東京都の吉祥寺出身、在住。2010年度ノベル大賞受賞。コバルト文庫に『姫君の妖事件簿』『うさぎ姫の薬箱』シリーズ、『乙女風味百鬼夜行』『朧月夜の訪問者』『黒猫と伯爵令息』『童話』シリーズなどがある。
本人が亡くなった後もお手紙などをご転送いただき、有り難くもレスポンスできず申し訳ないため、パートナーがアカウントを開設致しました。ライト文芸作家、長尾彩子は2023年8月14日に永眠しました。35歳でした。出版関係でお世話になりました方々と本を読んで下さった方々に、この場をお借りして厚く御礼を申し上げます。
(家族の投稿です)無名ではございましたが、作家・長尾彩子が2023年8月14日に急逝しました。オレンジ文庫様、マイナビ文庫様等、お仕事の関係者の方々にはご迷惑もおかけしたかと存じますが、長きに亘りお世話になりました。またお手紙等にて本人を支えてくださった皆様のご厚情に心より感謝致します。
— 長尾彩子『千早あやかし派遣会社』等 (@NagaoAyako) Sep 5, 2023
訃報を出すタイミングを誤り、各所、読者の方々を混乱させてしまい申し訳ありません。亡くなるには早い年齢だというお言葉もお見かけしました。実際に健康診断では一つも異常なく、表向きはいつも明るく元気で、私の方が元気をもらっていました。死因は言葉を選ぶ必要があるため後日お知らせ致します。
— 長尾彩子『千早あやかし派遣会社』等 (@NagaoAyako) Oct 5, 2023
(承前)→長くなってしまいましたが、そういった事情のため、オレンジ文庫様の公式にて彼女の訃報が発表されることは、今後においてもまずないだろうと判断し、こちらにてお知らせさせていただいた次第です。
— 長尾彩子『千早あやかし派遣会社』等 (@NagaoAyako) Oct 7, 2023
スポンサーリンク
スポンサーリンク
多くの方にフォロー頂き驚いていますが、こちらは月命日の前後に故人を偲ぶだけのアカウントです。一点補足として「…が~ない童話」シリーズの2・3・4巻執筆時は一時的に別の編集者の方に担当して頂いたようで(お名前は存じ上げませんが…)、「素敵な1年間だった」と故人は何度か話してくれました。
— 長尾彩子『千早あやかし派遣会社』等 (@NagaoAyako) Nov 8, 2023
妻はコバルト・オレンジ文庫で執筆していた折、デビュー当時から変わらなかった担当編集さんから日常的に罵詈雑言を浴びせられていたことが原因でPTSDを発症し、治療の甲斐なくこの夏にみずから命を絶ちました。出版業界でこのような悲劇がもう二度と起こらないことを自死遺族として切に祈ります。
— 長尾彩子『千早あやかし派遣会社』等 (@NagaoAyako) Nov 7, 2023
お言葉をいただきありがとうございます。故人本人は昨年末か今年の1月末をもってアカウントを削除したと記憶しております。当人はおとなしい性格のわりに人間が好きで、本業でも他人と関わる仕事をしていたほどですので、柏先生とのお約束が果たせなかったこと、本当に心残りだったことと思います。
— 長尾彩子『千早あやかし派遣会社』等 (@NagaoAyako) Nov 8, 2023
また故人が全ての著書の電子配信の停止を希望した理由ですが、担当編集の方に22歳から(上記の1年を除く)8年間にわたって繰り返し(妻の)作品が無価値であると言われ続けてきたことから、自分の作品には価値がないのに読者にお金を払わせてしまうのは申し訳なく、また、恥ずかしいからということでした。
— 長尾彩子『千早あやかし派遣会社』等 (@NagaoAyako) Nov 8, 2023
紙書籍の回収は叶わなかったようですが、電書の配信停止やその他の契約に関しましては他部署の方に何から何までお世話になったそうで非常に感謝しておりました。私は小説家ではなく語彙力もないためうまく言えないのですが、同じ出版社の中で故人が信頼のおける方々にも恵まれていたことは確かです。
— 長尾彩子『千早あやかし派遣会社』等 (@NagaoAyako) Nov 8, 2023
スポンサーリンク
スポンサーリンク
複数の方から同じ質問を頂いたので回答させて頂きますが、編集部から今年ご実家に来た年賀状を見た限り妻の担当編集者はまだいます。異動がほぼないという編集部なので今後も長くいらっしゃると思います。妻が死に年賀状が来ることはもうないので来年以降のことは申し訳ございませんがわかりかねます
— 長尾彩子『千早あやかし派遣会社』等 (@NagaoAyako) Nov 9, 2023
