『全員死刑』は、2017年11月18日公開の映画作品。
大牟田4人殺害事件を題材とした鈴木智彦の『我が一家全員死刑』を原作としている
間宮祥太朗の初主演作品である
大牟田一家4人殺害事件に基づく間宮祥太朗の映画初主演作『全員死刑』予告編
2004年に福岡県大牟田市で、ある一家らを殺害して死刑判決を下された親子4名の実話を、テレビドラマ「お前はまだグンマを知らない」など ...
今こそ小林勇貴への私怨を晴らしたいのだが、悪評を広めようとしてるヤツがちょっとどうなんだという感じで、いまいちのれないw でもリンク先はみないほうがよいです。悪のりが受け、どんどん小林は増長した。俺が文句をいっても、周囲は笑って小林の機嫌をとった。映画会社とか本当にクソだった。
— 鈴木智彦/SUZUKI TOMOHIKO (@yonakiishi) Apr 23, 2022
小林の母親は俺と同じ歳だ。「勇貴はびびりなのにすぐ天狗になる」と心配していた。小林は小心者らしく周囲の反応を見ながら行動をエスカレートさせた。無許可のノーヘル車線無視走行を撮った映画が映画祭でグランプリになった。あ、いいんだ、映画のためなら多少の無軌道は称賛されるんだと勘違いした
— 鈴木智彦/SUZUKI TOMOHIKO (@yonakiishi) Apr 24, 2022
実際、映画業界の古参たちは小林の蛮勇を称賛した。賞金で翌年の映画祭に出品する映画を撮らねばならないのだが、日活が声を掛け、資金を追加するのでメジャーデビューしないか、と持ちかけてきた。それで俺の『我が一家全員死刑』を映画にしたいと言い出したわけ。日活の人と一緒に頼み込んできた。
— 鈴木智彦/SUZUKI TOMOHIKO (@yonakiishi) Apr 24, 2022
ただし、受賞賞金で撮る映画なので、映画祭までにクランクアップしなければならない。だから時間がない。日活はそう説明した。俺もまた馬鹿でさ、小林の性格を見抜けないばかりか、多摩映画賞の受賞作品を観て、小林の紹介をtweetしたらうけがよく、いいかっこもできると思い、交渉することにしたのよ
— 鈴木智彦/SUZUKI TOMOHIKO (@yonakiishi) Apr 24, 2022
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でだ、大牟田四人殺しはすでに死刑が確定していた。父親も、母親も、兄も、実行犯の弟も全員が確定死刑囚だ。拘置所にはいるんだけど、確定すると外部との連絡ができない。なので、実行犯の国選弁護人に連絡して、映画化の承諾をもらって欲しいと頼んだ。弁護士なら実行犯と面会できるからね。
— 鈴木智彦/SUZUKI TOMOHIKO (@yonakiishi) Apr 24, 2022
俺→弁護士→死刑囚→弁護士→俺→日活となるんで、やりとりにすごく時間がかかってしまう。ところが、映画祭に出さねばならないので、何度も交渉する時間がないのよ。絶対映画祭に間に合わせなきゃならないんだから。じゃあどうするか…原作者の取り分はぜんぶ死刑囚にやるしかない…となった。
— 鈴木智彦/SUZUKI TOMOHIKO (@yonakiishi) Apr 24, 2022
日活にもOKをもらい交渉をすすめた。弁護士の先生に「原作料も、DVDや配信で入った金も、すべて差し上げる。俺は一切を放棄する。だからなるべく早く承諾し、映画会社から送る契約書にサインしてくれ」と伝えてもらった。だからみなさんがあの映画に払った金の一部は、あの鬼畜の懐に入っている。
— 鈴木智彦/SUZUKI TOMOHIKO (@yonakiishi) Apr 24, 2022
死刑囚は承諾すると思った。死刑囚って労働がないんです。首をくくって殺されることが刑なので、それまで拘置所にいるし、懲役囚とは違って食べ物も買えるし、自由に誰とでも手紙のやりとりができます。でも、切手1枚にしたってただではない。そのためには金がいる。だからすごく金が欲しいんです。
— 鈴木智彦/SUZUKI TOMOHIKO (@yonakiishi) Apr 24, 2022
実行犯の父親は九州の暴力団幹部でした。兄も弟も相撲部屋を辞め、同じ暴力団に入った。通常、暴力団は自分たちの身内が拘禁されれば助けてくれるんです。ところが大牟田四人殺しは最低最悪の事件なので、暴力団が実行犯家族と一切交流するなと通達を出した。事件が事件なので支援者もほぼいない。
— 鈴木智彦/SUZUKI TOMOHIKO (@yonakiishi) Apr 24, 2022
読みは当たり、死刑囚は条件を呑むと連絡してきた。スケジュールも間に合いそうだ。契約書云々は日活にやってもらいました。で、映画『全員死刑』がスタートしたんです。なのにさ、日活は映画を撮り終わったあと、こう言ってきたんだよ。
— 鈴木智彦/SUZUKI TOMOHIKO (@yonakiishi) Apr 24, 2022
「コンプライアンスに抵触するので死刑囚とは契約できない」
日活はもちろん、小林も猫なで声で頼んできた。
— 鈴木智彦/SUZUKI TOMOHIKO (@yonakiishi) Apr 24, 2022
「鈴木さんが契約して下さい。そして鈴木さんが死刑囚に金を支払って下さい」
え!ですよね。だって確定申告で俺の収入になるし、もう映画撮り終えてるんだよ。ひっくりかえせないじゃん。そういう時、小林は可愛い後輩を演じきる。役者でしたよ。
この状況をヤクザ的にいうと「カタにはめられた」「画を描かれた」といいますw で、しょうがないのでサインした。だから日活は契約書上、俺に払っている。でも、俺は一銭も受け取らず、日活が直接死刑囚に支払ってます。どうしてかというと、その後、死刑囚が本の印税も全部渡せと言ってきたんです。
