【波紋】東京女子医科大、推薦入試で受験生の親族から寄付金  闇が深すぎる

東京女子医科大学(東京都新宿区)が、医学部卒業生の子女を対象とした推薦入試において、受験生の親族から寄付金を受け取っていたことが明らかになりました。同大の同窓会組織「至誠会」も出願資格を審査する際に寄付を受け取っており

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東京女子医科大学(東京都新宿区)が、医学部卒業生の子女を対象とした推薦入試において、受験生の親族から寄付金を受け取っていたことが明らかになりました。同大の同窓会組織「至誠会」も出願資格を審査する際に寄付を受け取っており、2018年から2022年の5年間で、受験生側から両法人への寄付額は少なくとも約3400万円に上っていたことがわかりました。文部科学省は、入学に関する寄付金の収受を禁じており、同大学に報告を求めています。

問題の推薦入試は、3親等以内に至誠会の会員(卒業生)か準会員(在校生)がおり、同会の推薦を受けた生徒が対象で、2018年に始まりました。同会は毎年9月初め頃に推薦依頼の受け付けを開始し、同月下旬に筆記と面接の試験を行い、東京女子医大に推薦する受験生を10人程度選んでいました。推薦を得た生徒は11月に同大で試験を受け、合否が決まる仕組みでした。

この問題に対して、SNS上では多くの意見が飛び交っています。「東京女子医科大の件、推薦入試で寄付金を受け取るのは問題ですね。学力と関係なく入学できる状況は公正さに欠けます。医師国家試験の合格率も影響を受けかねません。日本の医療の質を保つためにも、透明性と公正さが必要です。」という声が上がっています。また、「合格率を上げるために成績の悪い生徒には医師国家試験を受験させない大学がある」という指摘もあり、公正さが求められています。

大学側の透明性と公正さに対する疑問は、医療教育の信頼性にも影響を与える可能性があります。「大学生にもなったら自分で学べるはずだが、私大医学部では学生は(授業料払う親が)お客さん。特に底辺大学は何が何でも国試に合格させるよう教員に指令が下る。まるで予備校か学習塾よろしく、二十歳を過ぎた人間に手取り足取り指導を入れた結果の国試合格率は、あまり参考にならないと思う」という声もあり、教育の質の維持に対する懸念も示されています。

今回の問題は、医療教育の信頼性と公正性を確保するために、透明性の確保が必要であることを改めて浮き彫りにしています。東京女子医科大学は、この問題に対して適切な対応を求められています。

twitterより

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