん!魔王の倒しかた』アンドリュー・ロウ著(Audible) (@252coffee) Jan 20, 2024
なので千田氏の「いわば一見、普通のノンフィクション本として、とりたてて瑕疵(かし)があるようには見えない」という論評に対しても、本当にその読みでいいんですか?と言いたくなる。でもまあ「一見」という留保があるのでこれはいいかな…。確かに「一見」そう見える本なわけです。
— 長谷川珈/訳書『10ステップでかんたん!魔王の倒しかた』アンドリュー・ロウ著(Audible) (@252coffee) Jan 20, 2024
なので本書は「親にばっかインタビューし、当事者の声がほぼない本」が正しい。大人や脱トランス(治療をやめた人)には取材してるけどね。多くのトランスジェンダーに取材したと言いつつ実は最も当事者たる「トランスジェンダーの若者」の声だけは周到に無視するという巧妙な仕掛けの本なわけです。→
— 長谷川珈/訳書『10ステップでかんたん!魔王の倒しかた』アンドリュー・ロウ著(Audible) (@252coffee) Jan 20, 2024
まあ、ジェンダーアファーミングな(自認する性に近づける)治療のリスクを強調する本がもし日本にあまりなかったのなら、本書がその点で当事者の参考になる可能性はある。ただねえ、トランス治療自体をまるっと認めない方向へ世論を動かそうとする本書の明白な(ただしつるっと読むだけでは見逃してし
— 長谷川珈/訳書『10ステップでかんたん!魔王の倒しかた』アンドリュー・ロウ著(Audible) (@252coffee) Jan 20, 2024
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そして千田氏の締め「当該の本を待ち望んでいたのは、性別違和に苦しむ当事者の子どもたちではなかったのだろうか」は本当ですかね? トランスなんて大部分ブームなんだ伝染病なんだ子供をそういう環境から思い切って引き離せ、と親目線で書かれた本が若者に「待ち望」まれてるとはあんま思えない…。 pic.twitter.com/3lCdAalsag
— 長谷川珈/訳書『10ステップでかんたん!魔王の倒しかた』アンドリュー・ロウ著(Audible) (@252coffee) Jan 20, 2024
まう)意図に当事者が気づかないわけないでしょ…とは私は思う。あともう一点。千田氏は出版関係者らが「出版に反対した」から→出版中止になった、という経緯を前提してるようにみえるけど、出版中止になるなんてたぶん誰も思ってなかったよね…。だからみんな驚いた。私が気づいた範囲では目だった pic.twitter.com/KTb6p5aoms
— 長谷川珈/訳書『10ステップでかんたん!魔王の倒しかた』アンドリュー・ロウ著(Audible) (@252coffee) Jan 20, 2024
抗議声明は一つだけ(小林えみ氏らの「意見書」)で、この期に及んで出版中止は無理だろうけど何かはしてくんないかなあ…という完璧諦めモードだった。まあ、出版しないでほしいって気持ちは確かにありありとしてるんだけど、一般的に言って同業者が他社様に対して「その商品https://t.co/5ZVjpyns5M
— 長谷川珈/訳書『10ステップでかんたん!魔王の倒しかた』アンドリュー・ロウ著(Audible) (@252coffee) Jan 20, 2024
の発売をやめろ」とか普通は口出ししないわけで。だから「中止を求める」という言い方はされてない。何かするなら「協力を惜しまない」とまで言ってるわけだし。中止を求める声明だと千田氏が解釈したならそれでいいんだけど、その場合は「事実上出版中止を求める声明であった」とか自分の言葉としての
— 長谷川珈/訳書『10ステップでかんたん!魔王の倒しかた』アンドリュー・ロウ著(Audible) (@252coffee) Jan 20, 2024
書き方がある。まずは書いてあることをちゃんと読んであげようよとは思う。ネット上では「出版中止を求めたから出版中止になった!検閲だ!焚書だ!」みたいのが事後的にただちに歴史的事実みたいになっちゃうからね… 経緯を辿る力のある人はそのへん繊細になってあげようよと思う。細かいこと言って
— 長谷川珈/訳書『10ステップでかんたん!魔王の倒しかた』アンドリュー・ロウ著(Audible) (@252coffee) Jan 20, 2024
KADOKAWA出版中止の件はまだ落ち込んでるし、あれに嬉々として加担した人たち、特に出版関係者や大学関係者や声のデカいアライたちのことをわたしは未だに許せないよ
— Gwen🦫 (@000Gwen) Jan 21, 2024
KADOKAWAの話は「あっさり」と「出版中止」が不可分であることくらいは認識されたらよろしいでしょうね https://t.co/NqlZ0weqQR
— けにゃん (@kenyannyan) Jan 21, 2024
# 1206トランス差別KADOKAWA抗議ってタグ作って、リアルにデモまでやって、「出版中止になるなんてたぶん誰も思ってなかった」って無責任にもほどがあるのではないか https://t.co/r5cQVgqpB0
— belle🦉🧶 (@pKYhfNVR) Jan 21, 2024
