株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、取締役 代表執行役社長 CEO:夏野剛)は、高山一実さんによる長編デビュー小説『トラペジウム』のコミカライズを決定しました。本作は、乃木坂46一期生である高山さんが2018年に発表した小説で、2024年5月10日には劇場版アニメも公開されました。この度、2024年8月よりカドコミにて連載が開始される予定です。
原作小説『トラペジウム』は圧倒的な支持を集め、「平成世代に売れた本1位」(2019年日販WIN+調べ)にも選ばれました。物語は、幼い頃に異国の地で見た日本のアイドルに心奪われた高校生の東ゆうが、アイドルになる夢を追いかける姿を描いています。彼女は「SNSはやらない」「彼氏は作らない」「学校では目立たない」そして「東西南北の美少女を仲間にする」といった4つのルールを自らに課し、夢に向かって突き進みます。
今回のコミカライズにおいて、和遥キナさんが作画を担当。彼女の描く可愛さと意志の強さを合わせ持つキャラクターが『トラペジウム』の世界観にぴったりとマッチし、まっすぐにアイドルを目指す10代の少女たちが瑞々しく描かれています。連載開始に先立ち、主人公・東ゆうを中心にしたメインキャラクターの少女たちが朝焼けを臨むキービジュアルも公開され、ファンの期待が高まっています。
劇場版アニメとコミカライズという新たな展開を迎える『トラペジウム』は、今後もますます目が離せない作品となるでしょう。アイドルという華やかな世界を夢見る10代の少女たちの刹那的な時間、美しさ、脆さを詰め込んだ本作は、アイドルとは何か、夢とは何かを問いかけ続けます。
2018年に発売された原作小説は累計25万部を超える大ヒットを記録しています。角川文庫より現在も発売中で、多くの若者から支持を受けています。今回のコミカライズがどのような新しい風を巻き起こすのか、非常に楽しみです。
著者の高山一実さんは、1994年2月8日生まれ、千葉県南房総市出身。乃木坂46第一期メンバーオーディションに合格し、数多くの活動を経て、デビュー小説『トラペジウム』で作家としても成功を収めました。一方、作画を担当する和遥キナさんは、東京都出身の人気イラストレーターで、代表作に『祝姫』や『あやめの町とお姫様』などがあります。
今後、『トラペジウム』のコミカライズ連載が始まるカドコミの公式サイトでも随時最新情報が公開される予定です。ファンの皆様には是非ともご注目いただきたいと思います。
最新情報は、カドコミ(https://comic-walker.com/)にてご確認ください。