スパゲッティ専門店「壁の穴」秋の味覚満載!和風スパゲッティ3種が登場
スパゲッティ専門店「壁の穴」が、秋の味覚をふんだんに使った和風スパゲッティ3種を期間限定で販売開始。秋鮭や舞茸、きのこなど、秋の旬な食材を贅沢に使用したこだわりのスパゲッティは、食欲の秋にぴったりの逸品です。それぞれのメニューの特徴や、壁の穴の歴史、こだわりについてご紹介します。
スパゲッティ専門店「壁の穴」秋の味覚満載!和風スパゲッティ3種が登場
スパゲッティ専門店「壁の穴」は、9月18日(水)より、秋の旬な食材をふんだんに使用した和風スパゲッティ3種を期間限定で販売開始します。
今回登場するのは、秋鮭と舞茸、いくらを組み合わせた贅沢な「秋鮭と舞茸の明太子スパゲッティ いくら添え」、あさり、焼きナス、日本酒などを使用した和風仕立ての「あさりと焼きなすの和風ボンゴレ ビアンコ」、そして、太麺のスパゲットーニを使用した「旬のきのこと厚切りベーコンのカルボナーラ スパゲットーニ」の3種類です。
「秋鮭と舞茸の明太子スパゲッティ いくら添え」は、壁の穴の人気メニューである明太子スパゲッティに、秋鮭と舞茸、いくらをプラスした季節限定の逸品です。鬼おろし大根を添えることで、さっぱりとした味わいに仕上げられています。
「あさりと焼きなすの和風ボンゴレ ビアンコ」は、日本酒、生姜、醤油で味付けした和風仕立てのボンゴレビアンコ。あさりの旨味と焼きナスの風味が食欲をそそります。仕上げにすだちを絞っていただくことで、より爽やかな味わいが楽しめます。
「旬のきのこと厚切りベーコンのカルボナーラ スパゲットーニ」は、通常より太めの麺であるスパゲットーニを使用することで、もっちりとした食感が特徴です。4種類のきのこと、マイルドな塩気が特徴のベーコンを組み合わせ、風味豊かなカルボナーラに仕上げています。
これらのメニューは、秋の澄んだ空気感にぴったりの、香り、風味、そしてアルデンテな食感が楽しめるスペシャルメニューです。
【販売期間】
令和6年9月18日(水)~令和6年11月30日(土)
【販売店舗】
壁の穴 全店舗およびバーチョディジュリエッタ そごう大宮店
「壁の穴」の歴史とこだわり
「壁の穴」は、1953年に東京都中央区田村町(現西新橋)で「Hole in the Wall」という店名で創業しました。創業者の成松孝安氏は、「和風スパゲッティの元祖」と呼ばれ、数々の和風スパゲッティを考案した人物です。
成松氏は、日本の指導的知識人を集めた「火曜会」にも参加しており、サンフランシスコ講和条約締結後に、そのメンバーから資金を得てスパゲッティ店を創業しました。
オープン当初は、イタリア料理に精通した顧客に試食をしてもらい、意見を元に茹で時間などを調整するなど、顧客とのコミュニケーションを重視したスタイルをとっていました。また、納豆スパゲッティ、椎茸スパゲッティ、うにスパゲッティなど、独創的な和風スパゲッティを数多く考案し、スパゲッティに海苔や青じそをトッピングしたり、昆布の粉を隠し味として使用したりするなど、和風スパゲッティの基礎を築きました。
さらに、「壁の穴」は、たらこスパゲッティの発祥店としても知られています。
「壁の穴」では、素材の選択から調理方法まで、本物のおいしさにこだわっています。創業者の成松氏は、料理は常にコックと顧客がコミュニケーションを取りながら、顧客が好むものを提供すべきだと考えていました。そのため、麺が茹で上がるまでの間に顧客とソースの好みなどを話し合い、次々と試行錯誤を繰り返しました。
その結果、顧客自身が新しい食材を持ち込むようになり、著名人からも多くの協力を得て、独自のアレンジを加えた定番メニューが数多く誕生しました。
「壁の穴」は、顧客との交流を大切にし、共に新しいメニューを創り上げてきた歴史があります。今後も、顧客と共に新しいメニューを開発し、進化し続けていくでしょう。
店名の由来
店名の「壁の穴」は、シェイクスピアの戯曲「真夏の夜の夢」から取られています。恋人同士が壁に開いた穴を通して囁き合うシーンから着想を得ており、壁を乗り越えて心を通じ合わせるという意味が込められています。
「壁の穴」は、創業以来、顧客との温かい交流を大切にしてきました。これからも、顧客との繋がりを大切にし、心を通わせながら、美味しいスパゲッティを提供し続けるでしょう。
スパゲッティ専門店「壁の穴」の秋の新作、和風スパゲッティ3種は、どれも食欲をそそる魅力的なメニューでした。
特に、「秋鮭と舞茸の明太子スパゲッティ いくら添え」は、秋鮭の旨味と明太子の辛味が絶妙にマッチし、いくらと鬼おろし大根のアクセントが爽やかさをプラスしていました。秋の味覚を存分に味わえる、贅沢な一品でした。
「あさりと焼きなすの和風ボンゴレ ビアンコ」は、和風仕立てのボンゴレビアンコという珍しい組み合わせでしたが、日本酒や生姜、醤油の風味が、あさりと焼きナスの旨味を引き立て、上品な味わいに仕上がっていました。すだちを絞っていただくことで、さらに爽快感が増し、最後まで飽きずにいただけました。
「旬のきのこと厚切りベーコンのカルボナーラ スパゲットーニ」は、太麺のスパゲットーニのもっちりとした食感が印象的でした。4種類のきのこの食感と香りが楽しめ、ベーコンの塩気とのバランスも良く、食べごたえのある一品でした。
これらのメニューは、素材の良さを最大限に引き出した、シンプルながらも奥深い味わいが魅力です。「壁の穴」が長年培ってきた、素材へのこだわりと、顧客とのコミュニケーションを重視する姿勢が、これらのメニューにも表れていると感じました。
また、記事を読むことで、「壁の穴」の歴史や創業者の成松孝安氏の情熱を知ることができ、興味深かったです。顧客との交流を大切にし、新しいメニューを創り出してきたというエピソードは、顧客と一体となってお店を盛り上げてきた「壁の穴」の文化を感じさせました。
「壁の穴」は、単なるスパゲッティ専門店ではなく、顧客と心を通わせる場であり、新しいスパゲッティ文化を生み出してきた場所であると感じました。今回の秋の新作和風スパゲッティを通して、改めて「壁の穴」の魅力に触れることができ、とても良い経験になりました。
これからも、「壁の穴」が、顧客と共にある、温かく、革新的なお店であり続けることを期待しています。そして、これからも新しいスパゲッティを創り出し、私たちを驚かせてくれることを楽しみにしています。
今回の秋の新作和風スパゲッティは、スパゲッティ好きはもちろん、和風料理が好きな方にもぜひおすすめしたいメニューです。この機会に、ぜひ「壁の穴」を訪れて、秋の味覚を堪能してみてはいかがでしょうか。