2024年5月19日、測量士補試験が全国で実施され、その解答が発表されました。試験終了後、多くの受験生がSNS上で感想を共有し、リアルな声が飛び交っています。

まず、ある受験生は試験が終了したことを報告しました。「測量士補の試験終わったー」とのツイートがあり、試験を終えた安堵感が伝わってきます。一方で、「はい？なんですか？測量士補？そんなもん知りませんけど……？」というツイートも見られ、試験の存在を知らない人もいるようです。

また、「測量士補の試験終わった！今から仙台駅行けるか？」と、試験終了後の予定を考える受験生もいました。「測量士補試験少しだけ先に終了。7-8問分からなかった。」という声もあり、一部の問題が難しかったことが伺えます。

会場の様子についてもコメントがありました。「開始前に投稿したんですけどえらい混んでてこの時間になっちゃいましたね。」というツイートがあり、試験会場が混雑していたことが伝わります。

試験を終えた受験生たちは、次の予定を楽しみにしている様子も見られます。「測量士補の試験終わったからこのままオレスパammoのツーバンダイヤモンドホール向かいますーー！！このためにいっぱい頑張ったんだから！」と、試験後のイベントを楽しみにしている受験生もいました。

一方で、試験会場の環境についての不満もありました。「測量士補の試験会場、クソ暑くて最悪だった。」という声があり、会場の温度管理に問題があったことが伺えます。

試験の難易度についても様々な感想が寄せられました。「測量士補の試験むず過ぎて8割ペン転がして遊んでたけどこれ受かるんか」という声や、「測量士補の試験終わった〜 正直自信は半分位しかない…(:3 」∠)」というツイートが見られ、試験の難しさに対する反応は様々です。

また、「測量士補試験終了。思ってたより簡単だったな。俺はほとんど解けなかったがね。」というユーモラスな感想もありました。中には、「測量士補試験終えました！手応えはそこそこありです疲れた〜」と、手応えを感じている受験生もいました。

試験当日には、「きょう測量士(補)の試験やってんのか島大」というツイートもあり、島根大学でも試験が行われていたことが分かります。

最後に、受験生の家族からの感想も見られました。「今日は妻が測量士補を受験。去年、私が調査士試験を受け終わった日から勉強始めたので、約7ヶ月の勉強期間。数学が苦手な彼女が、日々の仕事、家事や育児、私のメンタルダウンを支えながらの勉強は本当に大変だったと思う。そんな彼女が先ほど自信たっぷりに余裕で受かってくるわ！と言ってくれた☺️」と、家族の努力を称える温かい声が寄せられていました。

このように、SNS上には測量士補試験に対する受験生たちのリアルな声が溢れており、試験に対する熱意や努力が伝わってきます。試験結果は後日発表されますが、受験生たちの努力が実を結ぶことを心より願っています。

測量士補とは、測量士の補助業務を行うための専門資格を持つ職業です。測量士補は、測量士の指導の下で、さまざまな測量作業をサポートし、正確な測量データを提供する役割を担います。測量士補は、土地や建物の測量、地形測量、境界測量、用地測量など、測量業務全般にわたって活躍しています。

測量士補になるためには、国家試験である測量士補試験に合格する必要があります。この試験は、測量法や関連する法規、測量の基礎技術や理論に関する知識を問われるものであり、測量士を目指す第一歩として重要な位置づけです。試験は筆記試験のみで構成されており、測量の基礎的な知識と技術が求められます。

測量士補の主な業務には、次のようなものがあります：

地形測量の補助：測量士の指導のもとで、土地の起伏や形状を測定し、地形図の作成をサポートします。
境界測量の補助：土地の境界を確定するための測量作業を補助し、境界標の設置をサポートします。
用地測量の補助：公共事業のための用地測量を行い、正確な面積や位置を把握するためのデータ収集を補助します。
工事測量の補助：建設工事の際に、建物や構造物の位置や高さを測定し、設計図通りに施工されているかを確認する作業を補助します。
地籍測量の補助：土地の一筆ごとの面積や境界を測定し、地籍図の作成をサポートします。
測量士補の業務は、測量士と密接に連携して行われます。測量士補は、トータルステーションやGPS測量機などの高度な測量機器を使用し、精密な測定を行います。また、測量結果をデータとして整理し、図面の作成を支援することも重要な役割です。これには、CADソフトウェアなどのITスキルも必要とされます。

測量士補は、都市計画やインフラ整備において測量士を補助する重要な役割を果たします。例えば、新たな道路や鉄道の建設、土地の再開発、住宅地の造成など、多くのプロジェクトで測量士補のサポートが不可欠です。また、地震や洪水などの自然災害の際には、被災地の状況を正確に把握するために、測量士補の迅速な対応が求められます。

日本における測量士補の資格制度は、「測量法」に基づいており、測量士補は国家資格としてその業務を行います。測量士補は、測量士と同様に、公正かつ正確な測量を行うための倫理規範や技術基準を遵守しなければなりません。また、測量士補は、定期的な研修や資格の更新が求められ、常に最新の知識と技術を習得することが求められています。

このように、測量士補は測量士を補助し、土地や建物の正確なデータを提供することで、社会の発展と安全に貢献する重要な専門職です。測量士補の業務は、測量士と協力して行うことで、より正確で効率的な測量が可能となり、都市計画やインフラ整備において不可欠な役割を果たしています。

●測量士
以下の①と②の双方の基準を満たす者が合格となります。

午前の択一式の点数が700点満点中、400点以上
午前の点数と午後の点数の合計が1400点満点中、910点以上

●測量士補
700点満点中、400点以上