日本では聴者の俳優がろう者を演じることがほとんどだが、当事者が不在の作品づくりの問題点とは何か。聴覚障碍者
アメリカの映画・ドラマ界では、人種やジェンダー/セクシュアリティ、障害者などのマイノリティの役には、当事者の俳優を起用しようとする動きが広がっている。
その背景には、非当事者が演じることで、作品を通して、当事者をめぐり誤った認識や偏見を植え付けてしまう恐れや、当事者の雇用の機会が奪われるなどの問題がある。
牧原さんは、「映画の中でろう者がどう描かれるか」という表象の面において、聴者がろう者を演じる際の違和感をこう指摘する。
「大きいのは手話です。手話が第一言語ではない聴者の俳優がやると、『身振り』のようになってしまう。手話は、表情や頷き、動きのスピードも含めた言語なので、手の形だけでは微細な感情を伝えることは難しい。監修がつき練習しても、数カ月で習得できるものではありません。
さらに、ろう者の実情を無視した作品やキャラクターの設定も散見されるという。「ろう者」「難聴者」と一言で言っても、生まれつきか中途失聴か、育った環境や手話・読話を習得した年齢、時代背景など様々だ。その多様な実態に目を向けず、ろう者を、聴者によって作り出された画一的なイメージにあてはめようとする描き方もあると、牧原さんは考える。
「ろう者がみな手話ができるわけではありません。かつて日本のろう学校では手話が禁止されており、手話を学べる環境にいたかどうかも大きい。
引用元:www.huffingtonpost.jp(引用元へはこちらから)
えっ、今年聞こえない、聞こえない役が出るドラマ・映画が合わせて、三つ以上も出るんですか✨すごーい。役者は誰かな?え!?みんな聴こえる俳優さんなんですか💢 #当事者による表象
— Nozomi Tomita (@naninunenozomi) Aug 29, 2022
今回も見事に私たち(耳が聞こえない役者)を無視してくれてありがとうございます。
#構造的差別 (続↓)
#当事者による表象(#socialrepresentation)はワグナーによって提唱された社会的な表象理論。人は何かしら他者と似ている点を見つけようとする能力があり、そうした能力によって感情移入したり、物語に夢中になったりするんだそうで。とにかくメディアを通して、触れるもの、見るもの(パート3↓)
— Nozomi Tomita (@naninunenozomi) Aug 29, 2022
...全てが社会的知識になるという理論です。
— Nozomi Tomita (@naninunenozomi) Aug 29, 2022
我々はおそらく社会的アイデンティティーと集団をこの社会的な表象によって認識しています。新しいアイデンティティーがあると学ぶのもメディアがそういう物語(ナラティブ)があるのだと紹介した時がほとんどだと思います。(パート4↓)
多数派はそうしたメディアを通して、知識を積み上げているのだと私は思います。もしメディアを通して表象されているものが、「違うもの」だったら、そうした違和感をコミュニティー内で対話によって調整していくのです。でも現実問題、多数派による違和感だけが取り上げられ...(パート5↓)
— Nozomi Tomita (@naninunenozomi) Aug 29, 2022
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「少数派による違和感」は無視され続けるのです。その無視された少数派は「耳が聞こえない人たち」だったり「LGBTQIA2s+」の当事者であることが多いのです。日本にいるろう者・難聴者が声を上げていくことが大事なんだと私は思いますが....(パート6↓)
— Nozomi Tomita (@naninunenozomi) Aug 29, 2022
そういう議論できる場所や対話の場所があるとは言い難いこの状況で、日本にいる当事者たちにそうした責任を押し付けるのもどうなんだろうなという思いもあります。彼らが声を上げていても無視されてきた現状があるわけで、どうしても知的信頼度が低い私たちの声は否定され無視されます。...(パート7↓)
— Nozomi Tomita (@naninunenozomi) Aug 29, 2022
まずはこの方の意見に反対。この理屈で言えば、聴覚障碍者は健常者の役を演じるのがおかしいということになります。そして、この書き方ではこの方が耳が聞こえない役者ととられてもおかしくはありません。勘違いされた方を批判されていましたが、自分の文章力に問題がないか反省した方がよいのでは。 twitter.com/naninunenozomi…
— 🇺🇦田邉 正広🇯🇵 (@TANABE_Masahiro) Aug 30, 2022
演技という特殊技能を否定する発言に聞こえます。
— sugita alice (@komagomepipexto) Aug 30, 2022
アメリカのやり方は一つのやり方。正義ではありません。 twitter.com/naninunenozomi…
耳が聞こえない人の、あの聞こえない故の特徴的な話し方・発声をリアルに表現できる聴者は俳優含めてゼロ人説
— 🐢コータス藤岡🍁 (@Torkoal_sc) Aug 30, 2022
演技指導してもどうせ難しいか出来ないから当事者雇った方が話が早そう twitter.com/naninunenozomi…
例えばフェミニストの脚本家がフェミニズムについての本を書いた時に登場人物が全員フェミニズムに理解していたらドラマとしての盛り上がりや緊張感に欠けるだろう。要はそこにどういう引っ掛かりを入れるかが重要。 twitter.com/naninunenozomi…
— せっきー (@sekky_lions) Aug 30, 2022
子供を産んだことある人間しか母親役やるなとか、性被害経験者しか性被害経験者役やるなって話と地続きだねぇこれ。マイノリティ役はマイノリティしかするな(つまりものによってはアウティングになる)ってことか。どっちが差別だ。twitter.com/naninunenozomi…
— 将軍 (@syougun) Aug 30, 2022
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なるほど。つまり刑事役は刑事の経験がある役者じゃないとダメだし、殺人犯の役は殺人を犯した役者じゃないとダメってことか。
— 喜々楽々 (@KI2RAKU2) Aug 30, 2022
いや、なんでやねん。 twitter.com/naninunenozomi…
このツイートに対して”じぶんのおきもち”を言えるっていうのは特権です。メディアにいるいろんな人があなたと同じだからそういうことが言えるんです。誰に頼まなくても、大きな声を出さなくても、自分のことを正しく表象してくれる人がいるという特権。 twitter.com/naninunenozomi…
— Saki (@monogusaki) Aug 30, 2022
これに反論している方は、自分たちが日常的に共存しなければいけない障害を題材にしている中で、障害に関わる方とそうでない方で受け取り方が違うという前提が根本的に抜けてませんか?
