ロック・フィールドとカゴメが業務提携!未来の食卓を創造
ロック・フィールドとカゴメが、野菜の力で健康寿命の延伸、農業振興、持続可能な地球環境を目指す業務提携を発表。両社の強みを活かし、新たな価値創造に挑戦する『野菜と共に創る未来プロジェクト』の詳細と、今後の展開について解説します。
こういうこと
■ ロック・フィールドとカゴメが業務提携し、野菜の可能性を追求する『野菜と共に創る未来プロジェクト』を始動。
■ 両社は、健康寿命の延伸、農業振興、持続可能な地球環境の実現を目指し、バリューチェーン全体での協業を強化。
■ 新商品の共同開発や販売チャネルの相互利用、消費者への啓発活動を通じて、野菜の新たな価値を創造していく。
ロック・フィールドとカゴメが業務提携!未来の食卓を創造
株式会社ロック・フィールドとカゴメ株式会社が、2025年3月11日に業務提携契約を締結し、共同記者会見を開催しました。両社は『野菜と共に創る未来プロジェクト』を新たに立ち上げ、「健康寿命の延伸」「農業振興」「持続可能な地球環境」といった社会的価値と、双方の経済的価値を同時に追求していくことを発表しました。
記者会見では、両社の代表取締役社長が登壇し、業務提携契約締結の経緯や、共に目指す姿について説明しました。ロック・フィールドの古塚孝志社長は、生産者から提供される全国の野菜や伝統野菜などを惣菜を通して消費者に届け、「日本の食の懐の深さ」を再認識してもらうことで、「食から始まる文化」創造に貢献したいと述べました。また、生産者と消費者の間に立ち、双方をつなぐ役割として、お客様の声や反響を生産者にフィードバックする仕組みを構築し、環境価値、社会価値、経済価値を創出していく考えを示しました。
カゴメの山口聡社長は、「畑は第一の工場」という考えのもと、畑からお客様までを一貫するバリューチェーンを構築していることを説明しました。農業研究で得た品種や栽培技術を活かした野菜の栽培、飲料や食品への加工、多様な販売チャネルの展開、野菜の栄養素に関する研究や管理栄養士による情報発信など、カゴメが持つリソースを最大限に活用し、新しい需要創造にチャレンジしていく意欲を示しました。
業務提携契約の経緯として、両社は2017年より「Social Good Collaboration」の理念を共有し、野菜の彩りやおいしさ、栄養価を最大限に活かした商品の共同開発を通じて、生活者の健康寿命の延伸を目指してきました。昨今の野菜を取り巻く環境の変化を受け、協業をさらに強化し、「農業振興」や「持続可能な地球環境」の実現にも貢献していくため、今回の業務提携に至りました。
『野菜と共に創る未来プロジェクト』では、「健康寿命の延伸」だけでなく、「農業振興」や「持続可能な地球環境」といった社会的価値を追求しながら、双方の経済的価値も同時に高め、生産者・消費者といったステークホルダーへの提供価値「野菜のチカラで彩り豊かで笑顔あふれる食卓を提供し、農業をサステナブルに。」を目指します。従来の「商品の共同開発」での協業から、「バリューチェーン全体にわたる協業」へと発展させていきます。
具体的な取り組みとして、野菜の共同産地開発や共同調達、栽培技術研究、野菜の端材の利活用、機能性野菜を使用したサラダや手軽に野菜がとれる商品の開発、駅ナカでの販売やチャネルの相互利用、ロック・フィールドへの「ベジチェック」設置などが挙げられました。これらの取り組みを通じて、両社は野菜の新たな可能性を追求し、食卓を豊かにするとともに、持続可能な社会の実現に貢献していくことを目指します。
今回のロック・フィールドとカゴメの業務提携は、非常に興味深い動きだと感じました。両社がそれぞれの強みを活かし、単なる食品メーカーとしての枠を超えて、社会的な課題解決に貢献しようとする姿勢に感銘を受けました。
特に、『野菜と共に創る未来プロジェクト』において、「健康寿命の延伸」「農業振興」「持続可能な地球環境」という3つの社会的価値を同時に追求しようとしている点が素晴らしいと思います。現代社会においては、食のあり方が健康問題や環境問題と密接に関わっており、企業がこれらの問題に積極的に取り組むことが求められています。