— 鈴木智彦/SUZUKI TOMOHIKO (@yonakiishi) Apr 24, 2022
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実行犯は暴力団幹部だったから、俺は彼らが所属していた暴力団にも交渉に行った。絶対映画祭で上映しなきゃならないから、全力でトラブル回避した。その時の金は俺の持ち出しで、映画では赤字なんです。それに言いがかりだしってんで訴訟になりました。現在俺が抱えてる裁判のひとつがこれです。
— 鈴木智彦/SUZUKI TOMOHIKO (@yonakiishi) Apr 24, 2022
弁護は喜田村洋一先生に依頼した。以前、宝島の記事で訴えられたとき、相手の弁護士が喜田村先生で、その手腕にほれぼれしたんです。次に訴えられたら、喜田村先生に頼もうと決めていた。喜田村先生は週刊文春の守護神であり、日産のゴーンと一緒に逮捕されたグレック・ケリーの弁護士です。
— 鈴木智彦/SUZUKI TOMOHIKO (@yonakiishi) Apr 24, 2022
喜田村先生に「かくかくしかじかで日活が~」と話したら、すぐに日活とやりとりしてくれた。なので、書類上は俺の収入…でも源泉徴収票がこないから、どうなってるかわかんないけど、『全員死刑』の原作者の取り分は、1円も入っていません。
— 鈴木智彦/SUZUKI TOMOHIKO (@yonakiishi) Apr 24, 2022
話を戻そう。すったもんだで完成した『全員死刑』なんだけど、また日活と小林が狡いのよ。映画祭を知ってる人は分かるだろうけど、結局、映画祭には別の自主映画を上映した。だったらさ、なにも突貫工事でかけずり回る必要はなかった。堂々と公表出来る形で交渉できたし、俺の取り分もあったはず。
— 鈴木智彦/SUZUKI TOMOHIKO (@yonakiishi) Apr 24, 2022
だから俺には「世間を騙してる」という罪悪感がすごくあった。だって本来は『全員死刑』が映画祭で上映される予定だったんだもの。どう弁解したって、映画は商業のそれとは比べものにならない完成度しかない。小林が受賞したのは、俺の故郷である北海道の映画祭なの。映画屋のやり口は本当に嫌だった。
— 鈴木智彦/SUZUKI TOMOHIKO (@yonakiishi) Apr 24, 2022
少し話を戻す。不信感はロケ地を決めた時からあった。うろ覚えだけど千葉でロケをしたのかな。その時、ロケ地には嘘のタイトルを伝えているらしい。わざわざ台本にも嘘のタイトルを印刷してんのよ。日活は『全員死刑』では協力してもらえないと説明した。映画界ってなんなんだろうね。それ詐欺じゃんw
— 鈴木智彦/SUZUKI TOMOHIKO (@yonakiishi) Apr 24, 2022
出版もクソだけど、映画屋ような騙しはしない。俺は出版でも「書いた相手が激怒する」記事を書くので揉め事になるわけ。具体的には裁判で、取材でこんな騙しやってたら負けちゃう。裁判で嘘をつくと、全部嘘に沿ってストーリーを組み、弁護士と関係者の口裏を合わせなきゃならん。正直が最強なんだよ。
— 鈴木智彦/SUZUKI TOMOHIKO (@yonakiishi) Apr 24, 2022
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で、不承不承、嘘を付かなきゃならんのだが、小林と一緒に宣伝のためあちこちで挨拶やトークをする歳、罪悪感がすごいんで謝っちゃうのよ。観客に。映画祭でも具体的になにいったか憶えてないんだけどみなさんごめんと謝ったはず。すると小林、壇上でキレんのよ。映画祭でもキレてたな。無視したけど。
— 鈴木智彦/SUZUKI TOMOHIKO (@yonakiishi) Apr 24, 2022
北区、いや、板橋だったっけな。デザイン事務所で折り込みチラシを作り、仕事の合間に自主映画を作ってた小林の境遇は一気に変わった。テレビや映画で観る役者を使って映画を撮り、母親が心配したようにみるみる天狗になっていった。それはわかる。俺もきっとなる。若いし。そこは理解出来た。
— 鈴木智彦/SUZUKI TOMOHIKO (@yonakiishi) Apr 24, 2022
やばい、頭が煮えてきたw こっからがまたひどいんだよ。ちゃんと小林の足引っ張れてるかな。効果的に嫌がらせできるよう、下書きしてから書こうw 訴訟になったらうけます。俺は騙しばかりの映画屋ではない。事実しか書いていない。法廷で罵倒してやる。裁判でそんな場面があったかはしらんけど。
— 鈴木智彦/SUZUKI TOMOHIKO (@yonakiishi) Apr 24, 2022
訴えられたら、うけるもうけないもないんだが。殲滅してやる(©寺澤有)。
— 鈴木智彦/SUZUKI TOMOHIKO (@yonakiishi) Apr 24, 2022
「全員死刑」にまつわる原作者の鈴木さんの話、こんなに胸糞なことがあるかよって内容。
— すしさしみ (@naonaon133) Apr 24, 2022
私が映画に払ったお金は鬼畜で浅はかな死刑囚の肥やしになったのを知って泣きそう。 twitter.com/yonakiishi/sta…
お勉強代が高くつきましたね。 twitter.com/yonakiishi/sta…
— こばんざめ (@kz0217) Apr 24, 2022
『全員死刑』、『ヘドローパ』は面白かったけど、そんなひどい内幕があったんだ・・・ twitter.com/yonakiishi/sta…
— ぷっぷくぷー (@puppukupukupuku) Apr 24, 2022
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