山口県警光署は6日、動物愛護法違反の疑いで山口県光市の塗装業の男（74）を現行犯逮捕しました。警察によると、男は6日午前10時20分ごろ、自宅で飼っている中型犬の頭をシャベルで殴り、けがをさせた疑いが持たれています。このシャベルは1メートル弱で、先端が鉄製のものでした。

事件は、飼い犬の鳴き声について通報があり、市や保健所の職員が男の自宅を訪れた際に発生しました。職員が訪問中に男が犬を殴ったため、職員が110番通報し、警察が駆け付けました。警察の調べに対し、男は「間違いない」と容疑を認め、「犬の鳴き声がうるさいと注意されたから殴った」と供述しています。警察は事件のいきさつを詳しく調べています。

この事件について、SNS上では多くの意見が飛び交っています。「黙らせる為には仕方ないな」と理解を示す声も一部見られましたが、大半は批判的なものでした。「どうだ　静かになっただろ」と皮肉る声や、「飼い犬を成敗して自らは法に成敗されたのか」と、男の行動を非難するコメントが目立ちました。

また、「とりあえず死ななくてよかった」と犬の無事を安堵する声もありました。「まあこの歳になるとだいたい人間はキチガイになっていくからななぁ」と、高齢者による行動に対する理解を示す意見も一部見られましたが、それに対して「こういう人犬飼わないで」と反論する声も多数ありました。

さらに、「実際問題うるさい犬はどうすりゃ大人しくなる、させるんだ？」と、犬のしつけに関する意見交換も行われており、「お前の犬うるさいとクレームつけた奴の本名と住所、電話番号を教えてください」と過激なコメントも飛び交いました。

「シャベルじゃなくてスコップじゃね」と道具の名称に関する指摘や、「ドラえもんのジャイアンが飼い犬苛めてた回思い出した」と漫画の一場面を連想する声もあり、事件に対する反応は多岐にわたっています。

「犬が喋るからぶん殴ったのか」とユーモアを交えたコメントも見られる一方で、「塗装業か、シンナーで脳味噌ヤラれてたか」と職業に絡めた厳しい指摘もありました。

今回の事件は、動物虐待に対する社会の関心を再び高めることとなりそうです。警察は、男の供述や現場の状況から詳細な経緯を明らかにするため、引き続き捜査を進めています。

このような事件が繰り返されないよう、動物愛護に対する啓発活動や法の厳格な適用が求められています。