日清食品は、全国の顧客を対象に「カップヌードル」に関する調査を実施しました。調査では、カップヌードルを食べておいしいと感じた瞬間や、カップヌードルにまつわる懐かしい思い出、印象深いエピソードについて、10代から80代までの計1,560件もの回答が集まりました。

これらのエピソードを生成AIで分析した結果、カップヌードルと顧客の関係性の歴史が明らかになりました。単に手軽に食べられるという簡便性から「孤食」のイメージが強いカップヌードルですが、実際には、多くの人が家族や友人と一緒にカップヌードルを食べてきたことがわかりました。さらに、時代の変化とともにカップヌードルの利用シーンも拡大し、日常生活のさまざまな場面に寄り添ってきたことが判明しました。

調査結果によると、回答者の18%が「家族や友人との思い出」をカップヌードルとの関連エピソードとして挙げました。これは、カップヌードルが誰かと一緒にいる時に食べられている傾向が強いことを示しています。中には、「元日の昼食には必ずカップヌードルを食べるという我が家の習慣が、祖父母から孫へ受け継がれています」といったエピソードもあり、半世紀以上の歴史を持つカップヌードルならではの世代を超えた思い出を持つ人がいることがわかりました。

年代別に分析した結果、各年代で特徴的な傾向が見られました。10代から20代は、生まれたときからカップヌードルが日常に溶け込んでいる世代で、好みのフレーバーへの思い入れが強く、アレンジを楽しむ傾向が見られます。30代から50代は、子どもの頃からカップヌードルと共に成長してきた世代で、青春時代に食べた思い出を懐かしむエピソードが多く、仕事中にそばにいてくれる存在として親しみを感じている様子がうかがえます。60代から80代は、カップヌードルが誕生した当時を知る世代で、発売当時の驚きや、海外旅行で日本から持参したカップヌードルを食べたときの思い出など、特別な日の体験と紐づくエピソードが多いことがわかりました。

さらに、調査では、1971年のカップヌードルの発売以降に起こったブームや話題になった出来事と関連するエピソードが多く寄せられました。コンビニエンスストアの急拡大によってカップヌードルを手にする人が増えたり、スキーブームやキャンプブームに伴って食シーンが多様化したりと、時代の移り変わりとともにカップヌードルは、顧客の日常生活により深く浸透していったことが明らかになりました。

これらの調査結果を踏まえ、日清食品は、全国の顧客から寄せられた1,560件のエピソードの中から厳選した100種類の「エモい」思い出をデザインした限定商品「カップヌードル カプヌのエモい出パッケージ」を2024年9月16日に発売します。

今回の調査結果から、カップヌードルが単なるインスタント食品ではなく、人々の生活に深く根ざした存在であることが改めて感じられました。家族や友人との思い出、青春時代、特別な日の体験など、カップヌードルは様々な場面で人々の生活に寄り添い、思い出を彩ってきました。

特に印象的だったのは、世代を超えて受け継がれる「カップヌードル文化」の存在です。元日の昼食にカップヌードルを食べるという家族の習慣や、海外旅行で日本からカップヌードルを持参するなど、カップヌードルは単なる食事ではなく、家族や友人との絆、故郷の味、思い出を共有するツールとして重要な役割を果たしていることがわかります。

今回の調査を通じて、カップヌードルの持つ力強さ、そして人々の生活に与える影響の大きさを改めて認識しました。これからも、カップヌードルが、人々の生活に寄り添い、新しい思い出を創造していくことを期待しています。

今回の調査結果を反映した限定商品「カップヌードル カプヌのエモい出パッケージ」は、カップヌードル53年の歴史を凝縮した、まさに「エモい」商品と言えるでしょう。この商品を通じて、多くの人が自身のカップヌードルとの思い出を振り返り、新たな発見や感動を得られることを願っています。