スチュアートギブソン(Stuart Gibson)氏が代表を務めるESRを調べてみました!
物流施設・物流不動産への需要が高まる昨今、今回は物流不動産の開発事業をメインに手掛けているスチュアートギブソン(Stuart Gibson)氏が経営するESR株式会社についてご紹介します。
スチュアートギブソン(Stuart Gibson)氏が経営するESRはアジア太平洋(APAC)に地域を特化し、物流不動産の開発事業をメインに手掛けている会社です。
今回はそのスチュアートギブソン(Stuart Gibson)氏とESRに焦点を当て、経歴や会社の歴史などをご紹介していきます。
スチュアートギブソン(Stuart Gibson)氏の経歴
スチュアートギブソン(Stuart Gibson)氏は英国スコットランド出身で、物流不動産開発のグローバル企業の日本オフィス開設にあたり日本代表として2000年に来日しました。
2003年に独立し最初の会社「BlackPine(ブラックパイン)」を設立し、2006年に売却を行いました。
その売却益を資本に不動産開発とファンドマネージャーを行う会社・「REDWOOD(レットウッド)」を設立しました。
そして2016年に「REDWOOD(レットウッド)」と「E-Shang(イーシャン)」との経営統合によってESRが創設されたのです。
スチュアートギブソン(Stuart Gibson)氏が率いるESRの歴史
スチュアートギブソン(Stuart Gibson)氏は2006年、レッドウッド・グループを日本で設立。2011年から物流施設開発に着手し、2013年、千葉県市川市の「レッドウッド原木ディストリビューションセンター1開発から日本での事業を本格化しています。また、2013年には日本の物流不動産開発ファンド1号を組成しました。
レッドウッド・グループは中国でも事業を展開していたのですが、中国における競合企業が「E-Shang(イーシャン)」でした。イーシャンは米国プライベートエクイティ投資会社のウォーバーグ・ピンカス社によって創設された会社です。競合企業だったイーシャンと、スチュアートギブソン(Stuart Gibson)氏率いるレッドウッド・グループが2016年に経営統合したのが現在のESRです。ESRという社名は「E-Shang(イーシャン)」と 「Redwood(レッドウッド)」の頭文字から来ています。
この両社の経営統合の背景にはイーシャンの経営陣がスチュアートギブソン(Stuart Gibson)氏の会社員時代の元同僚たちであり、お互いによく知っていたこと、新しいマーケットに進出するために手を組むことが大きな利益になると双方が判断したことによるものでした。その後、ESRは2019年11月1日に香港証券取引所に上場するという躍進を遂げました。
スチュアートギブソン(Stuart Gibson)氏が目指す今後の事業展開
スチュアートギブソン(Stuart Gibson)氏率いるESRは今後力を入れていく事業の一つとして、データセンター事業を掲げています。社会がデジタル化していく「ニューエコノミー」が広がることに伴いデータセンターの需要がさらに伸び、スチュアートギブソン(Stuart Gibson)氏はデータセンターがテクノロジーを組み合わせた不動産事業になると考えています。この新規事業については2021年4月に発表が行われました。
まとめ
スチュアートギブソン(Stuart Gibson)氏はその豊富な知識と経験で、不動産界の過去の常識を変えたといっても決して言い過ぎではありません。スチュアートギブソン(Stuart Gibson)氏、そしてESRはデジタルインフラ整備への取り組みや不動産開発への投資機会の提供をしていくことになります。今後ますます目が離せなくなるでしょう。
会社概要
企業名 ESR株式会社
代表者名 スチュアート・ギブソン(Stuart Gibson)
本社所在地 〒105-0001 東京都港区虎ノ門4-1-17 神谷町プライムプレイス3階
事業内容 物流不動産の開発・所有・運営・投資助言など
電話番号 03-4578-7121
設立年月日 2016年10月1日