漫画というのはこちらです。デジマの記事が削除されていますが、今後も電子書店でご購入いただけます。加々見先生には故人がデビュー間もない頃から複数の作品でお世話になりました。妻は先生に作って頂いたという千早…のグッズを宝物のように大事にしていました。今は私が大切にお持ちしています。 https://t.co/s36xb4Xfqq
— 長尾彩子『千早あやかし派遣会社』等 (@NagaoAyako) Nov 9, 2023
先日のポストにて文庫の種別の名称に誤りがありました。正しくは集英社オレンジ文庫 様マイナビ出版ファン文庫 様です。また、ポルタ文庫様にもお世話になりました。関係者の方々大変失礼致しました。大変遅くなりましたが訂正してお詫び申し上げます。@shueishabunko @MYNAVI_eBooks
— 長尾彩子『千早あやかし派遣会社』等 (@NagaoAyako) Sep 21, 2023
コバルト・オレンジ文庫のパワハラ編集の件でTogetterのまとめ記事できてないかなと思って検索していたら、長尾彩子先生の生前のアカウントのツイートを発見してしまった。こういうのは悲しくなるね… pic.twitter.com/cDAWAsRHpZ
— やまいも (@yama_imoo) Nov 9, 2023
↓長尾彩子先生のご冥福をお祈りいたします。コバルト文庫って売れまくってたときから読者の私ですら作家にパワハラしてた気配を感じてたのが後に複数の小説家自身のインタビューで確定してるけど、オレンジ文庫になっても体質は変わらなかったってことですか。
— 馬鹿野くろ💉×7 (@vacakuro) Nov 8, 2023
ホンマにこれである。「金賞取れる才能を無駄にしないで、作家は作品で感情や怒りを吐露しろ」「こんな晒し上げは承認欲求丸見え」とかほざく連中、その才能や怒りを吐露する場さえ取り上げられていてそれでなお「我慢しろ、立ち回れ」とか第二の長尾彩子氏を生むだけではないんですか。
— 喜利彦@12月ちくまより『東京漫才全史』出ます (@kirihiko_) Nov 9, 2023
スポンサーリンク
スポンサーリンク
僕も長尾先生ほど酷い編集者に当たった事はありませんが、打ち合わせのたびにコチラをコキおろしてくる編集者に当たった事があります。『作家を何人殺したか』を自慢するタイプの編集者でしたね。長尾彩子先生の御冥福をお祈り申し上げます。
— くしまちみなと (@kusimachiminato) Nov 8, 2023
今、知ってとてもショックです。続きを楽しみにしていたので。こんな悲劇は繰り返して欲しくないです。ご冥福をお祈りいたします。
— にゃつめ (@Nyatume_rei5) Nov 7, 2023
労災にならんのかな?
— 大日本ファクトチェックセンター員セブ島 (@3838nana993355) Nov 8, 2023
私はコバルト文庫が大好きでした。今もあのワクワクした気持ちに支えられています。私の子供は将来作家希望です。奥様がそんな環境で一生懸命執筆されていたかと思うと胸が苦しいです。読者は楽しくドキドキしながら充実した読書の時間を堪能していたと思います。ご冥福を心からお祈りいたします。
— 政治の話もカジュアルに♬🇯🇵🇫🇷 (@otukarechansama) Nov 8, 2023
その担当編集を訴えるべきではないですか?人殺しとなんら変わりないことです。到底許されることではない。
— HR_923 (@41_73_75_72_61) Nov 9, 2023
漫画版読んだ事ありました。まさか亡くなっていたとは…。ご冥福をお祈りします。
— ルーク (@aera2001) Nov 8, 2023
法的措置を取るべきだよブラック企業の社員みたいに
— 歌舞羅鬼殿@ニチアサ実況民? (@kabukiglass) Nov 8, 2023
長尾彩子先生のパワハラ自殺問題、長尾先生の旦那さんがおっしゃっていることが本当なら、自分の命を危険に晒して今後も投稿を続けるのかっていうことですよ。当該の編集者はまだそこの編集部にいるそうだし、投稿者はみんな問題の編集者と関わる可能性がある。そんなんでみんな平気なのか。
— エイジ (@ei_hito) Nov 10, 2023
長尾彩子先生、重版もかかってる作家さんなのに、罵詈雑言を吐きまくるっていったいどんな編集なんだ…本当に罪に問われてほしい
— 月子@Kindle配信中 (@tsukikoNB) Nov 8, 2023
スポンサーリンク
スポンサーリンク
小説家の長尾彩子さんの件、今知ったのだけど、これ編集部っていうか集英社は知ってんのかね。この編集が他にも同じことやってるかもしれないし、なんらかの処罰があって然るべきだと思うんだが。
— 黒井きの子 (@kinococchi) Nov 8, 2023
