ライアットゲームズは、基本プレイ無料の5対5のキャラクターベースのタクティカルFPS「VALORANT」のコンソール版を、日本時間8月3日に日本、アメリカ、カナダ、ヨーロッパ、ブラジルで正式リリースしました。

VALORANTは、これまでPC版のみで展開されていましたが、待望のコンソール版リリースにより、より多くのプレイヤーが本格的なチームベースタクティカルシューターを体験できるようになりました。コンソール版はライアットゲームズ初のライブサービスコンソールゲームとして、PC版で培われた高い競技性をそのままに、コンソール向けに最適化された操作性とゲーム体験を提供します。

ライアットゲームズは、VALORANTの競技性の公平性を維持するために、PC版とコンソール版のクロスプレイには対応しないとしています。ただし、PC版とコンソール版を問わず、全プラットフォームでバランス調整パッチ、新エージェント、マップ、プレミアムコンテンツ、追加ライブサービス機能などの実装は同時リリースされる予定で、公平なゲーム環境を維持することに尽力しています。

ライアットゲームズは、VALORANTをプレイしたいと思う誰もが、意図されたクオリティーでゲームをプレイし、体験できるようにすることを目指しており、コンソール版のさらなる展開に向けて、他の地域にも目を向け続けることを表明しています。

VALORANTコンソール版のリリースに伴い、ライアットゲームズVALORANTプロダクションディレクターであるArnar Gylfason氏は、「リミテッドベータの期間中、プレイヤーの皆さんから非常に貴重なフィードバックをいただき、コンソールのプレイヤーにも私たちがお届けするゲームを楽しんでもらえるという自信がつきました。」とコメントし、コンソール版への期待を表明しました。

VALORANTは、高い精度が要求される銃撃戦と、各キャラクターが持つ特殊能力を組み合わせた、戦略的なゲームプレイが魅力です。マップは競技シーンを見据えて設計されており、何度プレイしても新鮮な戦いを体験できます。

ライアットゲームズは、VALORANTを世界中のプレイヤーに楽しめるよう、基本プレイ無料で提供しています。また、最高クラスの専用ゲームサーバーとインフラの整備、独自開発のチート対策システムなど、競技性を確保し、すべてのプラットフォームで公平なゲーム体験を実現するための体制構築に注力しています。

「VALORANT」のコンソール版リリースは、PC版のプレイヤーにとっても朗報と言えるでしょう。コンソール版のリリースにより、より多くのプレイヤーがVALORANTの世界に足を踏み入れることが期待できます。

ライアットゲームズは、PC版とコンソール版のクロスプレイには対応しないという決断を下しましたが、これは競技性の公平性を維持するためという理由からでしょう。PC版とコンソール版のプレイヤーが同じゲーム環境で対戦することは、操作方法やゲーム環境の差異から、公平性を欠く可能性があり、ライアットゲームズの決断は理解できます。

しかし、クロスプレイに対応しないことで、PC版とコンソール版のプレイヤー間でコミュニティが分断される可能性も懸念されます。ライアットゲームズは、今後、全プラットフォームでバランス調整パッチや新コンテンツを同時リリースすることで、プレイヤー間のコミュニティの分断を防ぎ、より活発なゲーム環境を構築していくことを目指しているようです。

コンソール版のリリースにより、VALORANTはさらに進化を遂げ、世界中のプレイヤーに愛されるゲームとなることを期待しています。今後、どのような展開が待ち受けているのか、楽しみですね。