在日米軍普天間基地の移設先である名護市辺野古の埋め立てをめぐり、国が沖縄県に代わって工事の設計変更を承認する「代執行」に着手しました。この「代執行」について立憲民主党・福山哲郎氏が批判していますが、そもそも福山氏自身、辺野古移設を決めた旧民主党政権時における鳩山内閣の一員だったはずでは?
目次
【NHK】沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設先になっている名護市辺野古沖の地盤の改良工事をめぐり、国は28日、沖縄県にかわって工事を…
普天間基地の移設先となっている名護市辺野古沖の地盤の改良工事をめぐり、裁判所は沖縄県に対し今月25日までに工事を承認するよう命じましたが、県は承認しませんでした。
地方自治法では県が判決の期限までに承認しない場合、国が代わりに承認する代執行ができるとしていて、国土交通省は28日午前10時ごろ沖縄防衛局に承認書を交付し、工事を承認しました。
地方自治法に基づく代執行は初めてで、異例の事態です。
引用元:www3.nhk.or.jp(引用元へはこちらから)
沖縄県のアメリカ軍普天間基地の移設先、名護市辺野古の埋め立てをめぐり、国が沖縄県に代わって工事の設計変更を承認する代執行に踏み切った理由について、岸田首相は「沖縄県知事が司法判断に従った対応をしなかったため」と述べました。
沖縄県のアメリカ軍普天間基地の移設先、名護市辺野古の埋め立て工事をめぐり、28日、国は県に代わり工事の設計変更を承認する「代執行」を初めて行いました。
「代執行」を行った理由について、岸田首相は「沖縄県知事において司法判断に従った対応がなされなかったため、国土交通大臣において法令に則り、必要な対応をしたものであると認識している。」と述べました。
引用元:news.ntv.co.jp(引用元へはこちらから)
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辺野古移設問題を巡り、最高裁は沖縄県の主張を退けて県側の敗訴が8月に確定しました。しかし玉城デニー知事は「判決内容を精査する必要がある」と言って期限内の承認を拒み、司法に従わないというあり得ない姿勢を取っています。この暴挙には県庁内からも玉城知事に「司法に従うべきだ」と怒りの声が上がっています。
沖縄防衛局が埋立地の用途及び設計の概要に係る変更の承認の申請をしたが、沖縄県が変更不承認処分をしたため、国がこの処分を取り消し、変更を承認すべきと是正勧告してもなお沖縄県が承認をしないことから、本件変更申請を承認すべきことを命ずる旨の裁判を求めた事案です。
引用元:agora-web.jp(引用元へはこちらから)
最高裁判決を事実上拒否した以上、日本政府による代執行というのは既定路線。最高裁での判決は、当然最終審。これを受け入れないのは、法治国家の行政としてあるまじき行為。この訴訟も沖縄県の敗訴確定は、目に見えている。玉城デニー知事は、岩盤支持層を選択したわけだ。 https://t.co/4eDGCKTmuq
— 島袋悠飛@社会派坂道グループオタク◢│⁴⁶/乃木ヲタ兼Buddies兼おひさま🇯🇵🇺🇦 (@yamato2217) Oct 5, 2023
裁判所が玉城デニー知事をパブリックエネミー扱い辺野古基地代執行訴訟の事案「辺野古基地代執行訴訟」とメディアで呼ばれているものとは、沖縄県のアメリカ軍普天間基地の移設先になっている名護市辺野古沖の地盤の改良工事に関するものです。沖縄防衛局が埋
福岡高裁「(玉城デニー知事は)法の支配・法治主義の理念を損ない社会公共の利益を害する」
本県で話題になっている「公益侵害要件」については以下判断しています。
…普天間飛行場の危険性が人の生命や身体に大きく関わるものであることに加え…このまま放置された場合には、本県埋立事業の進捗が更に遅延し、ひいては上記のとおり人の生命、身体に大きく関わる普天間飛行場の危険性の除去の実現がされず又は大幅に遅延することとなるものといえるから、なおこれを放置することは社会公共の利益を侵害するものに当たるものと認められる。
引用元:agora-web.jp(引用元へはこちらから)
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そして、沖縄県知事に対しては、かなり辛辣な文言が踊っています。
県知事たる被告が令和5年最高裁判決において法令違反との判断を受けた後もこれを放置していることは、それ自体社会公共の利益を害するものといわざるを得ない。
地方の行政機関である被告沖縄県知事が確定した令和5年最高裁判決を放置することは、地方自治法の定める諸制度を踏みにじるものであることはもとより、憲法が基本原理とする法の支配の理念や法治主義の理念を著しく損なうものであって、社会公共の利益を甚だしく害するものと言わざるを得ない。
ここまで裁判所がパブリックエネミー扱いする者は、果たして玉城デニー知事以外に居たでしょうか?凶悪事件の犯人とはまた別次元の悪質さが指摘されています。
引用元:agora-web.jp(引用元へはこちらから)
本日、党沖縄協議会座長としてコメントを発しました。岸田総理は相変わらず「丁寧に説明を」と発言しましたが、説明どころか、このやり方は問答無用ではないか。【コメント】国の辺野古埋め立て工事の代執行強行に抗議し、工事の中止と県との協議を求める https://t.co/TW8ZPmzmHB #立憲民主党
— 福山哲郎・立憲民主党 (@fuku_tetsu) Jan 10, 2024
いやいや。真面目にお伺いしたい。この決断は鳩山氏の政権の時ですよね?どんなお考えでこのコメントを出されたのでしょうか?
