立憲民主党の小沢一郎氏を中心に「候補者一本化さえすれば選挙で与党に勝つことができる」と豪語する動きがある。いつのまにか泉代表まで候補者一本化を訴えるようになってしまった。しかし他野党はそんな立民の誘いをすげなく拒否。国民のみならず他党からの信頼も失った立民は、今後さらに議席を減らしていくに違いない。
目次
次期衆院選について野党間の候補者調整を執行部に求める立憲民主党の有志議員らが24日、会合を開きました。
会合の冒頭、小沢一郎議員は党の支持率が減少していることなどを挙げて危機感をあらわにした上で、「野党が候補者を統一しさえすれば自公の候補には負けない」と強調。
改めて候補者調整が必要だと訴えました。
引用元:newsdig.tbs.co.jp(引用元へはこちらから)
【朝日新聞・里見記者】
(略)選挙の話だが、泉代表はこれまでずっと他党との候補者調整をしないというお話だったが、6月末に、その考えとはまた少し柔らかくなって、柔軟に考えるというような発言をされ、先日、志位共産党委員長が、これまでの言動との整合性を説明してほしいというようなことをおっしゃっていた。これについてどうご説明されるか伺いたい。
【代表】
(略) 当然ですが、選挙の時期が変われば、そのまま選挙に突っ込むということであれば、立憲民主党として最大限、もうとにかく今の野党の状況でいえば自分たちの党の議席を最大化するしかないし、他党と連携どうこうと言っている間もない、そういう状況ですから、全然それは間違っていなかったと今でも思っています。そして、選挙が遠のいたということであれば、それまたさまざまな意味で再考するのは当たり前です。当たり前。
引用元:cdp-japan.jp(引用元へはこちらから)
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【朝日新聞・里見記者】
この間、立憲民主党の中でも一部、野党候補者一本化を求める動きがあり、地方でも地方レベルで協力をしていくべきだとか、そういういろいろな声があったわけだが、当然それは考慮の中に入ったということか。
【代表】
僕としては当たり前のことをやるだけです。
引用元:cdp-japan.jp(引用元へはこちらから)
「選挙協力」でなく「候補者調整」――。
5野党が213の小選挙区で候補を1人に絞って共闘したのが今回の特徴だった。このうち与党の勝利は137選挙区で勝率は64%。5野党は59選挙区で勝率は28%にとどまった。維新は10選挙区で5野党の統一候補を破った。
引用元:vdata.nikkei.com(引用元へはこちらから)
5野党系から2人以上の候補が出た選挙区は76選挙区あった。このうち5野党が勝ったのは6選挙区にとどまり勝率は8%だった。政権批判票が分散し、一段と与党側に有利に働いた。
引用元:vdata.nikkei.com(引用元へはこちらから)
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5野党が競合した選挙区で、もしも候補者を一本化していたらどうなったのか。与党が勝った198選挙区のうち、5野党が逆転勝利するのは6選挙区にとどまる。一本化した場合の数字は立民、国民、共産、れいわ、社民の各党候補の合計得票で算出した。東京で2選挙区、埼玉、愛知、京都、大阪でそれぞれ1選挙区と限定的だ。
引用元:vdata.nikkei.com(引用元へはこちらから)
衆院選で立憲民主党や共産党など5野党は289ある小選挙区のうち7割を超える213の選挙区で候補を一本化しました。
立民の泉代表は最近、野党の議席を最大化するため、野党各党が小選挙区で候補者調整を行うべきだと主張している。この日も、「立民と候補者の調整や一本化に応じる政党があるのかどうかが問われる」と述べ、維新と国民に連携を呼びかけた。候補者調整について、「候補者が1人になるということにすぎず、一緒に選挙運動する『選挙協力』とは別だ」との持論を述べ、共産党も含めて行うことへの理解を求めた。
引用元:www.yomiuri.co.jp(引用元へはこちらから)
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全289小選挙区で候補者を擁立する考えを示している維新の馬場代表は、「野党第1党の議席をお預かりしたい」と述べ、調整に応じない考えを示した。
さらに馬場氏は、国会でスキャンダル追及を優先し、審議拒否も辞さない立民の姿勢を批判。「立民と我々は『戦う野党』の意味合いが全く違う」とこき下ろし、対決姿勢を鮮明にした。
引用元:www.yomiuri.co.jp(引用元へはこちらから)
泉氏が、政権を担った民主党をともに源流とする国民を、「政権を担える仲間だ」と持ち上げる場面もあった。国民の玉木代表は、「自衛隊を違憲とする政党や、その政党と組む政党とは一緒にできない」と語り、共産や、共産との候補者調整を視野に入れる立民との協力を拒否した。
引用元:www.yomiuri.co.jp(引用元へはこちらから)
次期衆院選での野党間の選挙協力を巡り、立憲民主党と共産党がつばぜり合いを演じている。候補者調整を否定してきた立民の泉健太代表が方針を再考したことに対し、共産が「これまでの言動との整合性に関する説明」を求めているためだ。互いが貴重な連携対象である両党は最終的に妥協点を見いだすと目されているものの、当面は党の威信をかけたチキンレースが続きそうだ。
引用元:www.sankei.com(引用元へはこちらから)
「共産を名指しで言われたことに対して、整合性を説明してほしいと申し上げた。あまりに誠実さを欠いた対応ではないだろうか」。
共産の小池晃書記局長は11日の記者会見で、共産側の要求に応じなかった泉氏に不快感を示した。
