2020年4月の開催予定から延期が続き、幾多の困難を乗り越えて開催されたTHE YELLOW MONKEYの東京ドーム公演。3年半ぶりの東京ドーム公演「THE YELLOW MONKEY SUPER BIG EGG 2024 “SHINE ON”」は、5万人の観客を熱狂の渦に巻き込んだ。
開演前から高鳴る観客の鼓動は、カウントダウンと共に高揚感を増し、メンバーが登場すると会場は熱狂の渦に。永遠のアンセム「バラ色の日々」から始まり、新曲「SHINE ON」を含む代表曲の数々が披露された。
吉井和哉の力強いボーカルと、エマ、ヒーセ、アニーの息の合った演奏は、観客を魅了。特に、吉井が喉の病気の治療を受けていた期間に生まれた「人生の終わり(FOR GRANDMOTHER)」は、彼らの強い意志を感じさせる感動的な楽曲だった。
アンコールでは、再集結時の“表明曲”「ALRIGHT」で再び前進することを宣言し、最後の最後に「WELCOME TO MY DOGHOUSE」を披露。メンバーと観客が一体となり、最高の盛り上がりを見せた。
この公演は、単なる復活ライブを超え、新たな章の始まりを告げるものだった。彼らの音楽は、困難を乗り越えてきた彼らの歩み、そして未来への希望を物語っていた。
THE YELLOW MONKEYの東京ドーム公演は、単なるライブを超えた感動的な体験だった。彼らの音楽は、過去と現在、そして未来を繋ぐ力強いメッセージを奏で、観客の心を揺さぶった。
特に、吉井和哉のMCは、彼らの歩んできた道のり、そしてこれからの決意を感じさせるもので、胸を打たれた。彼らの音楽は、人生の喜び、苦しみ、そして希望を歌い上げ、多くの人の心に響く力を持っている。
今回の公演は、彼らが再び輝きを取り戻したことを証明するものであり、今後も彼らの音楽が多くの人の心を魅了していくことを確信させた。