【パソナ】特許事務所向けBPOサービスを6月から開始!【PIPBOT for firm】
株式会社パソナナレッジパートナーは、6月3日から全国の特許事務所を対象とした、知的財産に係る案件管理や費用管理、特許調査等の業務を一括して請け負うBPOサービス『PIPBOT for firm(ピボット・フォー・ファーム)』を開始しました。
『PIPBOT for firm』概要
開始:2024年6月3日(月)
対象:全国の中堅・小規模特許事務所 等
内容:
知的財産管理事務に係るバックオフィス業務を支援
①導入コンサルティング(知財管理業務フロー・ルールの構築、データベース導入支援 等)
②案件管理(書誌情報・各必要管理項目のデータベースへの入力、手続き期限管理 等)
③費用管理(クライアントへの請求管理、入出金管理 等)
④特許調査(先行技術調査、異議申立て・無効化資料調査、侵害予防調査 等)
特長
・特許事務所と企業知財部の双方の観点から業務効率化の提案が可能
・特許調査や知財戦略の助言など、バックオフィス業務に留まらない多様な業務支援が可能
・パソナグループのネットワークを活用して知財専門人材を確保することで、事務所の規模にかかわらず支援が可能
『PIPBOT for firm』の意義
近年、日本企業の技術競争力の強化や将来の持続的な経済成長を考えるにあたり、知財・無形資産に対する投資や、そこから得られた知的財産権を積極的に活用することの重要性に注目する企業が増えています。
そうした中で、幅広いプレイヤーによる事業構築のチャンスをより多くするための環境づくりや、持続的なイノベーションを生み出す「知財エコシステム」の構築に対するニーズが高まっているのです。
特にスタートアップ企業においては、知財戦略を担う専門人材や、それを支援する特許事務所の人材の不足が大きな課題となっています。
『PIPBOT for firm』への取り組み
パソナナレッジパートナーでは知財管理サービスを通じて培ってきた経験とリソースを活かして、特許事務所向けBPOサービス『PIPBOT for firm』を開始すると発表しました。
同サービスでは導入コンサルティングを行うほか、案件情報のデータベース入力や手続き期限管理などの「案件管理」、入出金や請求事務等の「費用管理」を代行しています。
また、先行技術調査や侵害予防調査などの「特許調査」を支援し、知財管理業務に係る一連のバックオフィス業務の効率化を実現しているのです。
知的財産とは
商品開発などのビジネスシーンでよく扱われる「知的財産」という言葉。
具体的にどんなものか説明できる人は、実は多くないのではないでしょうか?
知的財産とは、人間の知的活動から生み出されたアイデアや創作物などの中で、財産的な価値を持つものを指します。代表的なものには、著作権や特許権、商号などがあります。
なぜ知的財産が大切なのか?
例えば、商品のデザインや名称において、「〇〇社の製品だから買う」「××という商品だから信頼できる」といった理由で購入を決めることはよくあるのではないでしょうか?
お店で見たような商品が並んでいる中、見た目や商品名を決め手として購入を決める、という経験をしたことのある人は多いでしょう。
逆に言えば、人気メーカーの商品によく似ている商品なら、間違って購入してしまう可能性もあるということです。
他社の人気商品を真似することで、その人気に便乗することができてしまうということになります。
これを防ぐために、商標や意匠など、かたちはもたないけれど財産的価値のあるものを保護する仕組みが重要なのです。
パソナナレッジパートナーの概要
会社名:株式会社パソナナレッジパートナー
資本金:5,100万円(資本準備金含む)
設立:2016年4月1日
代表取締役社長:若本 博隆
従業員数:118名(2023.4.1、派遣スタッフ含む)
事業内容:特許調査事業、知財管理事業、人材サービス事業、アウトソーシング事業、知財戦略全般に関するコンサルティング事業
株主:株式会社パソナグループ、パナソニックIPマネジメント株式会社、株式会社パソナマスターズ
パソナグループで「知的財産」といえば同社
株式会社パソナナレッジパートナーは、2016年の設立以来、特許調査や知財管理、知財戦略全般に関するコンサルティングといった事業で多くの企業をサポートしてきました。
今回スタートした『PIPBOT for firm』では、同社がこれまでの経験により培ってきた専門的ノウハウや知財管理に関する技術が存分に反映されています。
「企業の知財管理について詳しく知りたい」「企業に求められている知財戦略への理解を深めたい」といった特許事務所にとって、同社はとても強い味方だと言えるでしょう。