— とーみん🐱 (@aN092qt6SXCbOdn) Jan 10, 2024
やらなくてもよい裁判を最高裁までやって出た判決を尊重できないと言うのなら、そりゃ民主主義の否定でしかないぞ。
— 三好貴之 (@YSODS) Jan 11, 2024
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最高裁の判断をないがしろにするのはどうかと思いますが…。立憲民主党、特に福山議員としては、三権分立についてどうお考えなのか、聞きたいものです。
— nurikabe24(旧名:ヤマぞー) (@nurikabe24) Jan 14, 2024
沖縄県宜野湾市の中心部に位置し、市街地での米軍機墜落事故などが懸念される米海兵隊の普天間飛行場の移設は、移設後の跡地の日本返還を米政府が約束した1996年以降、具体策でつまずき続けてきました。同県名護市辺野古の米軍基地キャンプ・シュワブへの移設が決まったのは2005年。06年には滑走路の形状などを条件に名護市が受け入れを決めたことを受け、辺野古沖の埋め立て案で両政府が合意し、稲嶺恵一県知事も容認を表明しました。
引用元:www.yomiuri.co.jp(引用元へはこちらから)
10年ぶりに動き始めた普天間移設を、「最低でも県外移設」と宣言し、白紙に戻したのは、民主党の鳩山由紀夫首相でした。辺野古移設への反対運動が勢いを増し、県と名護市も反対に転じます。鳩山氏は「10年5月末までの決着」を約束しますが、代替案を準備していたわけではなく、日米関係も悪化しました。結局、5月下旬、06年合意をほぼ踏襲した辺野古移設案で両政府が改めて合意し、反発した社民党は連立政権を離脱。鳩山首相は迷走の責任をとり、6月2日に辞任を表明しました。
引用元:www.yomiuri.co.jp(引用元へはこちらから)
鳩山由紀夫首相は23日、沖縄県を訪問し、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)移設問題をめぐって仲井真弘多知事、稲嶺進名護市長と相次いで会談した。首相は名護市辺野古周辺に移設する方針を初めて正式表明。米ヘリ部隊訓練などの基地機能を極力、県外に移す考えも伝え、「県外移設」の約束が果たせなかったことを陳謝した。これに対し、地元や連立与党の社民党は強く反発しており、移設実現は展望が開けない状況だ。 首相が表明した移設先は、米軍キャンプ・シュワブ沿岸部に代替施設を造る現行計画にほぼ沿った内容。昨年の衆院選で
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鳩山由紀夫首相は23日、沖縄県を訪問し、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)移設問題をめぐって仲井真弘多知事、稲嶺進名護市長と相次いで会談した。首相は名護市辺野古周辺に移設する方針を初めて正式表明。米ヘリ部隊訓練などの基地機能を極力、県外に移す考えも伝え、「県外移設」の約束が果たせなかったことを陳謝した。これに対し、地元や連立与党の社民党は強く反発しており、移設実現は展望が開けない状況だ。
引用元:www.jiji.com(引用元へはこちらから)
自民党政権下で辺野古沖案が決まったのは2006年だが、民主党に政権交代した後、鳩山首相(当時)の「最低でも県外」発言で大いに混乱した。
その当時、鳩山首相のブレーンと称される人たちが思いつきの発言をしたことで議論は収束せず、結果として時間の無駄だった。
鳩山首相は「学べば学ぶほど抑止力の重要性が分かった」と述べたうえで、「沖縄の地理的な特性と海兵隊の特徴を踏まえ、海兵隊が沖縄に配置されていることは抑止力になっている」との政府見解を踏襲せざるを得なかった。