— 野寺 風吹 / ヴォスクオーレ仙台 (@fubuki_nodera) Aug 30, 2022
マジョリティの感じ方だと問題ないからマイノリティが合わせろといった同調圧力のようだと思ってしまうのですが… twitter.com/naninunenozomi…
このツイートについてる反対引用ツイートや、差別的な引用ツイートたちを見て、すまんが、「あたまわる」と思ってしまったわ。すまんな!でも事実だろ😇
— aoi(They/Them) (@Iamaoi37) Aug 30, 2022
理論とかの話じゃないんだよ。勉強してから出直してこい🥰 twitter.com/naninunenozomi…
「耳が聞こえる」人で、かつ、「役者さん」の人たちが、特に反対してるように見える。言わせてもらうけど、あなたたちの世界の中で、「耳が聞こえない役者さん」、周りにいます?そして、耳が聞こえる人と同じくらい採用されてますか?されてないですよね🥰💢「ろう者」だから採用されないんですよ。 twitter.com/naninunenozomi…
— aoi(They/Them) (@Iamaoi37) Aug 30, 2022
言いたいことはわかるのですが…。
— ジョバンニ (@Giovanni_tear) Aug 30, 2022
トゲのある文章には、トゲのある意見が集中しやすいから…非常にもったいないのでは…。
想いの伝え方がよろしくないなと…個人的に思いました…。 twitter.com/naninunenozomi…
この方も連ツイでツイートされてるけど、Codaとか聾唖の役者さんが普通に活躍されてたからな。日本にも役者さん自体いるっぽいが目にする機会がない‥ twitter.com/naninunenozomi…
— だい (@die_hard614) Aug 30, 2022
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そもそも恐らくただの商業用の娯楽作品でしかなくて、別に新しいアイデンティティーがあることを学ばせようなんて意図はないでしょう。だったら今人気の美男美女の聴こえる俳優さんを起用するのは当然では?誰も知らない=人気のない、聴こえない俳優さんを起用したって商業的に成功しないでしょう。 twitter.com/naninunenozomi…
— プゥポヨ (@pupoyo8w9) Aug 30, 2022
丁寧に説明してくださり感謝です…!私もCodaやエターナルズを見て理解を深めてる途中ですが、おっしゃってることよく理解できます。社会の構造的差別についてマジョリティは理解するべきで、それはマジョリティの責任ですよね。が…引用とリプを見れば構造的差別について本当に知られていないことが twitter.com/naninunenozomi…
— チョロ寺🏳️⚧️🏳️🌈 (@ochoro4) Aug 30, 2022
この理論だと刑事役は刑事が、BL男子役はBL男子がやらないといけないってことになるし賛成できない twitter.com/naninunenozomi…
— おりおり (@ariori_seiji) Aug 30, 2022
例えば宇宙人の役があったとしたら宇宙人しか演じちゃいかんのか?
— nutu_wwwwwww (@nutu_wwwwwww) Aug 30, 2022
「耳が聴こえない人間の役は耳が聴こえない人間が適切」っていうのは、
逆にいえば「耳が聴こえない人間は耳が聴こえない役以外は不適切」って意味でもある。
それって本当に正しい主張なのか?逆に差別的な主張だと思うんだがな。 twitter.com/naninunenozomi…
その理論は死ぬ人の役は死んだことある人にやらせるべきだって話になるよ
— ばーにんべんと (@iruhonimef) Aug 30, 2022
当事者や経験者にしかできない表現もあるけど、それを演じるのが役者なので当事者にやらせるべきとか思わないな。監督やプロデューサーが何を作り、何を見せたいのかってだけの問題
まぁぐちぐち言うなら自分で作れって話だね twitter.com/naninunenozomi…
何でも差別と言ってる様じゃどうしようもないかと
— ぶぅ3🌸🌸 (@sawayakapoco) Aug 30, 2022
演技力だけでなく力のある事務所に入って営業してもらうとか
簡単に役が貰えるなら誰も苦労してないよ twitter.com/naninunenozomi…
うーん、難聴者の俳優さんがどの程度「難聴である」と言う理由で役からハネられているかの実情がわからんからなんとも言えんなぁ。
— カジキ (@kajiki1980) Aug 30, 2022
なんの偏見もなしで考えると、その属性の方が同様の役を演じることは演技的に+なのでは? と思うけど、仮に健常者でも同等以上に演じられる方がいるならうーん...... twitter.com/naninunenozomi…
じゃあ自分で作れよ映画をって思ったら役者でも映画監督でもない
— ラプラス (@ZLKjg2Xx7Or62Ei) Aug 30, 2022
誰なんだ貴方は
聞こえようが聞こえまいが同じオーディションを受けて審査されるのが平等でしょうよ
特別扱いされたいのか同じ扱いをされたいのかダブスタなんだよな twitter.com/naninunenozomi…
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