電通グループ、東京ゲームショウDigital World 2024でAIキャラクターによる革新的

電通グループは、東京ゲームショウDigital World 2024で、メタバース基盤システム「xambr」を活用し、AIキャラクターによるバーチャル空間体験を提供します。AIガイドやECサイト案内など、来場者とAIのインタラクティブな交流を通して、新たなエンターテインメント性とマーケティング

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電通グループ、東京ゲームショウDigital World 2024でAIキャラクターによる革新的体験を提供

電通グループは、世界最大級のゲームイベント「東京ゲームショウ2024」のバーチャル会場「東京ゲームショウ Digital World 2024」(TGSDW2024)において、AIを活用した革新的なバーチャル体験を提供すると発表しました。

今回の取り組みでは、メタバース基盤システム「xambr」にAIキャラクターを搭載し、バーチャル空間でのAI体験価値とEコマースプロモーションにおける効果を検証します。具体的には、Inworld AI社のプラットフォーム「Inworld」を活用し、日本語でAIキャラクターによる案内や接客を行う国内初の試みとなります。

電通グループは、2021年からambr社と協力して「xambr」を提供しており、毎年進化させてきました。TGSDW2024では、前年のユーザー行動分析に基づいたアップデートにより、より没入感のある体験と、エンターテインメント性、インタラクティブ性、マーケティング性の強化を実現しています。昨年はのべ約31万人が参加したバーチャル会場は、今年の開催期間も9月20日から10月6日までの17日間と、過去最長となる予定です。

今回のAIキャラクター導入は、TGSDW2024におけるPoC(概念実証)として実施されます。バーチャル空間上の来場者と出展企業双方に新たな体験価値をもたらし、さらにEコマースにおけるAIの効果測定も目的としています。

開発されたAIキャラクターは、以下の3種類です。

1. AIガイド: TGSDW2024会場内であれば、いつでもどこでも呼び出すことができるコンシェルジュAIです。イベント全体の案内や来場者の質問にリアルタイムで対応し、スムーズな体験を提供します。
2. タレントアバター: タレントを模したアバターが、来場者と会話を通じてECサイトを案内します。ユーモアのある会話で、ECサイトでのショッピング体験を楽しくサポートします。
3. AIショッピングガイド: TGSDW2024の公式グッズを販売するECサイトの案内を行うAIです。来場者の求める商品情報を提供し、スムーズな購入プロセスをサポートします。

AIキャラクター導入に際しては、来場者の安全・安心を最優先に考え、ambr社による開発・配置とProVision社による品質保証が行われ、セキュアな環境が整備されています。

電通グループは、今後もバーチャル空間におけるサービスやメタバースプラットフォームでのAI活用による体験価値向上に取り組んでいくとしています。

TGSDW2024は、Windows PC、Meta Quest 2/3、Oculus Riftシリーズ、HTC Vive Proシリーズ、Valve Index、iOS/Androidスマートフォンなど、様々なデバイスから参加可能です。参加料は無料で、9月20日から公式サイトからアプリをダウンロードして参加できます。
電通グループが東京ゲームショウDigital World 2024で展開するAIキャラクターによるバーチャル体験は、メタバース空間におけるエンターテインメントとマーケティングの可能性を示す、非常に興味深い試みです。

AIガイド、タレントアバター、AIショッピングガイドという3種類のAIキャラクターは、それぞれ異なる役割を果たし、来場者に多様なインタラクティブな体験を提供します。特に、日本語でリアルタイムにコミュニケーションをとるAIガイドは、ユーザーにとって非常に便利で親しみやすい存在となるでしょう。

イベント全体の案内や質問への対応など、AIガイドが提供するサポートは、来場者の満足度向上に大きく貢献する可能性を秘めています。さらに、タレントアバターによるユーモア溢れるECサイト案内は、ショッピング体験をより楽しく魅力的なものに変えるでしょう。

AIキャラクターを通じて、バーチャルイベント空間は、単なる情報提供の場から、ユーザーとAIが積極的に交流する、より魅力的なエンターテインメント空間へと進化する可能性があります。

しかしながら、AIキャラクター導入にあたっては、倫理的な課題やプライバシー保護といった問題にも注意深く対応していく必要があります。AIキャラクターがユーザーの個人情報や行動履歴をどのように扱うのか、また、AIキャラクターとのコミュニケーションにおいて、ユーザーが不快感や差別的な発言にさらされるリスクがないかなど、慎重な検討が必要です。

電通グループは、今回の取り組みを通じて、AIキャラクターが提供する体験価値向上と同時に、これらの倫理的な課題にも積極的に向き合い、より安全で快適なバーチャル空間の構築に貢献していくことが期待されます。

今回の東京ゲームショウDigital World 2024におけるAIキャラクターの実証実験は、今後、メタバース空間におけるAI活用の発展に大きな影響を与える可能性を秘めています。AI技術の進化と倫理的な配慮を両立させながら、ユーザーにとってより魅力的で有益なメタバース体験を提供していくことが、今後の課題と言えるでしょう。

AIと人間のインタラクティブな関係性が築かれるバーチャル空間は、私たちの生活にどのような変化をもたらすのでしょうか。今後の展開に注目していきたいところです。

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