引用元:www.zakzak.co.jp(引用元へはこちらから)
【当時の外務副大臣】立憲民主党・福山哲郎「政府は沖縄県の民意を無視した土砂投入を中止し、米国と辺野古移設見直しの協議をするべき」安倍晋三総理大臣「民主党政権では最低でも県外の公約を掲げましたが結局、辺野古移設を閣議決定した事は当時の外務副大臣だった福山議員はよくご存じの事と思う」 pic.twitter.com/uLENAkYG1y
— Mi2 (@mi2_yes) Jan 23, 2020
もっとも、その後、鳩山氏は「米海兵隊の抑止力」を挙げたことについて、「辺野古しか残らなくなったときに理屈付けしなければならず、『抑止力』という言葉を使った。方便と言われれば方便だった」とも語っており、本当にデタラメな発言ばかりしていたことが判明している。
引用元:www.zakzak.co.jp(引用元へはこちらから)
立憲民主党参議院議員福山哲郎のWEBサイト
基本政策の一致を求めるのは当然だ。ただし、問題は旧民主党政権の中枢を担った有力議員が、いまさら移設計画への反対を堂々と主張する資格があるのかということだ。
普天間の移設先について「最低でも県外。できれば国外」といった無責任な約束で沖縄県民の感情を振り回した鳩山由紀夫政権で、枝野氏は閣僚を務めた。福山氏は外務副大臣。本人らも一応認めているが、責任の一端は免れない。
引用元:www.sankei.com(引用元へはこちらから)
続く菅直人政権で枝野氏は官房長官・沖縄北方担当相として途中入閣し、福山氏は官房副長官だった。まさに政府中枢にあって、両氏は「内閣としての(辺野古移設の)方針はしっかり進める」と記者会見などで繰り返し表明していた。
引用元:www.sankei.com(引用元へはこちらから)
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>何故辺野古移設において立憲民主党の責任が問われるのか私には分からない民主党政権時代に辺野古移設で日米合意して政策として推進しておきながら、下野した途端に碌な検証も総括も経ずに移設反対に転じる無責任な態度が批判されない方が不思議やろ
— 右近衛少将𝕏 (@RunForTheR) May 14, 2022
鳩山由紀夫の辺野古移設閣議決定➡立憲民主党の辺野古反対➡決めたのあんたらやん消費税の二段階増税も民主党が決めた➡安倍政権は延ばしに延ばして導入➡立憲民主党は批判➡お前らやん決めたの何か全て忘れてしまうのだろうか…そりゃ高市さんに余裕で論破されるよ
— アルカ【…】 (@s5pj5GJ3msUDvJH) Dec 6, 2023
批判、反対ばかりの立憲民主党。ポスターなんか貼ってたら恥さらしだから。GoToにしても「早くやれ」と喚いてたくせに、いつの間にか知らんぷり。辺野古移設も決めたのお前たちだろ。シラっと反対派に回ってる。利口な国民は見抜いてるんだよ。
— 田原耕史郎🇯🇵🇺🇸🇭🇰🇹🇼🇺🇦🇮🇱(保守相互フォロー) (@cozytahara) May 16, 2021
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立憲民主党所属の参議院議員(5期)、立憲民主党京都府連合代表、学校法人瓜生山学園京都芸術大学(旧:京都造形芸術大学)教授(政治学)、学校法人瓜生山学園理事、学校法人龍谷大学理事。
参議院環境委員長、外務副大臣(鳩山由紀夫内閣)、内閣官房副長官(菅直人内閣・菅直人第1次改造内閣・菅直人第2次改造内閣)、参議院外交防衛委員長、民主党政策調査会長(第14代)、民主党幹事長代理、民進党幹事長代理、旧立憲民主党幹事長(初代)、立憲民主党幹事長(初代)、参議院東日本大震災復興特別委員長などを歴任。