両社の取り組みは、単に美味しい野菜を提供するだけでなく、消費者の健康意識を高め、持続可能な農業を支援し、地球環境への負荷を軽減することにつながる可能性があります。例えば、機能性野菜を使用した新商品の開発や、野菜の端材を有効活用する取り組みは、食品ロスの削減や資源の有効活用に貢献します。
また、ロック・フィールドが持つ惣菜開発力と、カゴメが持つ野菜に関する研究開発力、そして両社の販売チャネルを組み合わせることで、これまでリーチできなかった顧客層にもアプローチできるようになるでしょう。これにより、より多くの人々に野菜の魅力を伝え、健康的な食生活を支援することができると期待できます。
さらに、ロック・フィールドに「ベジチェック」を設置することで、消費者は自身の野菜摂取量を手軽に把握し、食生活を改善するきっかけを得ることができます。このような啓発活動を通じて、消費者の健康意識を高め、野菜の需要を拡大することも期待できます。
今回の業務提携は、食品業界における新たなビジネスモデルの可能性を示唆していると感じました。企業が社会的責任を果たしながら、経済的な価値も追求するという、持続可能な社会の実現に向けた重要な一歩であると言えるでしょう。今後の両社の取り組みに、大いに期待したいと思います。
ここがミソ
Q. ロック・フィールドとカゴメはなぜ業務提携をしたのですか?
A. 健康寿命の延伸、農業振興、持続可能な地球環境の実現という共通の目標を掲げ、互いの強みを活かしてより大きな社会的価値と経済的価値を創造するためです。
Q. 『野菜と共に創る未来プロジェクト』とは、どのようなプロジェクトですか?
A. 野菜の力を最大限に活用し、彩り豊かで笑顔あふれる食卓を提供するとともに、持続可能な農業を目指すプロジェクトです。
Q. 具体的にどのような取り組みが行われる予定ですか?
A. 野菜の共同産地開発や共同調達、機能性野菜を使用した新商品の開発、販売チャネルの相互利用、野菜摂取を啓発するプロモーションなどが計画されています。
Q. 両社の強みはそれぞれ何ですか?
A. ロック・フィールドは惣菜開発力と顧客接点、カゴメは野菜に関する研究開発力と幅広い販売チャネルを持っています。
Q. 今回の提携で、消費者はどのようなメリットがありますか?
A. より健康的で美味しい野菜を使った商品を手軽に楽しめるようになり、野菜に関する知識を深める機会も増えます。
Q. 農業にはどのような貢献が期待できますか?
A. 共同での産地開発や栽培技術研究を通じて、持続可能な農業の実現に貢献することが期待されます。
Q. 新商品の開発では、どのような野菜が使用される予定ですか?
A. カゴメの健康価値が高いトマト、ブロッコリー、たまねぎなどの野菜が使用される予定です。
Q. 販売チャネルの相互利用とは、具体的にどのようなことですか?
A. ロック・フィールドの商品をカゴメの販売チャネルで販売したり、カゴメの商品をロック・フィールドで紹介したりすることです。
Q. 「ベジチェック」とは何ですか?
A. 野菜摂取量推定機で、ロック・フィールドの店舗に設置され、普段の野菜摂取量を把握し、野菜を摂るきっかけを提供するものです。
Q. 今後の展望について教えてください。
A. 両社は今後も協力し、野菜の新たな可能性を追求し、食卓を豊かにするとともに、持続可能な社会の実現に貢献していく予定です。
みんなが思いそうなこと
💬両社の提携、食卓がより豊かになる予感がしてワクワクしますね!
💬健康寿命の延伸を目指す取り組み、応援しています!
💬農業振興への貢献、素晴らしいですね。生産者の方々も喜んでいるでしょう。
💬持続可能な地球環境への配慮、企業の責任として大切ですね。
💬野菜の力で未来を創る、素敵なプロジェクトですね!
💬販売チャネルの相互利用、より多くの人に届くのは嬉しいですね。
💬ベジチェックの設置、自分の野菜摂取量を知る良い機会になりそう。
💬生産者と消費者をつなぐ役割、素晴らしい取り組みですね。
💬未来の食卓がより彩り豊かになること、楽しみにしています!
💬ロック・フィールドさんの惣菜開発力、素晴らしいですね。
💬野菜の端材の有効活用、食品ロス削減に貢献できますね。
💬食生活改善のきっかけになる取り組み、応援します!