【トヨタ系】下請け50社に金型を無償で長期保管させる…最大30年・被害総額は数億円の可能性

トヨタ自動車系列の車体製造会社「トヨタカスタマイジング&ディベロップメント」(横浜市)が、自動車部品の大量生産に必要な金型を下請け業者に無償で長期間保管させていた問題で、公正取引委員会(公

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トヨタ自動車系列の車体製造会社「トヨタカスタマイジング&ディベロップメント」(横浜市)が、自動車部品の大量生産に必要な金型を下請け業者に無償で長期間保管させていた問題で、公正取引委員会(公取委)は下請法違反(利益提供要請の禁止など)を認定し、再発防止を求める勧告を行う方針を固めました。この違反は全国約50社の下請け業者に及んでいたと見られます。

公取委によると、問題が発覚したのは、トヨタが9割超の株を保有する子会社「トヨタカスタマイジング&ディベロップメント」が、自社の製品に使用する金型を下請け業者に保管させ、その管理費を支払わずに済ませていた事例です。この会社は一般車両向けの車体パーツのほか、救急車やレーシングカーなどの製造と開発を手がけています。

物価高などが中小企業の経営を圧迫する中、公取委は大企業と下請け業者との取引が適正に行われているか、監視を強めていました。今回のケースでは、下請け業者側が取引の打ち切りを恐れて金型の管理費の支払いなどを同社に要請できなかったとみられています。

公取委の勧告を受け、トヨタカスタマイジング&ディベロップメントは違反を認め、被害相当額を業者側に全額支払う見通しです。今回の問題に対する処分として、同社は再発防止策を講じるためのマニュアルを作成し、適正な取引を徹底することを約束しました。

このニュースに対し、SNSでは多くの反応が寄せられています。「読売新聞が報じているということは米国の指図ですか?トヨタ潰しの一環ではないか」との意見や、「トヨタは昔からこういう話があったのに今さら問題にされている」との声も見られました。また、「どんどん不正が発覚している。今までスポンサーとしてマスコミを黙らせていたが、なぜ急に不正が露呈し始めたのか」といった疑問の声も上がっています。

一方で、「さすがTOYOTA」と皮肉を交えたコメントや、「正義が勝った」と喜びの声もあります。今回の件を受けて、トヨタカスタマイジング&ディベロップメントには今後、取引の透明性を高める努力が求められるでしょう。

twitterより

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