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まあ、デモ直前にKADOKAWAが出版中止を発表したので中止にはなってますが、crackが動員かけてやろうとしてたのは事実ですからね。
— 曲輪の住人 (@MMondeSelection) Jan 21, 2024
千田有紀氏の論評、もうちょっと当該書をちゃんと読もうよとさすがにつっこみたくなったのでコメントしとく。kadokawaで出版中止になった、シュライアー『あの子もトランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブームの悲劇』の件ねhttps://t.co/oViVh27gKDhttps://t.co/hK1csren8N
— 長谷川珈/訳書『10ステップでかんたん!魔王の倒しかた』アンドリュー・ロウ著(Audible) (@252coffee) Jan 20, 2024
こういう本は出版され、KADOKAWAの『原題: Irreversible Damage: The Transgender Craze Seducing Our Daughters/あの子もトランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブームの悲劇』が出版中止されたのが解せぬ緊急出版じゃねーよ https://t.co/8RMLB0D6m5
— オレガノ@病み垢 (@tr_oregano) Jan 19, 2024
すみません。この内容訂正します。「出版中止を求めてはいたけど、出版中止になるとは思っていなかった」そうです。だから出版中止になったこと、結果的に言論や表現の自由に対する重大な制限になったことに関して責任はないと考えてるってこと?求めてたことが実現したのに何狼狽えてんの? https://t.co/9Ym8MunFJB
— 布団大好きねこ (@OZlzOpMaDTl0XQo) Jan 21, 2024
私たちにそんなに影響力があるとは思わなかった、だって。出版中止に反対してたんでしょ?出版されてから批判では不十分で出版自体を差し止めたかったんだろ?成果を喜べばいいのに、槇野先生みたいにさ。立派に要求は実現したんだから。言論の自由に新たな制限の可能性を切り開いた。 pic.twitter.com/Uk9c4QKd5W
— 布団大好きねこ (@OZlzOpMaDTl0XQo) Jan 21, 2024
募ったがryと同じこといってるよな出版中止云々
— Nat 🍺🥃🍸🥂🥨🍲 (@NA95674880) Jan 21, 2024
「海外で話題のトランスジェンダー本が日本で発売中止」社会学者が「とうとうそこまできたか」と思ったワケ(プレジデントオンライン) - Yahoo!ニュース読んだ上で考えてみたかった。出版中止やり過ぎでは。原書読み差別本とは言えないって感想も数人見かけた。原書読むか https://t.co/7L9oLmbOtY
— えむきゃっと (@mcat_tky) Jan 21, 2024
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「出版中止を求めてはいたけど、出版中止になるとは思っていなかった」…………反抗期の子どもじゃないんだからさ🤦🏻♀️自分らのしたアクションが出版中止という形で実を結んだんだから堂々と誇るべきだし、今さら日和ってるんじゃないよ
— Gwen🦫 (@000Gwen) Jan 21, 2024
「抗議はしたけど出版中止になるなんて思わなかった」と同じように「トランス差別反対のためにペニス付きトランスも女子トイレに入れるべき!と主張したけど、まさか本当に入ってくるとは思わなかった」とか言いそう…
— 八鼓火/七川 琴 (@Hachikobi) Jan 21, 2024
出版中止をあんなに喜んでたくせに
— death☀️greetsmewarm🦕🐈🦖🟩⬜🟪 (@kuronekojck) Jan 21, 2024
つまり、「出版中止を要求していた(言論弾圧を企図していた)」と認識しているのかしら。この「微妙な違い」では、言論弾圧が成功するなんて「たぶん誰も思ってなかったよね」という解釈が妥当な読解に見えるけれども。 https://t.co/J1WdfKmTXL
— torii takayuki (@ttaka) Jan 21, 2024
私はシュライヤーの本の出版中止にまったく驚きませんでした。原稿では削りましたが、『社会正義は〜』本は出版用のweb記事を出版社が削除するまで追い込まれてましたよね。次は出版中止だろうと当然思ってました。KADOKAWAがあんなにあっさり白旗をあげるとは思いませんでしたけど。 https://t.co/7Gkt3EVLyP
— ぽんたcafe 🇺🇸 (@ekodayuki) Jan 21, 2024
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