勇利のグランプリファイナルFSのプログラムはロシア大会FSのプログラムと比較して、次のような変更が加えられていました。
4T-2T
4S
3Lo → 3Fに変更
3A
3F → 4Tに変更
3A-1Lo-3S
3Lz-3T
4F
3Loを4Tに変えたのと実質的に同じです。4Lzを加えたわけではありません。勇利が言ってる「ヴィクトルのフリーと同じ難易度」というのは、「4回転を4本入れる」という意味だと考えられます。
やや大げさな表現だったという気はしますが、今まで勇利は4回転3本のプログラムでさえノーミスで滑りきったことはなかったのです。4回転4本への挑戦を「ヴィクトルのフリーと同じ難易度」と表現したくなる気持ちは理解できます。
現実の2016年ではグランプリファイナルが12月11日に終了し、ロシアナショナルは12月22日から開催となっています。わずか11日しか準備期間がありません。そんな短期で間に合うの?と思う人が多いはず。
しかし、振付や衣装については去年のものをそのまま流用してもかまわないので全く問題ありません。また、体力的にもヴィクトルは勇利に指導するために4回転を跳んだりしていたので大丈夫でしょう。
実際、ヴィクトルのモデルと噂されるプルシェンコは3年間の休養を経て復帰したシーズンにロシアナショナル優勝、欧州選手権優勝、オリンピック銀メダルという好成績を残しています。当時プルシェンコは27歳。ヴィクトルも同年齢なのですから、やれないことはないはずです。
本記事の作成にあたっては、2chのアニメ板のユーリスレ、スポーツサロン板のユーリスレの書き込みを主に参考にしています。また、Twitterのスケオタの皆さんのツイートも参考にしています。
他にもユーリのまとめを作っているので、よければどうぞ。
ヴィクトルのフリーは、4T、4S、4F、4Lzという4種類の4回転を1個ずつ入れる構成でした。勇利は4Lzに挑戦する気なのか?と思った人もいたはずですが、そういうことではありません。