第28回介護福祉士実技試験解答速報まとめ
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第28回介護福祉士国家試験 実技試験解答速報 模範解答
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課題の総得点の60%程度を基準として、課題の難易度で補正した点数以上の得点の者を実技試験の合格者とする。
引用元:www.sssc.or.jp(引用元へはこちらから)
過去の合格基準を眺めてみますと、課題の難易度で前後しているようですが、近年は100点満点中、「約54点以下」の得点で合格していることがわかります。
また、複雑な課題であれば、40点~50点でも合格できるようです。
実技試験の最大の敵は、「緊張」だと言われています。
「緊張」のあまり、「何をしたか覚えていない・・・」というのが、多くの不合格者の共通点です。「緊張」の原因の一つに、「完璧」にしなければ合格できない・・・という思い込みがあります。
まずは、「半分程度」の課題クリアで合格できる! と心のハードルを下げることが大切です。
引用元:www.caresapo.jp(引用元へはこちらから)
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1.「利用者」の心身の状態
(1)青木かおるさん(93歳)⇒「名前」で呼びかける
(2)下肢筋力が低下している ⇒ 歩行介助時に「転倒」に注意
(3)杖を使用している ⇒ 歩行時は「杖を使用」する
(4)右利きである ⇒ 杖を持ってもらうときなどに配慮する
(5)立ち上がりと歩行に「一部介助」が必要 ⇒「残存機能」を活用する
(6)返事は「はい」または「うなずく」だけ ⇒「閉じられた質問」をする
2.「利用者」の現在の状況
(1)居間で床に敷いた布団に横になっている
(2)「窓の近くにある植木に水をやりたい」と言っている ⇒ 事前の説明などで会話に取り入れる
3.「介護内容」
(1)布団からの立ち上がり
(2)窓の近くまで歩行介助し、いすに座ってもらう
4.「試験環境について」(試験問題には、表記されていない内容)
(1)居間の隅に、「いす」と「多点杖」が置いてあった。
(2)窓際の「いす」の近くに、「窓 植木 水」と書かれた紙が置いてあった。
(3)いすは、背もたれはあるが、ひじ掛けはないタイプのいすだった。
(4)「靴脱場」が設けられており、試験開始前に靴を脱ぐように指示された。
5.「試験時間」
5分間以内
引用元:www.caresapo.jp(引用元へはこちらから)
1.出題基準の点から
(1)安全・安楽
⇒ 「布団からの立ち上がり」「歩行」「いすに座る」際、転倒・強打などの危険を伴う行為はなかったか。
(2)自立支援
⇒「布団からの立ち上がり」「歩行介助」の際に、利用者の残存機能を活用する介護を行うことができたか。
(3)個人の尊厳
⇒ 言葉遣いは適切であったか。
⇒「青木さん」と名前で呼ぶことができたか。
⇒ 声かけの際は、目線を揃えて話しかけたか。
(4)事前の説明と同意
⇒「介助開始時」「立ち上がり」「歩行介助」の際に、介助方法などを事前に説明し同意を得たか。
(5)自己決定
⇒ 「立ち上がりの方法の選択」「杖を持つ手の選択」など、自己決定を促す声かけができたか。
(6)健康状態の把握
⇒「介護開始前」「立ち上がり後」「窓の近くのいすに移動後」などに「気分は悪くないですか」など、体調に配慮する声かけができたか。
2.「介護内容」の点から
(1)布団からの立ち上がり
布団からの立ち上がり方法は、設問で指定されていませんので、いろいろな方法が考えられますが、大まかなパターンとしては、
(1)布団から「いす」にいったん座ってもらい、「いす」から立ち上がる。
(2)布団から立ち上がるときに「いす」などを活用してもらう。
(3)「いす」などを活用せずに、介助者の一部介助で立ち上がってもらう。
が考えられます。「杖」の近くに「いす」を用意しているので、出題者は、(1)の方法を想定しているものと思われます。しかし、(2)、(3)の方法でも安全・安楽にできていたら大丈夫だと思います。
(1)の方法では、
⇒ 布団からいすに座るときに、一部介助で安全・安楽に移乗できたか。
⇒ 「いす」からの立ち上がりは、適切に行えたか。
⇒ 杖を適切に持たせたか(通常、杖は不自由な方の反対の手に持ってもらいますが、そのような設定がないので、どちらの手でもよいと思われます。設問に利き手の表記があるので右手に持ってもらうことを想定しているかもしれません)。
(2)歩行介助
⇒ 下肢筋力が低下している状態なので、転倒に留意しながら適切に歩行介助できたか(通常は、杖を持っていない側から介助)。
(3)いすに座る
⇒ 適切にいすに座る介助ができたか。
3.制限時間
「5分間以内」に課題を終了することができたか。
引用元:www.caresapo.jp(引用元へはこちらから)
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