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次期衆院選での野党間の選挙協力を巡り、立憲民主党と共産党がつばぜり合いを演じている。
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立憲民主党の小沢一郎衆院議員らが設立した「野党候補の一本化で政権交代を実現する有志の会」が24日、国会内で初会合を開いた。一本化に向けた本格的な動きが見られない中、各党それぞれが候補者擁立を続ける現状への危機感を共有した。
引用元:digital.asahi.com(引用元へはこちらから)
こうした状況のなか小沢氏は、この日の会合の冒頭、報道各社の世論調査で立憲の政党支持率について、「ますます思わしくない状態になっている」と発言。「候補者を統一しさえすれば、絶対に自公の候補に負けないのが現実だし、国民の願いだ」と述べた。小沢氏自身は、21日に共産の志位和夫委員長らと会食するなど、その動きを活発化させている。
引用元:digital.asahi.com(引用元へはこちらから)
立憲民主党の小沢一郎衆院議員らが設立した「野党候補の一本化で政権交代を実現する有志の会」が24日、国会内で初会合を開いた
岡田氏は国民民主党との共闘を模索するが、国民の玉木雄一郎代表はこの日、「他の政党や新人は出ないでくれという一本化は既得権益を守っているにすぎない」などと有志の会の要求を批判した。
引用元:www.nikkansports.com(引用元へはこちらから)
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立憲民主党の岡田克也幹事長が、野党候補の一本化について持論を語った。
「バッティングした場合もどこかで『客観的な手法で優劣つけて』強い方に集約するのが『普通』。政権交代ある政治を目指すために必要なことなので理解してもらいたい」
これは、かつての民主党の時代から何回も聞かされてきた、小選挙区における「野党内予備選挙」の話である。
しかし、これに他の野党が同意できないのは当然である。かつて民主党の幹部が私に率直に話してくれた。「野党内で予備選挙をすれば全てわが党が1位になる。そして他の野党はわが党を支援すべきだ」。あまりにも身勝手な話で驚かされた。
引用元: https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/326549
もともと別の政党の候補者たちに対して、「わが党が相対的に大きいから、他党は候補者を降ろして、わが党の選挙を支援しろ」と言っているに等しい、立民のそのずうずうしい姿勢が野党共闘と政権交代を妨げているのだ。そんな野党第1党に期待が集まらないのも自然である。
引用元:www.nikkan-gendai.com(引用元へはこちらから)
香川1区は自民前職の平井卓也氏と小川氏の一騎打ちとみられていたが、今月8日に維新新人の町川順子氏が公認候補に決定。町川氏によると、10日に小川氏から直接電話があったほか、両親の実家にまで訪ねて来た。翌11日には維新の衆院議員の会合の場に”乱入”、馬場伸幸幹事長に擁立しないよう求めた。
町川氏と維新側は要請を拒否。複数の同党議員がその時の様子を写真を添えツイッターなどで小川氏の行動に不快感を示した。
町川氏は15日、「小川氏から電話で『町川さん出たら僕落ちるんですよ』『僕が落ちたら町川さんのせいですからね』と言われた」ことを明かした。
引用元:www.shikoku-np.co.jp(引用元へはこちらから)
一方、15日に取材に応じた小川氏は一連の行動が事実であることを認めた上で「私の政治信条では、与野党1対1の対決構図が国民のためだ。悪意を持って切り取られて公表され、非常に一方的だったと感じる。正当な政治活動で、おわびするつもりはない」と述べ、小川氏自身は謝罪する考えがないことを示した。
引用元:www.shikoku-np.co.jp(引用元へはこちらから)
維新が自民の票を食って小川氏が勝つかもしれないのに、町川さんを辞退させてくれっていうんですよね。自分勝手としか言いようがないです。自分の当選のためなら恥も外聞もないんですね。
— 平日狭いんです 💉×5 (@xjfb314) Oct 11, 2021
小川淳也議員そんなに自信がなかったら自分が辞退すれば良いだけじゃないですか!維新の新人が脅威だって?
— tomochan (@K2rT0aUvHWmv27W) Oct 13, 2021
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野党候補の一本化って完全に既得権守りたい議員のための取り組みだし、言い訳なんだよな。ただ選挙を有利にしたいだけ。政党ごとに公約違うのに有権者の選択肢を消してアホでしかない
— amanojach (@amanojach) Jun 17, 2023
国民の目からは正しく「陳腐な議論」「既得権益を守る様」と見えてしまいますね…この有志の会の方々を見たら一目瞭然です。「陳腐な議論」「既得権守るよう」 維新と国民、野党一本化に否定的(朝日新聞デジタル)#Yahooニュースhttps://t.co/iuK8ZS7lK4
— 01 (@niko3143) Jun 20, 2023
立憲・小沢氏ら「有志の会」が初会合 野党候補一本化の現状に危機感(朝日新聞デジタル)#Yahooニュースhttps://t.co/5Xnc0Bj7SR選挙目当てのただの野合!自公連立に保守層の批判が何故集まってるか?分からないの?党是も政策も違うのに何故組むんだと批判されてるからだよ
— ortogrfia (@ortogrfia) Jul 24, 2023
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小沢一郎(事務所)氏のツイート2023年6月16日