自転車愛好者たちに朗報です!株式会社ADDIXが発行する自転車誌『Bicycle Club(バイシクルクラブ)』が、2024年5月20日発売のNo.456(7月号)からリニューアルされることが発表されました。今回のリニューアルでは、雑誌のデザインが一新され、コンパクトなA4サイズとなり、さらには内容の充実化を図ることに焦点が当てられています。雑誌がこれまで追求してきた速さや距離といったパフォーマンスにとどまらず、新たな価値観を持った自転車カルチャー誌として生まれ変わります。
リニューアル第1号の特集として、5月20日発売の『Bicycle Club』7月号は「暮らしの自転車」をテーマに、読者に向けて自転車にまつわる衣食住を徹底特集します。ファッションディレクターの金子恵治さんによる連載「自転車の洋品の世界」では、自転車と衣服の融合を紹介し、スタイリッシュなライディングを提案。また、東京、名古屋、大阪、京都といった全国の自転車愛好者が集まる「食」に関する特集では、地元の食文化や食べたい一品を紹介し、地域ならではの楽しみを提案します。さらに、「住」をテーマに新たなライフスタイルを探る企画では、屋根の上で暮らす自転車乗りの2人、ウィリー伯爵となかもと家が「屋根の上の自転車乗り」として対談し、彼らの独特な暮らしぶりを紹介します。
さらに、リニューアルを機に新たな連載が多数スタートします。自転車の魅力を追求するライター、小俣雄風太さんによるWEB人気連載「峠の肖像」が誌面に登場し、その第1回目は「富士スバルライン」をテーマに、迫力ある写真と緻密な文章で峠のルーツを紐解きます。そして、自転車のコスパや楽しみ方に焦点を当てた新連載「安井行生のコスパ重視の自転車遊び」では、テクニカル系自転車ジャーナリストの安井行生さんが、軽さや速さというパフォーマンスではなく「ファンさ」を基準に自転車の楽しみ方を提案します。
1985年に創刊された『Bicycle Club』は2025年に創刊40周年を迎えるにあたり、特集も盛りだくさんです。コンセプターの2人が「BC Archive」と題して、過去40年の誌面からバックナンバーを取り上げ、自転車の歴史やカルチャーを改めて紹介します。これにより、読者は当時の自転車文化を再発見する楽しみを味わうことができます。
他にも、注目の新連載として、旅連載「ひとりこぎ」、自転車系工場見学「ものづくりの職人たち」にパナレーサー社の紹介、そして今野真一さんによる「性能について語るときに僕の語ること」、さらに「Behind the Life Handlebars」Vol.01ではSAM'S BIKEのナミさんが登場し、それぞれが自転車の新たな魅力を紹介します。また、継続連載として自転車と釣りをテーマにした「RIDE&FISH JAPAN」、辻啓さんのフォトエッセイ「La Strada」、西山自転車商会 EXなど、読者に愛され続ける連載も引き続き掲載されます。
『Bicycle Club』は、今後もサイクリングカルチャーを提案する雑誌としてだけでなく、WebやSNSを通じて最新の自転車情報を提供し、イベントやECショップ、雑誌販売を通じた読者とのリアルなコミュニケーションを大切にしてまいります。自転車を通じて日々の生活をよりワクワクするようなストーリーをお伝えすることに努め、読者にとって欠かせない媒体であり続けることを目指します。
『Bicycle Club』の詳細については、公式ウェブサイト(https://funq.jp/bicycle-club/)をご覧ください。発行される雑誌は日本だけでなく、台湾でも人気を博しており、30~40代の男性読者を主なターゲットに設定していることも特徴です。ファッション、カルチャー、ロードバイク、小径車、マウンテンバイク、BMX、ビンテージバイクなど、幅広い話題を取り上げることで、豊かな趣味性や感性を持った自転車愛好者のニーズに応えることを目指します。