結成35年を迎える国民的バンド「Mr.Children」が、2018年と2019年のコンサートツアーで4億円の裏金を作成していたことが明らかになりました。チケット代の値上げに伴い、二重帳簿を作成するなどの不正行為が行われていたとのことで、ファンや業界関係者に大きな衝撃を与えています。

Mr.ChildrenはCDの累計セールスが6000万枚以上に達し、日本で最も売れたバンドの一つとして知られています。今年7月からは全国11カ所でのアリーナツアーが予定されており、メンバーが50代になった今も精力的な活動を続けています。

ボーカルの桜井和寿（54）は、近年音源のセールスよりもコンサートを重視していると語っています。2018年のアリーナツアー「重力と呼吸」の際にも、「ライブで説得力を持つバンド」が理想と述べ、ファンとの直接の触れ合いを大切にしていました。

しかし、そのツアー期間中に彼らの20年来のパートナーが不正を行っていたことが明らかになりました。特捜部の捜査により、裏金の存在が発覚し、関係者は全面自供しています。このニュースに対して、SNS上では様々な反応が寄せられています。

「こりゃ解散だな」「ミスターチルドレンって『子供たち様』って意味？」といったコメントが見られる一方で、「自民党なら無罪になるやつ」「裏金作るなら自民党に入ってないと見逃してもらえないのに」といった皮肉も飛び交っています。また、「最近のシングルアルバム共に話題にならないがこんな事で注目を集めるとは」という声もあり、バンドの現状についての意見も見受けられます。

「特捜部ってなに？」「自民党か！」と特捜部の存在に疑問を抱くコメントも多く、「BUMP OF CHICKENという本物が現れて消えた老害おじさんというイメージ」という辛辣な意見もあります。

一部ファンは「これ桜井もしってたのかな」「秩序のない裏金作りに水平チョップ」といった具合に、メンバー自身の関与についても疑問を持っています。

今回の事件により、Mr.Childrenの信頼性に大きな傷が付きましたが、バンドがどのように対応し、今後の活動にどう影響を与えるかが注目されています。ファンや業界関係者は、バンドの誠実な対応を期待しています。