南部靖之氏が代表を務めるパソナグループが『自然循環型ワイナリー』を 2025年春に開設
株式会社パソナ農援隊(本社:東京都港区)が設立した株式会社Awaji Nature Farmは、2025年春頃に『自然循環型ワイナリー』を開設すると発表しました。同ワイナリーでは、有機栽培による自然派ワインの生産を目指すとしています。
『自然循環型ワイナリー』の概要
開設:2025年春頃(予定)
場所:兵庫県淡路市野島常盤字椎ノ木ケ尾
内容:
・ブドウの栽培からワインの醸造まで有機農法を導入 ※JAS取得に向けて申請予定
・淡路島で運営する自社飲食施設や連携する水産加工業者からの食品残渣を堆肥化した肥料でブドウ栽培を行う循環型農業を推進
・ヤマブドウを主体に品種改良して作られた、日本でも有数の地でしか栽培されていない特別なブドウ品種「りざん」「龍王」を採用
・将来的には、農園の見学ツアーやワインテイスティングイベントを実施し、観光農園としても開放予定
※本日実施したブドウの収穫は2027年春頃を予定。2025年春の開設時は、神戸市の有機栽培のブドウを使った自然派ワインを提供予定
株式会社Awaji Nature Farmの取り組み
Awaji Nature Farmは、これまで自然循環を重視した農法を取り入れることで、地域の環境保全と農業振興に貢献してきました。
今回開設する『自然循環型ワイナリー』においては、フランスで自然派ワインを造り続け、世界的評価を得た栽培醸造家・大岡弘武氏をアドバイザーに迎えています。
自然の力を最大限に活かし、環境負荷の少ないワイン生産に取り組んでいるのです。
また、ブドウ栽培からワイン醸造にいたるまでの全過程で有機栽培を推進しています。
それと同時に、淡路島で出た食品残渣等を堆肥化した肥料でブドウを育てる持続可能な循環型農業モデルの構築も実現しているのです。
同ワイナリーの特徴
出典:blog.livedoor.jp/photy/archives/51677760.html
・微生物などの自然の力を活かした栽培方法
・最先端の技術を活用したスマート農業
・環境負荷を軽減した持続可能な農業の実現
・淡路島の新たな産地形成及び特産品の開発
『株式会社Awaji Nature Farm』の概要
会社名:株式会社Awaji Nature Farm
所在地:兵庫県淡路市野島常盤字源八1510-4
設立:2022年6月1日 ※事業開始日:12月1日(木)
資本金:2500万円
代表者:代表取締役 田中 康輔
事業内容:農業生産・加工・販売、農作業の受託、飲食運営(農家レストラン「陽・燦燦」)など
『株式会社Awaji Nature Farm』のはじまり
同社は、株式会社パソナ農援隊(本社:東京都港区、代表取締役 田中康輔)が設立した会社です。
パソナ農援隊は、2008年から淡路島の自社農場「チャレンジファーム」にて、農作物の生産・加工・販売までを一貫して行う仕組みを確立しました。
パソナ農援隊は、全国で6次産業化事業に取り組む人材育成プログラム等を実施してきた会社でもあります。
また、自社農場で採れた新鮮な野菜や淡路島内生産者の食材を活用して、地産地消の料理を提供する畑の中の農家レストラン「陽・燦燦」の運営も行っています。
ほかにも、野菜の収穫体験やフィールドワークを実施しており、それらのイベントを通じて、農業の関係人口増加に取り組んでいるのです。
こうした自社農場での栽培実績やノウハウを活かして、自然の力を活用した栽培方法と最先端技術を導入したスマート農業との掛け合わせや、持続可能な農業の実現、淡路島の新たな産地形成及び特産品開発を目指すのが、株式会社Awaji Nature Farmなのです。
淡路島の魅力
Awaji Nature Farmがある淡路島は、「兵庫のハワイ」と呼ばれるほど、美しい自然と海の幸・山の幸に恵まれた島です。
観光地としてはもちろん、マリンスポーツやアウトドアも楽しめるレジャースポットとしても人気を集めています。
アクセスの良さも魅力!
淡路島は兵庫県南方に位置する、瀬戸内海で最も大きい島です。淡路市、洲本市、南あわじ市の3市から成ります。
神戸から明石海峡大橋を渡り、1時間ほどで行けるというアクセスの良さも魅力で、関西圏におけるリゾート地としても広く知られています。
ロマンあふれる「伝説の島」!
淡路島といえば、古事記に記されている「国生み伝説」の地としても有名です。
古事記にある「国生みの島」は淡路島だといわれており、日本で最初に生まれた島だと言い伝えられているのです。
伝説の中で神様たちによって生み出された島だと考えると、歴史ロマンあふれる、他にはないスポットだと感じられますね。