阪神梅田本店で開催される「第3回 発酵デザイナー小倉ヒラクの発酵マーケット麹/KOJI ~クラフトな酒、味噌、醤油~」は、世界からも注目を集める日本の発酵文化を存分に楽しめるイベントです。
今回のテーマは「麹/KOJI」。味噌や醤油はもちろん、近年注目を集めるクラフトサケも数多くラインナップされています。
イベント期間中は、毎日発酵飲み会が開催され、醸造家や発酵に詳しい方々と交流できます。お酒一杯券を購入すれば、角打ちBARでクラフトサケや日本酒、クラフトビールなどを楽しむことができ、発酵カルチャーについて語り合うことができます。
イベントでは、発酵デザイナー小倉ヒラク氏が各地を旅して集めた発酵食品も販売されます。東京・下北沢にある「発酵デパートメント」から、厳選された6つのアイテムが紹介されています。
例えば、愛知・半田の「ミツカン」の「三ッ判 山吹」は、熟成させた酒粕だけを仕込んだ赤酢。江戸時代からの伝統製法で作られた、芳醇でまろやかな味わいが特徴です。また、佐賀・唐津の「松浦漬本舗」の「松浦漬」は、クジラの上顎のナンコツを酒粕漬けにした珍味。プリプリとした食感が楽しめます。
さらに、北陸エリアのユニークな発酵食も紹介されています。石川・金沢の「四十萬谷本舗」の「金城かぶら寿し夏糀」は、自社農園で育てられた青首かぶらと天然鰤を使った、冬の味覚を堪能できる一品です。石川・輪島の「谷川醸造」の「糀のディップソース」は、国産の米と塩、菜種油を使った、素材本来の味を生かしたディップソースです。
イベントの詳細については、阪神梅田本店のホームページをご確認ください。
発酵食品の魅力を再認識できるイベントでした。特に印象的だったのは、クラフトサケの多様性です。日本酒の技術をベースに、様々な副原料や製法を取り入れることで、個性的な味わいが生まれていることに驚きました。
発酵飲み会では、醸造家の方々から直接話を聞くことができ、発酵への理解が深まりました。発酵食品は、単に美味しいだけでなく、健康にも良いということが改めて分かりました。
今回のイベントを通して、発酵食品への関心がさらに高まりました。今後も様々な発酵食品を試してみたいと思います。