リニア妨害に執念をかける静岡県・川勝平太知事。その川勝知事が水問題に変わり、土砂置き場でリニア妨害を諮っている。この横暴に元副知事の難波静岡市長が立ち上がり、土木官僚の矜持から県側の主張を真っ向から批判。メディアも元腹心も、今や川勝知事には批判的だ。そろそろ理知的にリニア事業と向き合ってはいかがか。
目次
JR東海は14日、リニア中央新幹線の東京・品川―名古屋の工事について、追加の実施計画を国土交通省に申請した。
JR東海は14日(※12月)、リニア中央新幹線の東京・品川―名古屋の工事について、追加の実施計画を国土交通省に申請した。静岡県内で着工できるめどが立たず、開業の時期が見通せない現状を踏まえて、これまで「2027年」としていた工事の完了時期を「27年以降」に変更した。
(中略)
完了時期の変更の理由には「南アルプストンネル(静岡工区)のトンネル掘削工事に、いまだ着手の見込みが立たない状況」を挙げた。
(中略)
JR東海は、静岡県内で着工のめどが立てば、改めて計画の変更を申請して完了の時期を明示する方針だ。
引用元:digital.asahi.com(引用元へはこちらから)
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川勝知事は、28日の会見で、協議会で田代ダム案に対する意向を取りまとめている段階であることを明らかにしました。
(川勝知事) 「昨日、大井川利水関係協議会の会員あてにJR東海の実施案に対する意向について本日中に回答するようにお願いしている」
また、記者から「県は田代ダム案を推進していく方針か?」と問われると…。「検討に値するスキームだという専門部会の意見を尊重したい」と、田代ダム案を認める意向を示しました。
(川勝知事) 「(田代ダム案の)実現性を技術面から確認するために引き続き専門部会でJR東海との対話を進めていくという指定の上で、検討に値するスキームであるという意見があるのでそれを尊重したい」
(記者) 「これはリニアの工事にとって一歩前進したとお考えでしょうか?」
(知事) 「そうですね」
引用元:news.yahoo.co.jp(引用元へはこちらから)
リニア新幹線の工事で、静岡県外に流出した水を大井川に戻す策である「田代ダム案」について、川勝知事は、28日の会見で容認する考えを示しました。
【リニア】静岡県「工事に伴う土砂置き場の再検討を」…深層崩壊の発生を懸念
静岡朝日テレビ ニュース&ブログサイト「LOOK」 URL:https://look.satv.co.jp 静岡朝日テレビニュースTwitter ...
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静岡県は燕沢に施工される予定の盛り土について、ホームページで「70メートルもの高盛土は、南アルプスという脆弱な地質・地形を考慮すると、長期的には盛土崩壊や土砂が大井川に流れ込み、濁水や河川閉塞も危惧されます」と懸念を示し、8月に開かれた県の専門部会では「1カ所に大量に置くのがいいのか、もう一度検討してもらえれば」と注文を付けた。
(中略)
県は2022年7月に施行された「県盛土等の規制に関する条例」で要対策土の盛り土は禁止されていることを理由にJR東海に対して計画の見直しを求めている。
引用元:news.yahoo.co.jp(引用元へはこちらから)
いまだ着工できていないリニア中央新幹線の静岡工区。静岡県が問題視しているのは主に大井川の水資源への影響と南アルプスの自然や生物への影響だが、ここに来て第3の問題として持ち出しているのが発生土置き場だ。
引用元:www.fnn.jp(引用元へはこちらから)
路線の8割以上が地下を通るリニア中央新幹線。このため、当然のことながら通常の鉄道工事以上に“発生土”が生じる。
静岡工区の全長は約8.9キロ。ここでは先進坑や本坑、導水路トンネルなどの掘削によって約370万立方メートル、東京ドーム3個分の土砂が発生すると見込まれていて、JR東海は、このうち360万立方メートル分について大井川上流にある燕沢発生土置き場(約13万8000平方メートル)に盛り土するとしている。
引用元:www.fnn.jp(引用元へはこちらから)
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(キャスター)
燕は「回避して別の場所にしてほしい」という要望は当時してなかったんですね。
(記者)
そうなんです。しかし、新たな火種となったのが、去年8月のことです。川勝知事は去年8月、大井川の全量戻しの方法として、JR東海が提示した「田代ダム」を視察した際、燕の発生土置き場も見に行ったんです。
そのとき、川勝知事は報道陣の取材に対し。
「燕沢は深層崩壊の可能性があり、ふさわしくない」
(キャスター)
これまでの段取りをひっくり返して、ノーを突きつけたんですね。
引用元:www3.nhk.or.jp(引用元へはこちらから)
(記者・知事の意見を出した段階で燕が適地だと考えていたのか?)
