日高屋上野駅入谷口店オープン!復刻「モツ野菜ラーメン」&初の「サワー祭」で新たな顧客層へ
日高屋が上野駅入谷口に新店をオープン。4年ぶり復刻の「モツ野菜ラーメン」や初の「サワー祭」開催を発表。女性客獲得に向けた取り組みや、社長のキャリアから垣間見える人材育成の姿勢など、今後の展開に期待が高まるイベントレポートをお届けします。
日高屋上野駅入谷口店オープン!復刻「モツ野菜ラーメン」&初の「サワー祭」で新たな顧客層へ
日高屋が上野駅入谷口に452店舗目となる「上野駅入谷口店」をオープンし、その記念イベントとして復刻・期間限定メニュー「モツ野菜ラーメン」のメディア先行試食会&ちょい飲み体験会が開催されました。
北関東への玄関口である上野駅に誕生した同店は、新幹線や電車で旅立つお客様に、気軽に立ち寄って食事やお酒を楽しめる場所を目指しているとのこと。実際、同社は近年、北関東への店舗展開を積極的に行っており、7月にオープンした宇都宮上大曽店は、新規出店店舗として過去最高の売り上げを記録したそうです。上野駅入谷口店も、今後の日高屋にとって重要な店舗となると期待されています。
イベントでは、10月11日(金)から期間限定で販売される「モツ野菜ラーメン」が紹介されました。4年ぶりの復活となる同メニューは、豚モツの臭みを抑え、女性客にも受け入れやすいように改良されたとのこと。豚モツを100g使用し、食べ応えのある一杯に仕上がっています。
さらに、9月20日(金)からは日高屋初となる「サワー祭」も開催されます。生ビールが苦手な方にも、お酒を楽しんでもらいたいという思いから企画されたそうです。レモンサワー、ウーロンハイ、緑茶ハイが、期間中は20円引きで提供されます。
イベントでは、日高屋が課題としている女性客獲得に向けた取り組みについても語られました。タッチパネルでの注文形式導入や、上野駅入谷口店の内装の綺麗さなど、女性が入りやすい環境づくりが進められています。社長は「日高屋女子」という新たなターゲット層の誕生に期待感を示していました。
また、社長自身のキャリアや人材育成についても語られました。社長はアルバイトからスタートし、努力を重ねて現在の地位を築いた人物。学歴に関わらず、努力次第で誰でもチャンスがあることを強調し、社内では年齢に関わらず敬意を払い合う「人本経営」を推進していることも明かしました。
試食会では、メディア関係者から「思ったよりもボリューミー」「サワーとの相性が良い」など、復刻メニューへの好意的な声が多数聞かれました。「モツ野菜ラーメン」は、おつまみとしても、〆の一杯としても楽しめる一杯となっています。
上野駅入谷口店は、ビジネスや観光、ショッピングなど、様々な目的で上野を訪れる方にとって、気軽に立ち寄れるお店を目指しています。今回の新メニューやイベントを通して、日高屋はさらなる顧客層の拡大を目指し、今後の展開に期待が高まります。
日高屋上野駅入谷口店のオープン記念イベントは、同社の今後の戦略が垣間見える、非常に興味深いものでした。特に、復刻された「モツ野菜ラーメン」は、4年ぶりの登場ということで、多くのファンにとって待ち焦がれていたメニューだったのではないでしょうか。臭みを抑え、女性客も意識した改良が加えられている点は、日高屋が新たな顧客層の開拓に力を入れていることを示しています。
また、今回初開催となる「サワー祭」も、生ビールが苦手な方にも日高屋を楽しんでもらうための工夫を感じました。このように、既存の顧客層だけでなく、新たな顧客層にもアプローチしていく姿勢は、今後の日高屋の成長に大きく貢献するでしょう。
さらに、社長の青野氏の発言からも、日高屋が人材育成に力を入れていることが伝わってきました。アルバイトから社長になった自身の経験を踏まえ、努力次第で誰でもチャンスがあるというメッセージは、従業員にとって大きな励みになるはずです。また、社内全体で「さん付け」を徹底するなど、人材を尊重する文化が根付いていることも印象的でした。
上野駅入谷口店は、北関東への玄関口という立地を活かし、ビジネスマンや観光客など、幅広い層の顧客を取り込むポテンシャルを秘めています。内装も綺麗で入りやすく、女性客も意識したメニュー展開など、顧客満足度を高めるための工夫が随所に見られました。
今回のイベントを通して、日高屋は単なるラーメン店ではなく、地域社会に貢献し、人材育成にも力を入れている企業であることを改めて認識しました。今後も、新たな試みに挑戦し、進化を続ける日高屋の動向から目が離せません。
特に、「日高屋女子」という新たな顧客層の創出は、今後の大きな課題であり、同時に大きな可能性を秘めていると感じました。女性客が快適に過ごせる空間作りや、女性好みのメニュー開発など、さらなる工夫が期待されます。
今回のイベントは、日高屋の今後の発展を期待させる、非常にポジティブな内容でした。上野駅入谷口店が、地域に愛されるお店として発展していくことを期待しています。