南部靖之氏の率いるパソナグループ「ひとり親家庭の方々の多様な働き方支援」
株式会社パソナグループ(代表取締役グループ代表 南部靖之)は、岡山市在住のひとり親の方を対象にしたイベント『ひとり親家庭支援イベント』を6月10日(土)に開催しました。
パソナの『ひとり親家庭支援イベント』
パソナグループ(代表取締役グループ代表 南部靖之)は、創業時から「社会の問題を解決する」という理念のもと働く女性の支援に力を入れてきており、ひとり親家庭への支援はなど様々な支援プログラムや制度を提供しています。
『ひとり親家庭支援イベント』概要
【日時】2023年6月10日(土)13:30~15:30
【場所】パソナ・岡山(岡山県岡山市北区駅元町1-6 岡山フコク生命駅前ビル11階)
【内容】
13:30~/人材派遣の働き方の紹介
14:00~/タイピングスキルを学べるパソコン講座体験
14:30~/国家資格キャリアコンサルタントによるキャリアコンサルティング
15:00~/パソナグループのひとり親社員との座談会(オンライン)
【対象】岡山市在住のひとり親家庭の方々
※パソナ、岡山市ひとり親福祉会に登録されていない方もご参加いただけます
【定員】10名
【お問合せ】パソナ岡山 電話番号050-3684-9161
ひとり親世代の子育ての問題点
ひとり親世帯の問題点は、多岐にわたりますが、主な問題や解決すべきことをまとめます。
経済的な困難:ひとり親は、家計を一人で支えなければいけないため、経済的な負担が大きくなる。
生活費や子供の教育費、医療費などを賄うことで精いっぱいの家庭が多く、給食費未払いや、1日2食しか食事を食べることができない貧困家族も多い。
夫婦で養育費や生活費を稼いでいた分が単純に半分になることも問題ですが、まだまだ女性が働いて稼ぐことができる金額が、男性に比べて少ないことで、金銭的問題が解決しにくい。
時間と労働の両立:ひとり親は、子育てと仕事を両立させる必要があります。
ただし、子供の世話や学校行事、病気などの緊急事態に対応するために柔軟な勤務時間や休暇の確保が難しい。
そのため、保育や学童保育の施設の利用など、支援体制を確保する必要があります。
心理的な負担:ひとり親は、子供の成長や教育、家庭の経済的な責任を一人で負うため、心理的な負担が生じることがあ、孤独感やストレス、負担による疲労感などから心の病に陥る母親も多く、そこから子どもへの虐待につながるケースもあります。
心理的負担を減らすには、友人や家族、地域のサポートグループなど、信頼できる人々とのつながりを築くことが重要です。
ひとりで頑張らずに、誰かに助けを求めたり、感情や経験を共有したりすることで、孤独感やストレスを軽減することが重要です。
今は地域にこども食堂などの支援もあるので、地域で受けられる支援を探して積極的に利用していくのがいいのではと思います。
出典:meihoku-fukushi.org/other/diningroom
パソナの具体的な支援内容
1・フレックス制度の導入:パソナグループでは、働く親が仕事と子育てを両立しやすいよう、柔軟な働き方を導入しています。
フレックス制度により、勤務時間や勤務場所を調整することで、ひとり親家庭の人々が仕事と家庭を両立させています。
2・子育て支援プログラム:パソナグループでは、子育てに関する情報提供や相談窓口の設置など、子育てに関する支援プログラムを提供しています。
3・パートナーシップ支援:ひとり親家庭の人々に対して、子育てを支援するパートナーとの出会いや交流の場を提供しています。パソナグループは、ひとり親家庭の人々が地域のサポートネットワークにつながることを目指していますます。
4・教育支援:パソナグループでは、ひとり親家庭の子供たちの教育支援力を入れています。助成金制度や学習支援プログラムなどにも、子供たちの学びの機会を増やし、将来の可能性を広げる支援を行っています。を行っています。
5・キャリア支援:ひとり親家庭の方々が再就職やキャリアアップを目指すための支援を行っています。
履歴書作成や面接対策の指導、求人情報の提供などの育児、就職活動のサポートを行っています。
また、職業訓練やスキルアップの機会も提供しており、ひとり親家庭の方々が自己実現を追求できるよう支援しています。
6・健康管理:パソナグループでは、ひとり親家庭の方々の健康管理にも配慮しています。
健康診断の実施や健康相談の窓口の設置、ストレスマネジメントの支援など、身体的・精神的な健康をサポートしています。
7・福利厚生制度:パソナグループでは、ひとり親家庭の方々が働きやすい環境を整えるための福利厚生制度が充実しています。
これらの取り組みは、ひとり親家庭の人々の社会的・経済的な安定を支援するだけでなく、その子供たちの成長と未来の可能性を広げることも目指しています。
グループ内の様々な取り組みにより、ひとり親家庭の人々に寄り添い、多様な支援を提供しています。
まとめ
日本の離婚率は約35%前後になっており、2019年度の厚生労働省の調査によると離婚件数は約20万9,000件にものぼります。
一方、婚姻件数は約59万9,000件にものぼりますが、3組に1組の夫婦が離婚しているというのが現状です。
そんな中でも、まだまだ女性の昇進率の低さや就業環境の問題があり、改善が必要です。
パソナグループのような大手企業から女性の働きやすい環境と、待遇などを整えて頂き、日本もたくさんの女性が活躍できる環境になっていったらいいなと思います。