2024年03月09日更新
箱根駅伝 厚底シューズ ナイキ

【箱根駅伝】厚底シューズ、ナイキが1区の45%でトップシェア「篠原くん、ジュダがアルファフライ3」

ミズノは東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)の協賛スポンサーであり、今回が100回目の大会となります。しかし、近年ミズノは厚底シューズの開発において遅れをとっており、

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ミズノは東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)の協賛スポンサーであり、今回が100回目の大会となります。しかし、近年ミズノは厚底シューズの開発において遅れをとっており、この記念すべき大会でミズノのシューズを着用するランナーが「ゼロ」になることを心配する声も上がっています。

2020年の正月に、カーボンファイバープレートを採用した厚底シューズが登場し、国内の長距離ランニング界を席巻しました。このシューズ競争の主役はアメリカのナイキ社でした。関係者によると、2020年の箱根駅伝では80%以上の選手がナイキのシューズを着用し、翌年2021年には95%に達しました。その後、他の国内外のメーカーも参戦した2022年以降はシェアは低下していますが、ナイキは依然として60〜70%のシェアを維持しています。

ミズノの陸上・ランニング課の斉藤太一課長は、「想像以上の速さで選手たちが厚底シューズを使用するようになりました。しかし、『やはり薄底でなければダメだ』という選手たちもまだまだいます」と苦々しく話しています。

ミズノの調査によると、10年前の2014年の箱根駅伝では、ミズノのシューズの着用率は48.3%で、首位を誇っていました。しかし、「厚底元年」と言われる2020年には急激に4.3%まで減少しました。2023年には着用率が0.5%まで落ち込み、選手が1人も着用しない状況となりました。

厚底シューズを履いたチームや選手は大会記録や区間記録を塗り替えていきました。このようなシューズの差が生まれ、選手たちは厚底シューズを「履かなければならない」という状況に追い込まれました。ミズノは他社と差別化するためにも、厚底シューズの開発に取り組む必要があると感じ、商品開発に着手しました。約2年の歳月を経て、2022年から「ウエーブリベリオンプロ」シリーズを発表し、厚底シューズの販売に本格的に参入しました。

ネットの反応

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