RT 長尾彩子先生、亡くなってた……しかも自死……?姫君の妖事件簿とか、読んでました……まさか、そんなことに……
— 月森あいら📚10/27ライト文芸ミステリ新刊発売! (@tsukimoriaira) Nov 8, 2023
え、待って……長尾彩子先生ってあの長尾彩子先生と思ったら💦お亡くなりなったのは知っていたけどまさか……デビュー当時からってことは😱
— 咲良 (@c_sakura1) Nov 8, 2023
コバルト文庫が紙本でまだ出てた頃、長尾彩子先生の童話シリーズ、宵マチ先生のキレイなイラストと相乗効果で大好きだったな…みんな愛が重たい素敵なヒーローだなと思った記憶がある
— おうぎまちこ(あきたこまち)@11/13「かつて私を愛した夫」9/15「騎士団長と偽りのフィアンセ」 (@ougi_machiko) Nov 9, 2023
もう十数年前だけども口マン大賞で最終候補に残ったことある…長尾彩子先生が受賞されたノベル大賞とは半期違いで、めちゃくちゃ雑誌コバルト読みまくってた時期だから当時からとても印象に残ってお名前覚えてた…
— アオキ🍁10/15閃華東4セ54a (@aokixxxx) Nov 8, 2023
長尾彩子先生、亡くなられてたのとその経緯を知ってめっちゃショックを受けてる…
— 葉月 (@xm99ax) Nov 8, 2023
長尾彩子先生…!?
— しらゆき (@326snowwhite) Nov 8, 2023
まずは長尾彩子先生のご冥福をお祈りいたします>RT
— yufuko (@yufukoY) Nov 8, 2023
長尾彩子先生の件ですね
— 冷涼富貴(非公式) (@reiryoufuuki1) Nov 8, 2023
え、長尾彩子さんお亡くなりになってたの……?中学生の時に読んだ本が長尾さんの本でとても印象に残ってるご冥福をお祈りします……
— 水無月うさぎ@オトパ2023全通 (@harusakura0601) Nov 8, 2023
スポンサーリンク
スポンサーリンク
長尾彩子さんコバルト編集のパワハラで亡くなられたの…?本持ってるよ。コバルトはラノベの中だと硬派で好感持ってたレーベルだったのに…集英社さん…
— ねむ🐥 (@nemunemuus) Nov 9, 2023
童話シリーズが大好きで、当時、本屋さんに行っては新刊を楽しみにしておりました。御遺族の方のご心労は如何ばかりかと推察致します。長尾彩子先生のご冥福をお祈りしますとともに、ご遺族の皆様も、どうかご無理なさらず心身労ってください。
— 小鳥手鞠 (@temaricat) Nov 8, 2023
長尾彩子先生の御冥福をお祈り申し上げます。
— 佐倉ユミ (@sakurayumi_0874) Nov 8, 2023
え、待って長尾彩子さんてお亡くなりになってたの…?最近のコバルト作品全然お手に取ってないからあれだけど、作品名とお名前だけは聞き齧ってるからびっくりした。
— あまね@ハム (@dolls_m) Nov 8, 2023
長尾彩子先生なくなられたの……?パートナーの方のアカを拝見して絶句。ごゆっくりお休みください。
— ひがしの (@higa2) Nov 9, 2023
長尾彩子さん、お亡くなりになられていたのか…。『千早あやかし派遣會社』気になっていたので、買ってこようかな。デビューから担当さん変わらずも珍しいと思うけど、嫌な担当さんがずーっと担当してるの辛いね…。
— あげは (高梨 千加) (@koigatari) Nov 8, 2023
長尾彩子先生の件、こんなの自◯じゃなくて◯されたんだよね
— 月子@Kindle配信中 (@tsukikoNB) Nov 8, 2023
長尾彩子先生の本、何冊か持ってるのでビックリ…。しかも多分同い年くらい?これからも大切に読んでいきたい。
— イド林とみ⛩️必ず其処で逢おう (@tomi_cml) Nov 9, 2023
長尾彩子の遺族が編集者をどうこうしたいと思っているならともかく、ツイートの文面からはそのような様子も見えないし、おれもそうは思わないが、ただなんとなくやりきれないというか、出版に夢を感じない
— Electroni Kurokawa (@kkshow) Nov 9, 2023
えっ長尾彩子先生、急逝されてたの!?(事情はそれとなく拝見したコバルト読者時代はよく拝読してましたhttps://t.co/rXSyoup6oX
— さらさらしるな(鳩仕様) (@unlcky_Lady611) Nov 7, 2023
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
この記事に問題があると考えた場合、こちらから作者様にご連絡をお願いします。