(川勝知事)
「危機感は当初と違って一気に高まりましたから。水の問題を理解したときに。発生土の問題は静岡だけでなく、すでに工事が行われている他県でも起きてますので、見る目が全く変わってきました」
(キャスター)
知事はこう言ってますが、2013年に計画を出してきているのに唐突感が拭えません。
(記者)
背景は2つあると思います。1つは、おととしの熱海土石流を受けた懸念です。燕で造成する盛り土は、熱海の土石流の起点にあった盛り土と単純に比較すると、量は65倍以上で、高さも65メートルになります。
ただこれも、冷静に見てみると、熱海の土石流のように急斜面の谷間に盛りっぱなしにするのではなく、平地に積み、30センチごとに圧力をかけて固めるなど、そもそもの構造が違います。なので、単純に危険性を主張するのは難しいと思います。
そして、もう一つは、水の問題がおさまってきたので次は、これまで懸念だけ示してきた土の問題で、JR東海と議論することを思いついたという見方もされています。
引用元:www3.nhk.or.jp(引用元へはこちらから)
【NHK】続いては、リニア中央新幹線の工事を巡る問題についてです。
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トンネル工事による残土の置き場を巡っては、JR東海が県の意見も踏まえて場所を決めましたが、川勝知事が、「燕沢」付近の最大の置き場について、「崩壊の危険性がある」として反発しています。
3日開かれた県の専門部会では、土木専門の委員がこの置き場について、「過去に崩壊した土砂が上部にたまっておりそれらが崩壊した場合、大井川の下流側に影響を及ぼす」と指摘して場所の選定に疑問を呈しました。
これに対し、JR東海の担当者が専門機関の指導で崩壊をシミュレーションした結果をもとに、「置き場の上部で深層崩壊が発生し、100年に一度の洪水が起きた条件でも、盛り土の安定性や下流の山小屋や人家に影響はない」と述べて置き場を変更しない考えを改めて示しました。
議論は平行線のまま終了し、今後は県が懸念する崩壊によるリスクの内容を改めて精査することになりました。
引用元:www3.nhk.or.jp(引用元へはこちらから)
折角歩み寄りができる空気になってきた矢先に川勝がリニア絶対許さないマンになってきたからね……もうね………
— きむっち(鬼無土)@眠い (@kinatuti_wota) Dec 14, 2023
1996年運輸省港湾局計画課補佐官。
1998年茨城県土木部港湾課長。
2000年茨城県港湾振興監。
2001年国土交通省港湾局海岸・防災課海岸企画官。
2003年国土交通省港湾局災害対策室長。
2004年国土交通省港湾局港湾保安対策室長。
2005年国土交通省関東地方整備局港湾空港部長。同年論文「アウトカムの視点による海岸行政の政策・施策体系の構築とその実施方法に関する研究」により名古屋大学博士(工学)の学位を取得。
2008年国土交通省港湾局計画課長。
2009年国土交通省九州地方整備局副局長。
2012年国土交通省大臣官房技術参事官(港湾局担当)。
2013年国土交通省大臣官房技術総括審議官。
引用元:ja.wikipedia.org(引用元へはこちらから)
難波市長は国土交通省の元技術官僚で、土木工学のスペシャリストだ。川勝知事のもとで2期8年 副知事を務め、リニア問題を担当した。2023年4月に静岡市長に転身している。
難波市長は以前から同様の見解を示していたが、「わかりやすく整理して伝えたい」と2023年12月に改めて記者会見を開いた。
引用元:www.sut-tv.com(引用元へはこちらから)
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静岡市の難波喬司市長は5日の記者会見で、リニア中央新幹線の静岡工区で発生する土砂を置く盛り土について「盛り土の有無が下流の災害危険度の最大値を高めるとはいえない」と述べた。工事主体のJR東海に対しては、災害発生時に国や自治体に協力するよう呼びかけた。
(中略)
難波市長は、土砂が河川をせき止める「天然ダム」がつくられる場合、ツバクロの盛り土の有無がどのように影響するか比較する必要があると指摘。深層崩壊した際に発生する土砂が一定量までの場合、盛り土があることで危険度は高まるものの、盛り土がなかった場合に想定される最大危険度と比べれば危険度は低いとした。
引用元:www.nikkei.com(引用元へはこちらから)
静岡県とJR東海で対立が続くリニア工事のボーリング調査をめぐって、静岡市の難波市長は県の専門部会に出席し、自身の見解を説明したいと申し入れましたが、県から断られたことを6月6日、明かしました。
引用元:newsdig.tbs.co.jp(引用元へはこちらから)
<静岡市 難波喬司市長>
「市長としてというよりも技術者魂として、それ(県の資料など)を読んで、県の見解について課題があることを改めて確認した」
リニア問題について、どうやら黙っていられないと、しびれを切らしたもようです。一週間前にリニア問題を担当する県の森副知事と面会したという静岡市の難波市長。問題視しているのはJR東海が実施している山梨県境でのボーリング調査です。
<静岡市 難波喬司市長>
「ボーリングは山梨県境まで掘ってもいい。300m前で止めるという議論については、私は賛同していない」
引用元:newsdig.tbs.co.jp(引用元へはこちらから)
リニア問題の解決へ、静岡県と静岡市の間の溝は思ったよりも深いようです。
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川勝知事派と目されてたのが一転したの、副知事時代は科学的に怪しい知事の主張を立場的に否定できなかったのが難波市長としては相当つらかったんやろな、と最近思う… https://t.co/TaqH45l9jm
— L島 ロン (@El_Cimarr0n) Jun 16, 2023
リニア静岡問題、静岡市は以前から独自の調査解析を行っていて、今回の盛土対策も同様。静岡県に最も欠けているのがこれ。で、難波市長は真っ当な土木官僚に戻った感があって、県副知事時代は本当に何だったのか。川勝知事の下につくと歪まざるを得ないということか。https://t.co/9EieBVTe6R
— うえぽん (@kaorurmpom) Oct 17, 2023
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